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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

このブログでは僕のワークショップ(WS)やイベントの告知をしています。
WSの最新情報や活動の近状に興味ある方はメーリングリストに入ってください。
右の欄にメールアドレスが書かれています。

東京からサステナブル(持続可能な/共生的)社会を育むための実験と実践を行っています。
世界の最新情報やスキル(技術)を学び、
それを体感型のワークショップで日本に紹介しています。
パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション(NVC)、禅(マインドフルネス)、
システム思考、ユースのエンパワーメントなどが活動の軸です。
活動仲間や企画者を常に募集しています。
よろしくお願いします。

次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!

Monday, December 30, 2019

ギフトの実践者ニップン・メッタと「無我」について@サイゼリヤ



まず最初にニップンと繋げてくれた
西園寺ゆかちゃんに感謝を伝えたい
僕をニップン、グリ、パンチョと
つなげてくれてありがとう〜

the ripples of love and compassion you have made in the world are infinite
I'm so grateful to know a person like you
you have truly enriched my life

11月24日にニップン・メッタと再会する機会があった
彼は、僕にとって先生であり、先輩であり、仲間でもある
会うたびに自分のあり方や方向性がチューニングされて
Beingの次元でものごとがまた見えるようになる

自分のあり方がチューニングされる人や場所に
なるべく身を置くことをみんなにオススメしたい
自分のしあわせのためにも
社会をより平和で素敵な場所に貢献するためにも

僕にとっては、ニップンやサティシュ・クマールや
プラムビレッジ、原生林(とくにRedwood trees)が
僕のrefuge(よりどころ)
意識の養いどころ

真実のシャワーを浴びる感じで
意識に付着した役に立たないものが
流されていって
より鮮明に大事なものが見えるようになる
(時間とともにそのメガネが濁ってくるけど)

ニップンと会えたのは
ロンドンでガンジーの孫と瞑想会をしたぶり

今回は「ニップンと一日リトリート」という機会に誘われて
リトリート後の個人セッションで
濃厚な時間を過ごすことができた

ニップンの来日の理由の一つは
彼が五井平和賞を受賞したから


一日リトリートへの招待はこんな感じ

こ􏰀の度、五井平和財団􏰁11月24日(日)文京シビックホールにおいて特別なリトリートを開催させていただくことに なりました􏰀でご案内申し上げます。 
日本でご活躍􏰀リーダー、コミュニティー・オーガナイザー、チェンジメーカー􏰀方々約 40 人にお集まりいただき、 内なる変革をテーマに多様なバックグラウンドを持つ方々が共に学ぶ場を設けたいと思っております。参加者が内 面にフォーカスしながら、一つ􏰀場を共有することにより、お互い􏰀深いレベル􏰀関係性に何らか􏰀シフトが起こ り、今日􏰀様々な問題に対する画期的な解決策が生まれる場となることを期待しております。 
こ􏰀のリトリートで􏰁、光栄なことにニップン・メータ氏をお招きし,ニップン氏􏰀進行で進めて参ります。 
ニップン氏􏰁はサービススペース􏰀創設者であり、ダライ・ラマ謳われることなき英雄賞など多く􏰀賞を受賞し、オバ マ大統領􏰀貧困と不平等に関する政策提言評議会􏰀委員に任命されたほか、ヨーロッパ􏰀雑誌 OOOM が選ぶ2018 年度􏰀「世界で最も人々をインスパイアした100人」にも選ば􏰂れました。 
こ􏰀1日􏰀プログラムで􏰁、参加者同士の􏰀対話、アクション、そして内省を通し、「自らが世に願う変化となる」道􏰀りを共に歩む一歩を作って参りたいと思っております。その􏰀過程で、優しさの􏰀体験を深めたり、参加者同士􏰀の繋がりを強化したり、一人一人の􏰀物語や活動に隠された価値について振り返っていきたいと思って おります。そして、奉仕活動に伴う、内なる変容に意識を注ぐことによって、私たち􏰁が消費から貢献へ、取引から信 頼へ、孤立からつながりへ、欠乏から豊かさへと、社会􏰀変容を起こしていきたいと考えています。 
今回、皆様と共に次􏰀ようなテーマや問いを探求していきたいと思います。 
「様々な形の􏰀富を解き放つ」 今日􏰀社会􏰁、経済的な豊かさの􏰀みの􏰀レンズを通して形成されています。しかし、実際それによって世界が􏰁豊かになっている􏰀でしょうか? こ􏰀問いをきっかけに、経済という観点以外で、普段見落とされている 様々な形􏰀の富・財産について論証してきたい思います。例えば􏰂、時間、コミュニティ、心遣いなどです。世界で􏰁 全てに値がつけられていて、売られている状態􏰀中で、プライスレスなも􏰀􏰁どうなってしまう􏰀でしょうか? そして本来、とても価値􏰀ある大切なもの􏰀を、再び社会に循環させることができたら、何が起こるでしょうか? 
こ􏰀リトリートで􏰁、参加者􏰀の皆様の􏰀実際􏰀体験から学び合い、新たな価値􏰀創造につながる実験や枠組みを生 み出す場を共有したいと思います。 
プログラム􏰀内容もさることながら、こ􏰀集まりの􏰀意義􏰁、リーダーたちが予測できる解決策の􏰀ために力を合わせ ることで􏰁ありません。むしろそ􏰀の逆で、この􏰀ようなネットワークの􏰀関係性が、SNSの 􏰀ようなゆるい繋がりだけでな く、深いノーブルな友好関係になっていくことで、愛の􏰀法則が解き放たれます。既成概念を捨て、集団􏰀叡智􏰀 創発を信頼してこそ、この􏰀集まり􏰀の力が発揮される􏰀のです。

