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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

このブログでは僕のワークショップ(WS)やイベントの告知をしています。
WSの最新情報や活動の近状に興味ある方はメーリングリストに入ってください。
右の欄にメールアドレスが書かれています。

東京からサステナブル(持続可能な/共生的)社会を育むための実験と実践を行っています。
世界の最新情報やスキル(技術)を学び、
それを体感型のワークショップで日本に紹介しています。
パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション(NVC)、禅(マインドフルネス)、
システム思考、ユースのエンパワーメントなどが活動の軸です。
活動仲間や企画者を常に募集しています。
よろしくお願いします。

次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!
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Sunday, January 12, 2020

【セッションの映像】海の社会変革トーク2020年1月12日とシステミック・アクティビズム



今日の「イマジン!アクティビズム」のオンラインセッションで、最近の社会変革のインスピレーションについて話した。僕の三つの軸になっている、意識、生活、社会の仕組み(システム)のフレームから、プラムビレッジ(禅の僧院)での体験について話した。

平和活動をするために欠かせないのが、マインドフルネス
一瞬一瞬の平和の実践

そして、健全な生活をおくりながら
システムに働きかけること

その話をアップしたので関心がある方は check it out. (29分)

*まだ、理解を整理しながら日本語で表現を練習中だから、ちょっとまだ自分が求めている表現の鋭さとニュアンスが足りないけど(と自己評価している)、重要な部分が伝わることを願っている。


KAI'S ACTIVIST TALK 2020.1.12




EXPLANATION OF REIMAGINING ACTIVISM GUIDE page 27~37

編集も何もしていないけど、本題(Reimagining Activism Guideの内容の解説)もアップした。(53分)。





REIMAGINING ACTIVISM GUIDE TRANSLATION

以下は、NVC仲間の安納ケンと鈴木重子が翻訳してくれたReimagining Activism Guideの序章とシステミック・アクティビズムの10原則(次回のセッションで話す予定)。

前書き

今日のほとんどの活動家と社会変革リーダーは、私たちの生活と政治経済システムに大きな変化をもたらすことによってのみ、持続可能な未来が可能になると主張するでしょう。 しかし、多くのキャンペーンや戦略では、これは反映されていません。 新自由主義資本主義が多くの生態学的および社会的問題の根本にあることに同意する人は少なくありません。 しかし活動家の多くにとって、システムの変革、大転換、パラダイムのシフトなどの用語は大きすぎ、ユートピア的または抽象的すぎて、具体的な戦略とステップに分解するのが非常に困難です。もし小さな小さなステップを達成するのがすでに非常に困難な場合、そしてしばしばそれらを達成しないことが多い場合、ユートピアに向かって働くことはどのような意味を持つでしょう?

経済システムとそれを支える土台になる文化を変えるという考えは、不可能な作業のように思えます。 しかし、現在のシステムは自然の法則によって与えられたものではありません。 実際は、人間によって作られ、形作られ続けています。 そして、私たちはそのような人間の一員として再びそれを変えることができます。 実際、私たちがこの仕事を共同で行った場合にのみ、現在と将来の世代が自然と調和して繁栄する、より公平ではるかに平等な社会を作る機会が得られます。

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私たちは資本主義の中で生きています。 その力は逃げられないように感じますです。しかい王の神権もそうでした。 すべての人間の力は、人間によって抵抗することや、変化させることができます。アーシュラ・クローバー・ル=グウィン
======

このハンドブックの目的は、大転換の夢を実現することを手助けをすることです。Smart CSO Labによって集められ、生成されたアイデアと経験に基づいて、このより深い変化に有意義な貢献をしたい活動家にガイダンスとサポートを提供したいと思っています。

気候変動、貧困、平等、健康、移民、男女平等などの多様な問題について、取り組んでいる草の根活動家や社会変動指導者を支援するために書かれました。 これは、社会や経済の代替モデルの構築と提唱のに既に関与している、または構築に専念している人のためのものです。 彼らは皆、公正でエコロジー的に持続可能な世界に向けて働き、深いシステミックな変革のためのより効果的な戦略を作る方法を学ぶことに熱心です。

