この前、仲間のカイルとかずこがはじめた
岡山県のパミモミで
二回目となるパーマカルチャー実践コースを行った
実践コースの様子は下
カイルの職人っぷりと
働きっぷり(超多動症)に
圧倒される
一年でもの凄い場が進化している
トップの写真は
アメリカから有名なツリーハウス作りの職人が来日して
参加者とワークショップで作ったもの
計画なしにその場でみんなで作り上げたとか
横から見るとこういう感じ
SUPER COOL!!!
こういう幻想的なパーマカルチャーが好き
もう一つ、とっても美しい作品が
軸組工法で作っているリビングルーフ付きの家
パミモミから見える景色
朝には雲海が樹冠の上を漂う
屋根にはまだ植え込みをしていないけど
籾殻から稲が芽をだしている
この建物もカイルの知り合いの
有名なtimber-frameの職人が
ワークショップで一部建てたもの
軸組工法なので釘やビスの様な金物は使わない
筋かえとかも入れない
固めて強度を作るのではなく
しなやかな建物で
地震とか台風とともに動ける仕組み
日本の伝統工法と同じく
土台は石
その上に柱がのっている
この石は巨大で
半分くらいは地面に埋まっている
カイルが創造した小民家の中の
今はその上に布団が敷いてあって
冬はかなり快適に寝れると思う
カイルが作るものは美しい
【パミモミの概要】
上籾という限界集落で
カイルとかずこは1万坪の土地を
ほぼただで手に入れて
着々と再生している
パミモミは1万坪くらいで急斜面の土地
そこには棚田、畑、果樹園、林など
生活に必要なものはそろっている
(地滑り警戒区域は気になるけど)
温故知新 x 和洋折衷
自然建築ワンダーランドみたいな場所
【パーマカルチャー実践コース】
2週間のパーマカルチャーデザインコース(PDC)を
フィルとカイルと4年間開催してきたんだけど
毎年のようにもっともの作りをしたいという声を聞く
PDC自体は基本的に
地球の仕組みを理解して
生活のデザインをするための
座学ベース(結構テクニカルな世界)の講座
いろいろもの作りをする講座ではない
けど、作る方がモチベーションは上がるよね
実感もわくし
ま、そんな経緯で新たに実践コースをはじめた
難しのは、DIY=パーマカルチャーではない
自分で必要な要素(畑、田んぼ、家具、家、
ロケットストーブとか)を作る生活も
必ずしもパーマカルチャーとはいえない
全体のつながりを意識しながら
関係性(要素と要素の間の)のデザインを
するところにパーマカルチャーの意味が現れる
だから、ただ適正技術(appropriate technology)を
作ればいいってワケではない
(実際、使えない、使われないものも多い)
全体性を意識しながら
生態学、地理、熱力学、精神性、歴史、システム思考などを
交えながらDIY的な作業を毎日した。
毎日、テーマがついていて
初日はPEOPLE 人
そこは僕とフィルが担当して
共感コミュニケーションや
コミュニティデザイン、
土地とのつながりをみんなと実践した。
その他の日のテーマは
TREES 木
EARTH 土
FIRE 火
WATER 水
フィルがデザインした
ソーラーフードドライヤー
(自然乾燥機)
ホームセンターで買える商品で
誰でも作れることもポイント
実用的にするために
様々な重要な工夫が施されている
使いやすさと求めている結果がでることは
とても重要で難しいデザインポイント
ロケットストーブ作り
基本的なデザインはネットに多くでているけど
このロケットストーブの特徴は
断熱材が土と籾殻であること
普通だと環境負荷が大きい
パーライトとセメントを使ったりする
有機物質を使うことの難しさは
着火してしまうこと
カイルはそこは工夫していると言ってた
パーティー担当のマイケル
僕たちの合宿には彼の存在は欠かせない
雰囲気作り、アースオーブンの火入れ、
ピザとパン作り、DJ、シンプルな言葉で
深い愛を表現することが担当
僕と彼は、いつも天然酵母とパンの話で盛り上がる
みんなで大工作業
屋根を作ったり、壁をつくったり
初めて電動工具を使う人も多いけど
実践する機会さえつくれば
みんなすぐにできるようになる。
水の日は
去年設置した貯水タンクに
湧き水を通すパイプをつなげる作業と
泥を取り除く手作りフィルターを
作る作業をした
貯水タンク用のフィルター作り
湧き水と貯水タンクの間に入る
砂利の入ったフィルター
水のシステムデザインには
Art Ludwigの"Water Storage" 「貯水」を参考にしている
水、貯水、排水の名オタク
水についてかなり研究をしてきた実践者
実践コースをまた来年やる予定なので
興味があれば COME JOIN US!!!
実践コースとは関係ないけど
今、パミモミでは田んぼの学校をやっているよ
耕さない田んぼの会 in 岡山2020
募集開始!
2019年10月から, 第3期通年コース スタート!
冬期湛水不耕起移植栽培xパーマカルチャー
無除草、不耕起、無肥料、無農薬で、生き物と一緒に作るお米。
環境にも人にも優しいお米作りを、仲間と一緒に学びませんか?
特別講師:50noen 五十嵐武志先生
冬期湛水不耕起移植栽培の第一人者、
岩澤信夫氏に師事。後に千葉県南房総市で「50Noen」を立ち上げ、耕さない、除草しない、肥料を撒かない、農薬を使わない米作りを、10年以上実践している。
先生の一言「お米づくりにおいて、まず、イネ・生き物・水田雑草との付き合い方、田んぼというフィールドの基礎を知ることがとても大事です。そうすると、おのずと最適な農法(方法論)を選択することができ、結果として、適切な量のお米が実ります。この棚田で1年間を通して得たものを、これからのご自身の暮らし、仕事、自然とのつきあい方に活かしていただけたら嬉しいです。」
参加費:6万円/年間
(お支払い方法、金銭的に難しいなど何かございましたら、一度ご相談ください。)
【パミモミについて】