リトリートも素敵だったのだけれど、何よりも僕にとって特別だったのは、懇親会の後のニップンとの個人セッション。

夜9時ごろ、時差ボケと疲れがあるだろうニップンと、座ってゆっくり話せる場所を探していた。いい場所が見つからなかったので、駅近くの地下にあるサイゼリヤ(何年ぶりだろう)に入ることにした。

そこで、まずいプリンを食べながら、ニップンの深い話(法話?)を聞かせてもらった。

「海、これは全部ぼくたちのエゴが作り出している幻想なんだよ」

サイゼリアの店内を二人で見回した

「物質的な次元はそこまで大事じゃない。そこに囚われるな、これらは全て消えていく」

なんか、マトリックスの映画のイントロにいる感じがした
スーパーシュール

そこからいろんな話をしたんだけど
ぼくも疲れていたのと
英語で猛スピードで話していたから
まだ文章化できないけど
ノートに収めて言葉にできそうなものを
みんなとシェアしたい。

ニュアンスが大事なのと
この言葉を語っている文脈やエネルギーが
ものすごく重要で
そこはぼくには文字で表現しきれないから
何か響くものがあれば自分なりに活かしてみて

プラムビレッジで何度か
言葉に囚われるなと言われた
大切なのはあり方の次元で物事を捉えて
「実践」すること

ニップンも仏教の世界観がベースにあって
ヴィパッサナ瞑想者(普段はその話をあまりしない)でもある
彼はオーディエンスに合わせて言葉を選ぶから
以下は、瞑想者向けの話だと思う

work in the mundane don't be the mundane

俗世で活動をしろ、でも俗世に染まるな(ちょっと翻訳しにくい)

*みんなに寄り添いながら、自分の軸をしっかり持つことの重要さを話していたんだと思う。だから、ビジネスや企業でも講演とかしたり、大金持ちと接したりするけど、自分のあり方はズラさない


don't work on the level of the surface, work on no-self

表面的なレベルで活動するんじゃない、無我を深めろ

*彼との時間でずっと繰り返し僕に伝えてたテーマ


your greatest gift is a no-self example not gift economy example

君のもっとも素晴らしいギフトは無我、ギフトエコノミーを広める人ではない

*ギフトエコノミーを広めようとするより、無我を深めることが本質的だということ


don't be an activist, opposing, manipulating

活動家になるな、抵抗したり、操作しようとしたり

*これが表面的な次元で活動するなということなんだと思う。努力をして外の世界を変えるのではなく、内側を変容しなさいってこと。この時に、パンチョの話をしていた。たぶん、アメリカの文脈のアクティビストという表現と、パンチョのような非暴力・愛の奉仕者を区別したかったんだと思う。僕にとってパンチョこそが僕のロールモデルとなっているアクティビストだから。