Re.imagining Activism(アクティビズムを再想像する)は、組織や、キャンペーンを替えたいときのための実践的なアドバイスや自分に落つことができる質問を提供します。また、別の方法でシステムの変革に積極的に取り組みたいときに役に立ちます。 どのような障害を克服する必要があり、それをどうやって達成できるのか?この中には、興味深い経験を持っている他の活動家の例とケーススタディがあります。

小さな忠告:これは世界を変えるためのレシピ本ではありません。 簡単な答えはありません。 システミックな変革の作業には、実験を繰り返すことと深い水へ飛び込む行動が必要です。 しかし、他の人からどのように飛び込むのが最善かを学ぶことができます。 グレートトランジション(大転換)は、新しい世界への飛躍です。 大胆なビジョンがなければ、世界を変えることはありません。 今日不可能と思われることは、明日現実になる可能性があります。

読者が活動している状況は、場合によっては大きく異なります。 私たちはこれを考慮し、さまざまな状況を扱うことで、幅広い活動家が大転換に関与できるようにしています。 特にプロのチェンジ・エージェントとボランティアの活動家の間に重要な違いはありますが、共通の課題は違いを上回り、大転換が成功するためには既存の違いを克服することが根本的に重要です。


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システミック・アクティビズムの10原則

以下は、私たちの実践のコミュニティでシステミック・アクティビズムについて学んだ最も重要な教訓を要約する試みです。このガイド(小冊子)では、これらの原則を参照します。私たちは、それらを心に留めることで違いを生み出せると信じています。

1.システムの変革は、不確実性があるために複雑系ではコントロールすることができません。戦略を立て、学び、行動を起こしながら順応してください。

2. 根底にある信念体系と他社の信念体系を理解することを学ぶことにより、意識を継続的に拡大し続けてください。

3.戦略を長期的に考えます長期的な成果のために短期的な戦いに負けても大丈夫です。

4.常に効果的なレバレッジポイントと根本原因を探します。それらの事柄の周りにキャンペーン(運動)を企画します。

5.主な敵はシステムとそれを支える文化です。それが人々の行動を形作ります。権力を持と特権を持っている人たちでさえ、システムにがんじがらめになっています。

6.さまざまなレベルの変化(文化、政治、ニッチ)に対する行動の影響と、それらが触媒できるフィードバックループを常に考慮してください。

7.最終的には、大転換は再民主化された審議の結果として新しい社会的解決につながります-それは少人数のエリートによって決めることはできません。

8.常に、あなたの活動やあなたが語る物語の中を通して、思いやり、共感、創造性などの内在的なな価値を表現し、奨励するようにしてください。

9.正直であること-もし正直さが危険にさらされている場合(たとえば、自分の価値を犠牲にしなければならない場合)、戦術への過度の依存は問題になる可能性があります。

10.ムーブメントの中で抑圧の構造(性差別、人種差別、不平等)を再現してしまうことを避けましょう。

Saturday, November 30, 2019

【社会変革】ノンバイオレント・リーダーシップ・リトリート1日目のノート


二日前から準備で広島に来て
海外のトレーナーと共に空港から直接
広島平和記念資料館に向かった
「たべるたべる」と叫ぶ娘と一緒にいたから
あまり集中できなかったけど
(その命の純粋さに救われている面もある)
体験もしたことのない悲劇を
思い出して心が固まる感覚があった

今も、シリア、イラク、パレスチナ、
アマゾン、香港、ミャンマー、
中国、アメリカ、南米。。。。で
ものすごい暴力的な大惨事が起こっている。

どうすれば止められるのだろうか。。。

そんなことを考えている僕は
とても平和な環境で生活できていることに
大きな感謝を感じている
それも多くの人の努力と愛から
育まれた豊かな世界
ありがとう

そんな感謝の気持ちから
こういう活動をしている

ここ二日、
チームで丁寧に準備を進めていく中で
学んだことを簡単にシェアしたい

僕たちが扱う大きなテーマが「リーダーシップ」
「リーダー」は誰でもなれる
気づかなくっても、様々な場面で
僕たちはリーダー的な役割を担ったりする

このリトリートで僕たちが見つめたいことは

  • リーダーにたいする期待や評価
  • リーダーであるときに、周りの期待から生まれるプレッシャー
  • 周りの期待に応えられないという恐れ
  • 自己犠牲的リーダー像
  • どう評価されるか、されているかが分からない無防備さ
  • その無防備さが表現できない窮屈さ(親でも、先生とかでも感じるよね)
  • ランクが高いときに、ちょっとした表現が引き起こす、痛みや問題