don't rearrange furniture in the nightmare

悪夢の中で家具を動かすな

*表面をいくら変えても悪夢から解放されることはできないという意味かな。


don't move the mud around, be the lotus

泥を動かすな、ハス(の花)になりなさい

*これは仏教的な話で、泥がなければハスの花が咲かない(悟りの象徴)という話のことだとおもう。プラムビレッジでよく聞く、no mud no lotus  泥がなければハスもない。泥は汚いもの(嫌なもの、苦しみ)だけど、それが悟りの土壌でもある。ニップンの話は、おそらく表面的な世界でいくら泥を動かし続けても、たいして何も変わらないという意味だとおもう。


instead of resolving the dilemma, dissolve the self and serve

ジレンマを解決するのではなく、自我を手放して奉仕しなさい

*僕がギフトの実践をもっと深めたいけど、妻子のことが心配でいろいろ戸惑っていることとか、社会で起きている多くの不条理に取り組みたいけど、自分の心がまだ整っていないこととかのジレンマについて話していた時の帰ってきた言葉。


work with grace. Receiving something you did not work for

グレイスの中ではたらく。

*深すぎてまだ理解しきれていないけど、ロンドンでもグレイスの話をよくしていた。努力して何かを得るのではなく、ただただ手をさしのべて、そこに落ちてくるものを頂く。近くに落ちてくる恵みをキャッチするために、ちょっとでも動いて手に入れるのはエゴ。純粋な心を育て続けて、自分の元にくる恵み忍耐強く待つんだって感じの話だったと思う。ここにもちょっと解説がある。

そんな話の中で、ニップンが最近$300,000,000がすぐ近くに落ちてきた話をした。それだけのお金があればいろんな素敵な活動ができる。「20代の頃なら、このお金でどれだけ海(僕の話)のような人を応援できるかって考えたかもしれない。でも、それは巧妙なエゴの働きなんだ。」って語ってた。ドンピシャで自分の手元にやってきたもの以外は、受け取らない。そんな感じの話だったけど、まだ僕には実践に移せるほど理解しきれてない。


i don't choose, it is just decided

僕は選択している感覚がない、決められたことを受けているだけ

*導かれるままに奉仕しているという意味だと思う。何に専念するかとか、どういうお誘いを受けるのかという質問に対しての彼の答え。僕もだいたい頼まれたことをなるべく受けるようにしてきたけど、そうすると家族や道場との時間がどんどん減ったり、疲れたりしてしまっていたから、彼のアプローチを聞きたかった。あまり参考になる答えではないけど。


mobiosity

メビウス性。円より強い形。表と裏がつながっている。動的で境界がない様。
*深い説明はこの記事(英語)Intersection between love and power


company of noble friends

気高い仲間とともにいることの大切さ
非暴力、愛の道を歩む人たちと過ごすこと


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帰り

ニップンが支払いたいと言ったので
僕は素直に彼のギフトを受け取った
(ギフトを受けることも大切な実践だと彼から学んだこと)

そしたら、彼がこう言う
this is not my money, I'm not paying for it
これは僕のお金ではないし、僕は支払っていない

彼にとって取引や交換は幻想
様々な条件が重なり合って全てが起こっているので
例えば、講演料について聞かれるとき
彼はビックリすると言ってた
講演するために必要な条件は計算しきれないし
講演料も数字では表現しきれない
多くの条件や努力が含まれている
より大きな現実からそこだけ切り出して
「価値」を数字で表現して二人の人が
交換することが彼にとって不思議なんだともう
僕も不思議だと感じる
でも、とりあえずそう言うゲームの中でも
生きているからなんとなくやっているけど

ニップンがお代を払ってくれている間に
「はいこれ、もっているドル全部」
といって彼の財布に入っているドルをいきなり渡された
突然すぎて反応に困っている僕に
「持って行ってくれ、僕にはいらないから」と
ちょっと強引に渡された。

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これから深めていきたいテーマ


囚われないあり方

NO-SELF  無我

INTERBEING  インタービーイング



ILLUSTRATION BY DADU SHIN 
From Everybody Means Something
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ニップン関連のオススメ資料

【ギフト】ニップン・メッタのギフトの話(YOUTUBE)



Nipunについての日本語の記事(もうちょっとシンプルな内容)

Nipunの周りにいる素敵な仲間たちの日本語の記事

Thursday, December 26, 2019

【記事】「資本主義教」から「ギフトエコノミー」へ



Samgha出版から「お金と経済」の記事を依頼された。記事を書くのは苦手なんだけど、「しあわせの経済」の活動や、ニップン・メッタとギフトエコノミーの話をして、いろいろ考えさせられることが最近あったので、自分の理解を整理する機会として頑張って書いてみた。

反戦運動からコスタリカのジャングル生活や、しあわせの経済運動のグローバル経済システムの捉え方からギフトエコノミーの世界観を盛り込んでみた。まだ、しっかり統合されている感じはしないけど、時間とともにより統合された理解ができていくと思う。

僕が意識している3つのレンズは
  • システム(社会や経済の仕組み)
  • 生活(日常の暮らし、日々の実践)
  • 意識(心の状態、在り方)
もうちょっと発酵させて、いいものにしていきたい。

Check it out!

*PDFの埋め込み方が分からなかったから(前はできたんだけど)、JPGになっているよ。



















僕はいま日本にいないから
まだ本の現物が見れていないのだけれど
お金と経済について
様々な面白そうな記事が書かれている特集なので
関心がある方は本を読んで見て〜
気になる記事が「お一人様の死の値段」
キャッチーな題名だね

サンガジャパン Vol.34 (2020winter) 特集「お金――お金に振り回されない生き方」

Wednesday, December 25, 2019

RIGHT LIVELIHOOD 正しく生活の糧を得る

僕の生き方を大きく影響しているのが
プラムビレッジの教え

そこでの僧侶や一般の人のあり方や
そこで教えていることに
感銘を受けている

「平和への道はない
平和こそが道だから」
を体現している
実在するコミュニティー

そこでの誠実な日々の取り組み
そして絶妙な適当さとゆるさが
僕の活動のインスピレーションになっている

苦しみから解放されて
本当の自由、平和、愛の道を
歩むための自分への誓いを
そして、さらに真剣に取り組む人には
14の戒律が授与される
(日本に数人いる)
「健全な」生き方のガイドのようなもの

これは、自分への誓いだから
別に誰かに強制されたり
評価されるわけではない
自分の幸せのため、自由のため
その延長線で世界の平和のためでもある

そして、トレーニングなので
文章の本質的なエッセンスを理解すること
そして、これを実践することに
チャレンジするという感じで
僕は受け取っている
(僕は14の戒律は授与はしていないけど
生き方のガイドとして活用している)

その中の「正しく糧を得る」が特に響いている
(英語版の方が表現がやわらかい)
*翻訳はサンガ出版の「ブッダの幸せの瞑想 マインドフルネスを生きる−ティク・ナット・ハンが伝えるプラムヴィレッジの実践」より
RIGHT LIVELIHOOD第十一のトレーニング:正しく生活の糧を得る
環境と社会に対して多大なる暴力と不正義が行われてきたことに気づき、人類と自然に害を与えるような営みをしません。あらゆる力をつくして、地球上のすべての生きものの幸福に役立つ暮らし方を選択し、慈悲と理解への理想を現実のものにするようつとめます。世界の経済、政治、社会の現実、生態系と自分たちの関係性につねに目を向け、消費者として、市民として、責任ある行動をとります。天然資源を枯渇させたり、地球にダメージを与えたり、他の生存の機会を奪うような会社には、投資をせずその製品を書くこともしません。

こういうことを、学校で話しあったり、キャリアカウンセラーや教員、親が意識したら全然違う世界になるんじゃないかな?

次の二つのトレーニングも僕の人生のガイドになっている


REVENERENCE FOR LIFE第十二のトレーニング:いのちを尊ぶ
戦争や紛争によって大きな苦しみが生まれることに気づき、日常生活の中で非暴力と慈悲を育くみ、相互存在への洞察を養い、平和教育やマインドフルの瞑想を推進し、家族とコミュニティと民族的・宗教的な集団や世界に、和解を促進することを誓います。けっして殺さず、人にも殺させません。自分の思考と生活によって、いかなる殺生の行為も支持しません。いのちを守り、戦争を防ぎ、平和を実現するためのよりよい方法を見つけるため、サンガとともに深く見つめる実践をつづけます。 


GENEROSITY
第十三のトレーニング:寛容さを育む
搾取、社会的不正義、略奪、抑圧による苦しみに気づき、自分の考え方、話し方、行動において寛容さを育むことを誓います。人間、動物、植物、鉱物の幸福のために働き、自分の時間、エネルギー、持ちものを貧しい人びとと分かち合うことで、慈しみを実践します。盗んだり、他に属すべきものを所有したりしません。人の所有物は尊重しますが、人間やその他の生きものの苦しみから利益を得るような行為を防ぐようにつとめます。
現代生活をしている限り、どれも完璧に実践るのは不可能に感じられるけど、大切なのは自分が信じているあり方や価値観に向かう道を歩むこと。結局、苦しむのは僕たち自身だから。頑張って苦しみが増える道を歩いても意味がないから。どうせなら、幸せと平和、余裕と愛が増える道を歩みたいよね。