もう一つ、学びになったのがEQUALITY(平等)とEQUITY(公平)の違い


左から右へ
現実 平等 公平 解放

NVC(非暴力コミュニケーション)は
主に個人レベルの関係性を扱う傾向があるけど
そもそもシステムや構造的な差別や抑圧を
含めると、もうちょっと複雑になってくる

今の現実は一部の人が様々な特権を持っていて
多くの人が資源やパワーにアクセスできない
状況が文化、法律、教育などでできてしまっている
*ただ、それらは文脈で変わる

平等は、上の絵みたいに
みんなに同じ大きさの箱を配ればいいという発想
でも、そもそも背の高さが違うと
求めている資源にはアクセスができない

公平は、それぞれの状況に合わせて
必要なサポートをして
同じスタート地点に立てるように工夫すること

さらに解放は、
そもそもなんでバリヤー(境界線)があるのかを
問いはじめて、それを取り除くことに
取り組むこと

って感じで僕は理解している。

みんなが自由に豊かな暮らせる社会を目指して
僕は学び続けて、自分の中の愛を育みたい

つづく

リトリートの告知ページにいろいろ参考になる
情報が詰まっているので
CHECK IT OUT!

11月30〜12月7日 2019 ノンバイオレント・リーダーシップ・リトリート for Social Justice@広島


*もうすぐブログとメルマガを移行するよ
Google商品から卒業を目指している最中!

Friday, July 5, 2019

【ソーヤー海の経済学】シューマッハカレッジより、経済についての学び方(pedagogy)by ジョナサン・ドーソン

シューマッハカレッジからの学びのシェア


【前置き】

シューマッハカレッジの学校としての特徴の一つは、少人数で多様な観点から学ぶこと。3つのH
HEAD 頭・頭脳
HEART 心・精神性
HANDS 手・実践
の全部をとりいれたフォーマル*な教育の場

*フォーマルの他に、日々の生活の様なインフォーマルな場(台所、ガーデン、お店、近所との雑談、読書、映画、ブログとか)でも、学びを僕たちは常に経験していると思う。自分の日々の生活を観察しても3つのHで常に学んでいるし、赤ちゃんや子供は「学校」でないインフォーマルな世界で爆発的に成長していく。人間はどんな状況でも学び続けるけど、「学校」の様な意図的な教育の場には特殊な共同体としての学びの役割があると思う(学校教育に20年以上洗脳されているだけかもしれないけど)。

今回のシューマッハカレッジ体験プログラムの中では、3Hとサティシュ・クマールが提唱している3S(Soil, Soul, Society)を体現する、楽しく多様で時には試されるプログラムを創造してみた。


共生革命家として、とくに僕が関心があるのは個人の変容 x 社会変革。

そんな思いもあり、「経済」のセッションを二つ入れた。僕たちの日々の生活の困難から、人類が直面している大きな社会問題(環境破壊、気候変動、戦争、格差)の根源の一つが経済システムだと信じはじめた。とくに、neoliberal economics(新自由主義経済), global economic system(グローバル経済システム), industrial growth society(産業成長型社会)などがキーワードとして良く聞く。

一つ目が、一緒に活動しているヘレナ・ノーバーグホッジの【幸せの経済:グローバリゼーションからローカリゼーション】のレクチャー。

二つ目が、ジョナサン・ドーソンの創造的ペダゴジーのセッション。
なんじゃそりゃ?