プラムビレッジでは、毎週のようにこれらのトレーニング/戒律を唱える。


5つのマインドフルネストレーニングも毎週唱えることがオススメされていて、最低三ヶ月に一回は唱えないと授与が無効になってしまう(僕は何度も無効になってしまっている)。唱えてはないけど、心の中で意識しながら、ちょっとずつ苦しみを生む習慣を変えていって、信じられるあり方にゆっくりと向かっている。

Monday, December 23, 2019

【マインドフルネス】12月23日タイ・プラムビレッジにて



美しくあろう

自分らしくあろう


ハロー
今は、毎年かえってくる精神的なよりどころ
プラムビレッジ(すもも村)タイランドにいるよ

ここはマインドフルネスをプラクティス(実践・練習)する場所で、とにかくゆったりとしていて、今ここを味わうために、立ち止って自分の体に戻ってくることを一日中練習してしている。

今日のスケジュールは
4:45 座る瞑想

5:15 歩く瞑想(静かに歩く)をしながら朝日を迎える

8:00 グループ分けとオリエンテーション(アジア各国から100人くらいいるかな?)

9:30 歌う瞑想 とにかくプラムビレッジではよく歌う。呼吸の歌、自然を愛している歌、しあわせの歌。子供のために作られた歌が大人の間で人気が出て、みんなで一日中楽しく歌っている。

9:45 ダルマトーク(法話) 
今日の法話から学びは

1。マインドフルネスの実践の最も大事なポイントは、自分自身とのつながりを育むこと。苦しみを減らしたり、世界平和を願ったりしているのならば、まず自分とつながって、自分の中に平和と調和を育てることが必須。

2。お互いとつながり続けること。不和や対立があっても、お互いの関係性を大事にして、理解と愛を実践しながらコミュニティの中に調和を取り戻すこと。合わないからとか、意見が違うから離れていくのは、サンガ(実践を共にするコミュニティ)ではない。

そんなことをブラザーファップカム(元エンジニアのお坊さん)が話していた。

11:30 食べる瞑想

12:45 トータルリラクセーション(寝る瞑想とも言われている)
横になって、僧侶が誘導してくれたり、歌ったりしてくれる。大抵、僕は爆睡してしまう(本当は寝ることが目的ではないけど)。これは、日本の社会にぜひ普及させたい、心身をいたわる実践。長旅からプラムビレッジに到着した日に、まず行われるのがトータルリラクゼーション。how wonderful~

14:30 小グループ(日本人は一グループ)で自己紹介

16:30 エキササイズ 10のマインドフルな動き この動きを通した瞑想もとっても気持ちい。しかも、木の下でやったのがなおさらナイス!

17:30 食べる瞑想

19:30 大地に触れる瞑想 これから(今は19:15)

明日はこれに加えて、みんなでトイレを掃除する瞑想!

どんな作業も、どんな瞬間も、今こことつながってやると
心身が養われていって、幸せに触れることができる。

みんなも呼吸を味わって
今、生きていると言う奇跡を感じよう。
why not?


*写真はシンガポールで新しくできた
プラクティスセンターへの階段(下)。と
ホールに貼ってある巨大な看板(上)。
BE BEAUTIFUL BE YOURSELF





プラムビレッジについてはネットにも情報がいっぱいあるよ。

日本語の最新情報があるオフィシャル?サイトはhttps://www.tnhjapan.org


僕が紹介した記事では

1。年末リトリートに関して→

【年末年始】マインドフルネス・リトリート2019−2020@タイ・プラムビレッジ


2。プラムビレッジのNHKドキュメンタリー →

【マインドフルネス】映像「こころの時代〜禅僧ティク・ナット・ハン」


3。僧侶のブラザーサンライトと収録したラジオ
【RadioActive Radio Ex 18】ブラザーサンライト「平和の道をあゆむ決意 マインドフルネスの本質」