今回はジョナサンのセッションをシェアしたい。体感型のワークだから深くは共有できないけど、僕が通訳をしながら書いた走り書きメモより。

僕の解釈と勝手な補足付きなので、あくまでソーヤー海の捉えたジョナサンの話。



【本題:ジョナサン・ドーソンの経済学】

講師:ジョナサン・ドーソン(Jonathan Dawson)氏(英国シューマッハカレッジ経済学部長)

長年、スコットランドのフィンドホーンにあるエコビレッジで活動。前グローバル・エコビレッジ・ネットワーク代表を務める。後、英国デボン州に移り、シューマッハカレッジ経済学部長に就任。エコビレッジ関係者からなる教育機関 Gaia Education において、エコビレッジのベストプラクティスを使った持続可能な経済を学ぶカリキュラムのオンライン教材を執筆。ドーソン氏は同プログラムをブラジル・スペイン・スコットランドの大学・エコビレッジ・地域センターで教えている。研究者・文筆家、アフリカおよび南アジアでのビジネスコンサルタントとして、約20年の経験を持つ。


僕が教える経済は、「経済学」というよりもcreative imagination(想像力)なんだ。

今、イギリスやアメリカで経済学部の学生が素敵な反乱を起こしている。現在の壊れた経済の根底にある経済思想(新自由主義経済など)を教える教科書や講義を変えろと訴えている。ハーバードでもそのような動きがある。僕も「教科書(経済思想)さえ変えられれば」と昔は思っていた。でも、教科書や講義の内容を交換するだけじゃだめだと思いはじめた。

今は、pedagogy(教育学、教授法)に焦点をあてている。そこに、一番大きな変化の可能性があると信じている。

KAI 補足:ジョナサンは、カリキュラム(教育課程・コンテンツ)
What(なにを?)と、Pedagogy*(教授法・教育学)How(どのように?)の違いを強調していた。情報(教科書、講義の内容)よりも、「学び方」、「在り方」、「知恵とは?」などを変えることの大切さを話していた。

*因に、pedagogy関係でオススメの本がPedagogy of the Oppressed 被抑圧者の教育学 by パウロ・フレーレ。フレーレと活動していた教育学者のアシスタントティーチャーをカリフォルニア大学サンタクルーズで務めてたこともあり、教育活動家・革命家であるフレーレに僕は大きく影響されている。フレーレは、学校で行われている一般教育を「銀行型教育」とよんだ。

「銀行型教育」とは、教師は空の銀行口座のような生徒に、まるで預金を繰り返していくように知識の伝達を行う教育形態を例えている。フレイレは、この銀行型教育に否定的であった。なぜならば、この教育を通じて、生徒も教師も共に「非人間化」されてしまう上に、社会における抑圧的な態度や行動が助長されてしまうからである。 wikipediaより

ジョナサンの話にもどると

今の経済の前提を見てみよう
 
1。経済成長は必要なことだ。マーケットを通るものはすべて(人類にとって)良いものだ。
ここで、みんなに問いかけたい。マーケットを通る商品やサービスで(人類にとって)良くないものは思いつくかね?

例えば、石油汚染。大事故で石油がこぼれると、それをきれいにするための経済活動が起きるんだ。お金が多く動いて、GDPが上がる。戦争も。戦争で破壊された国を再建するために、お金が動く。GDPが上がる。福島原発事故も。
KAI補足:Wall Street Journalのブログでこの現象について書いてある。BP社の原油流出事故「2010年メキシコ湾原油流出事故」で環境が大規模に汚染され、生態系が崩れ、多くの動物が死んだ。影響された地域の漁業関係者や観光業の人なども仕事を失ってしまった。しかし、それをそうじするために動くお金と雇用される人を考えると、GDPが上がる。


2。マーケットを通らないものは価値のないもの

ここでまたみんなに問いたい。マーケットを通らないもので、価値のあるものはあるかね?

例えば、親がこどもを育てることとか。母乳を子供にあげたり。ボランティア活動。被災地で支援をする人とか。森が水を浄化する作用とか。川とか。

じゃ、こんどは一般教育の前提を見ていこう
  • 知識とは、受動的な学生の頭にダウンロードするものである
  • 学びとは、個人が他の人と競争しながら個人的な成長を目指す取り組み。例えば、テストを受ける時に協力しあうことを、cheating(カンニング)とよぶ。
  • intellect (知性・頭で学ぶこと)がゆういつの学びかた
  • 教育は頭の中で起きるもの。体は、脳を運ぶ道具にすぎない
ここからやりたいのがRETHINKING ECONOMICS(経済学を捉え直そう!)
経済学者で、研究費のほとんどをシアター(演劇)に当てているのは僕だけだろう。僕はシアターが大好きなんだ。
KAI補足:ここから、みんなで氷山を30人で作ってみた。30人で三角形を描く感じ。

一番下の15人くらいがマーケットを通らない、生態系の役割・産物を象徴している。真ん中にいる10人くらいがマーケットを通らない(給料のない仕事)、ボランティアや親などが行っている仕事を象徴している。

このふたグループが氷山のしたの部分を描いていて、みんな座って氷山の上の方向を見ている。

 一番上の5人くらいが資本主義・マーケットを象徴している。彼らは立って、残りの人(生態系や給料のない人の働き)を見下している。去年は、頂点にいる一人の人がお金を象徴していた。

そこから、幾つかの誘導があった。

まずは、頭・思考のボリュームを下げること。そして、体で感じていることに意識を向ける。ここで、静かな時間をとる。

次に、声を出したい人は、頭で考えたことではなく、体から現れている声をだすことを誘われる。ここで、またゆっくり時間をとる。

最後に、体が動きたくなったら、自由に動いていいと指示がでる。

体感的なワークだから、あまりここで説明する意味がないと思うけど、そのような経済システムを体で感じるワークをやった。?の人もいたけど、かなり感情が動いた人もいた。経済学がこういうものだったら、経済を学んでいたかもっていう人も。

Theater of the Oppressed(被抑圧社の演劇)という演劇の分野からインスピレーションをうけているワーク。ジョナサンがブラジルで経済のプログラムをやったときに、学生とともに考えたワークらしい。これが完成型であるわけではなく、みんなも自分で考えてデザインし直して実験してみるといいと言っていた。
 

感情や体の英知、集合的な英知を引き出す学びの実験
情報ではないけど、心の動きに働きかける

考え深い
いくら不条理や世の中のバッドニュース、事態の緊急性を訴えても、大多数の人は動かない感じがする。人間の習性なのか、情報麻痺しているのか、学校教育で非人間化されたのか。情報や内容が根源的なポイントじゃなさそう。もっと体感や心の動きがないと、人類が抱えている問題を解決する流れができないのではないかと思った。

経済と教育、社会変革について考えさせられた有意義な時間だった

最後に、ジョナサンがワクワクしている新しい経済理論、ドーナツ型経済の話をしようとしたら時間が切れてしまった。あら〜

終りの方に、彼が残した素敵なことば

What if instead of economics that grows regardless of whether it increases well-being

We had economics that grows well-being regardless of economic growth

創造してみて欲しい
(個人や社会の)健全さと関係なく成長する経済より
経済成長と関係なく健全さが成長する経済になる未来を



ジョナサンのこんな記事があったよ

「生態系を踏まえた新たな経済理論をどのように再設計するか」

Tuesday, July 2, 2019

サティシュ・クマールの家を訪ねて6月2019年

イギリスから帰って来たよ〜
いまは長旅からの養生中



サティシュおじさんからの深い学び

僕がサティシュクマールと出会ったのは
2005年、大学4年生(米国のUCSC)だった。

そこから数年間はつながりを失ったものの
日本で辻信一さんと活動するようになって
2014年あたりにサティシュと再会できた
いまは毎年、彼に学ぶシューマッハカレッジ体験の
企画をさせてもらっていて
彼と過ごすことを通して
自分の愛と奉仕者としてのこころを養っている


【昔話】

サティシュと僕だけで温泉にいたことがある
「問答個人セッション」@温泉

僕にはとてもきになる問いがあった

「2年間の巡礼をしていたときは
お金を持たなかったのに、
なぜ、今はお金をもつ生活に変わったのか?」

お金持ちがある日、深い気付きのもと
すべてを手放して仙人になる話はたびたび聞くけど
サティシュの場合はちょっと逆パターンな気がした。
なぜ、給料や所有の世界に戻ってきたんだろうと
不思議に思っていた。

サティシュが答える

when you end your pilgrimage
people stop supporting you
巡礼を終えたら、
みんなが支えてくれなくなったから

普通過ぎる答えに拍子抜けする僕
確かに。。。

深いことも言うし
普通なことも言うし
適当なことも言うし
でもいつもやさしく
愛に満ちている感じがする
そういうところがチャーミング


【サティシュの家を訪ねる】

今年は、はじめてサティシュとジューン(妻)の家に行った。
彼らは、シューマッハカレッジから
車で二時間くらいの町に住んでいる。

電車で向って彼らの町に一番近い駅に到着したら
サティシュおじさんが “Kai, Kai, welcome, over here”と
手を振りながら笑顔で僕らを迎えてくれた。

そして、すかさず僕が抱えていた
家族3人分の重い荷物に手を差し伸べて
“here let me help you with this”と言ってくれた
そしてみんなで彼の車に向った

至って普通な感じの流れだけど
82才にもなる
僕にとっては大先生が
僕たちを迎えるために
往復1時間も運転してくれて
さらに荷物も運んでくれていることに
感動した

家に到着すると
“welcome welcome”といいながら
また荷物運びを手伝ってくれた
家に入ったら
“please sit, would you like water? Tea? Fruit? Biscuits?”
のような調子で笑いながら
いろいろオファーしてくれた
これぞ art of hosting




そこからサティシュとジューンと家族で
ゆっくりと数日過ごした

ジューンはプラムビレッジとの縁が長く
同じマインドフルネス仲間
ガーデナーでもあり
彼女はあまり表にはでないけど
とても素敵な人
彼女からいろいろ二人の昔話を聞かせてもらった




例えば、サティシュの巡礼の旅の後
サティシュ一家はウェールズで
自給自足的なコミュニティーを
始めようとしたけど
それが崩れてしまい
子供と牛を連れて牛が飼える庭付きの家を探し
今の家に辿り着いたと

ビックリした話が
「サティシュはいつもポジティブで元気なの?」
ってジューンに聞いたら
「40年以上一緒にいるけど
彼は沈むことがないわ。
イライラすることはあるけど、
怒ることはない。
ずっとあんな感じなの。」

Wow thats amazing!

そんなことは可能なのか?
自分は人前で話した後は沈んだり、
活動が大変になって鬱になったり
妻にキレたりすることに
ちょっとがっかりしてしまう。

サティシュの在り方に僕は惹かれている
どんなことをやっていても
あたたかさとやさしさ
思いやりと愛を感じる

たとえば、
サティシュは朝ご飯を食べない
だけれど、僕たちが朝起きると
オフィスから出てきて
“can I help you with some breakfast”
“tea? coffee?”

朝はやくから仕事を始めていて
朝ご飯を食べないのに
わざわざ仕事を保留にして笑顔で丁寧に
ホストをしてくれる
「大丈夫」って答えると
ちょっと会話をしてから
またオフィスに戻る
(チャンスがあるとすぐにオフィスで仕事をする)



昼や晩ご飯は
僕のパートナーのリクエストで
サティシュのインドカレーとなった。
料理が終わると席に僕たちは誘導され
イギリス風にテーブルがセットされている

「サティシュはコース料理にハマっているのよ」
とジューンが言う

彼らが収穫して絞ったりんごジュースから始まる
めちゃめちゃ美味しい
次は近所のサワードウ(天然酵母)パンとガーデンサラダ
ファーストコースが終わると
サティシュが立ち上がり
みんなにカレーとご飯を装ってくれる
お皿が空になる前にサッティシュが
すかさず立ち上がり
“would you like more”とすすめて
また装ってくれる
笑顔ですすめられると「ノー」といえず
毎食たべすぎてしまう

なんとなく食事が終わった感じがすると
サティシュが”shall we have pudding?”と言う
プディング(プリン)は英国ではデザートと言う意味
“and some tea?”

毎食、プディングは欠かせないみたい
庭から摘んだいちごに
クリームとメープルシロップをかけるのが
サティシュのお気に入り





そんな感じでひたすらもてなされる
素敵な時間を過ごした

そんな中で多くの素敵な会話もあった


【サティシュの言葉】

サティシュの言葉を幾つかシェアしたい

ーーー

サティシュが好きなインドの詩

    "Don't forget about love for even two seconds"

    「愛について二秒も忘れないように」

これを実践するば
憎しみやジャッジをする時間がなくなると
言っていた気がする

ーーー

ジューンが言った言葉

サティシュが落ち込むことはない
たまにイライラすることはあるけど
落ち込んでいる姿は見たことないわ

サティシュに
どうすればそう在れるのかと聞いたら

ポジティブなことに意識を向けるようにする

I try to see what is good
「良い」ことを見るようにする

シューマッハカレッジの様々な
政治的、人間的困難を乗り越えられたのも
サティシュのこのような在り方だと
ジューンが言ってた

子供達には怒ったりしなかったのかと聞くと

yes, sometimes I get mad at them, I am human
「もちろん、ときには彼らに怒った
わたしも人間だから」

と笑顔で普通に答える

ーーー

東京や都会にいる多くの人が病んだり
ときには自殺してしまうことの話をしていたら
「彼らは成功しようとしているからなのでは」と
サティシュが言った

I don't need to succeed
no such thing as success
we need to live

私は成功する必要がない
成功というものは存在しない
必要なのは生きること

In England, the highest suicide rates are in Cambridge and Oxford
All the students are competing to succeed
They don’t know how to live
no such thing as success

イギリスで自殺率が一番高いのは
(一流大学)ケインブリッジやオックスフォード大学
学生達は成功するために必死に競争している
彼らは生きることがなにかを知らない
成功というものは存在しないだ

因みに、「ガンジーの氷山」という本の中で
“Success” 「成功」の再定義が
社会の方向性を変えるための
とても重要な変革の一つだと書いてあった

ガンジーにとって「成功」は在り方
一般的な「結果」ではなく
自分がいかに非暴力(愛)を体現しているか
自分の価値観と在り方が統合しているか
success = being

ーーー

サティシュが仲間と共にはじめた
シューマッハカレッジにも
インスピレーションを受けて
ぼくはパーマカルチャーと平和道場を
仲間達とはじめた

ビジョンをもったリーダーとして、
そして運営の責任者として
さまざまな困難と向き合い続けてきた

(今は、ちょっとずつビジョンや運営を
協同組合的な集合体に委ねられて
だいぶ楽になったし
生態系として動くビジョンが実現してきた)

そんな話をしてたら
サティシュがアドバイスをくれた

never say no to someone who wants to talk to you
always make time
be a ladder, in service for community
guru is not a dictator
you are a presence
話したい人には「ノー」とは言わない
時間を必ずつくりなさい
ラダー*となって、コミュニティーに奉仕をする
グル**とは独裁者ではないのだ
「存在」そのものなのだ
*ラダーとはハシゴという意味で
僕がラダーシップについて話していたから
その言葉・コンセプトを使ったんだと思う


**サティシュは一種のグルなんだと思う
彼のグルの一人はビノーバ・バーベ

ーーー

what we need to make positive change in the world is
the power of love and the power of reason

社会にポジティブな変化をもたらすには
愛のパワーと理性のパワーが必要なんだ

ーーー

もう一つ、サティシュが言ってたことでシェアしたかったのは
サティシュとジューンは数十年間
毎朝、一緒にハフィズやルーミーの詩を読む時間をとっている
how lovely

ーーー

キッチンに飾られているお皿



毎食、サティシュとジューンが唱える言葉が書かれている
サティシュがガンジーのアシュラムで
毎日、唱えていたマントラ

LEAD ME FROM DEATH TO LIFE
FROM FALSEHOOD TO TRUTH

LEAD ME FROM DESPAIR TO HOPE
FROM FEAR TO TRUST

LEAD ME FROM HATE TO LOVE
FROM WAR TO PEACE

LET PEACE FILL OUR HEART
OUR WORLD, OUR UNIVERSE

PEACE PEACE PEACE



 主にジューンが担当しているガーデン



多様な野菜が植わっている


鳥からラズベリーを守る建物


温室と雨水タンク


コンポストステーション



おしっこ用のトイレ (女性専用?)



最後にエレガントなバスルーム


素敵なお風呂場も勝手にシェア
日本のお風呂の方がすきだけど
この広々とした空間で
お風呂とかトイレがあるのもいいとおもった

自分がいずれつくるバスルームの
インスピレーションとして

AN ARTIST IS NOT A SPECIAL KIND OF PERSON

EVERYBODY IS A SPECIAL KIND OF ARTIST