Thursday, December 19, 2019

【Greenzの記事】ポートランド・シティリペアのまちづくり〜たった一つの交差点が法律を変え、世界を変える



Greenz.jpにすてきなアーバンパーマカルチャーの記事が投稿されてたよ。僕のインスピレーションになっているポートランドのシティリペア運動。2012年からプレゼンやワークショップでずっと紹介してきた感動的なこれからの時代の「地球市民ストーリー」。

毎年9月に開催している「人生が変わるパーマカルチャーツアー」の訪問先でもある。記事に出てくるマークの家にみんなで泊まりながら、創造的で楽しい革命を肌で実感する機会。毎年、5月〜6月に行われるVillage Building Convergenceも参加できる人はオススメ。


記事の一部(全文はGreenz.jpで!)

ポートランド・シティリペアのまちづくり〜たった一つの交差点が法律を変え、世界を変える
日本における「まちづくり」の文脈で、その”お手本”としてあまりにも有名になったアメリカ・オレゴン州のポートランド。年間を通じて視察に訪れる人々が後を絶たないこのまちには、行政サイドでのインフラ改革や都市開発視点での見所はもちろんのこと、その土壌をともに耕し育んできた多様な市民活動が数多く存在します。
……

1996年にはじまったNPO「シティ・リペア」が牽引する「交差点ペインティング(Intersection Paintings / Street Paintings)」。ポートランドの行政と市民とをつなぐシティ・リペアの活動は今や全世界から注目され、毎年6月に10日間に渡って行われる年に一度の彼らのお祭り「Village Building Convergence(以下、VBC)」には年々多くの人々が参加し、交差点ペインティングなどのプロジェクトを体験しています。
わたし自身も、2015年春に初めてポートランドを訪れた後、その年の秋に初来日したシティ・リペア創始者、Mark Lakeman(マーク・レイクマンさん)と出逢い、2016年・2017年には実際にVBCに参加しました。
ポートランドのあちこちで交差点を塗ったり、コミュニティ・ガーデンの手入れをしたり、小屋を建てるお手伝いをしたり。みんなで体を動かして何かを「一緒につくる」ことが真ん中にある、パワフルなまちづくりの風景。
それは、近所に住む人々同士の対話から生まれた「楽しそうだからやってみよう!」という純粋な遊びごころが起点の、コミュニティによるコミュニティのための行動。前例や法律は一旦置いておいて、自分たちに本当に必要なものは何か? を突き詰めたシティ・リペアのあり方こそが今のポートランドのまちづくりの一端を担い、住民一人ひとりの力が発揮される魅力的なまちへと進化させたのです。
……

植民地時代以前の町並みが残る西ヨーロッパのまち、エジプトの遺跡や現代のイスラム文化。ニュージーランドのマオリ族や中央アメリカの先住民も訪ね、行く先々で「僕の何がおかしいんだろう?」そして「この世界の何がおかしいんだろう?」と問いかけて歩いたと言います。
旅の途中、気づいたことがありました。道には人々が行き交い会話が生まれ、商売が生まれ、ちょっとした「空間 / space」が「場 / place」になっている。アメリカの車社会の中に住んでいると忘れてしまう感覚に出逢ったのです。
マークさん 車がなかった時代には、家と家との合間にある道こそがいろいろなつながりが生まれる場所だったんです。世界各地で愛されている観光地だって、人が散歩できて、座って話ができるような広場があちこちにあるでしょう。私たちは当たり前のように、道路は車のものだと思い込んでしまっているけれど、本来は私たちの、人々のものなのです。
マークさん 先住民たちはその土地と、自然とつながり、小さなコミュニティをベースにシンプルに生きている。帝国主義の世の中になってしまってから、アメリカをはじめ植民地支配をする人たちは遠隔操作で社会をつくってきたわけです。
単一的に同じような形でまちを複製し、効率的に社会を拡大していったけれど、資源がどんどん中央に吸い上げられていくばかりでコミュニティに戻ってこない。そこに住む人たちが自分たちの暮らしにインパクトを与えられなくなってしまったんです。
コミュニティの人がパワーを発揮したいと思っていても、これだと回らない。自分のパワーが社会に反映しているんだという実感はすごく大事なんですよ。
自分自身の効力感が持てないことが孤立感を高め、社会を分断し、やがて犯罪率の上昇にも繋がりうる。現代社会の負のループが都会の暮らしに顕著に現れていることに気づいたマークさんはポートランドへと戻り、この病から脱するための”村づくり”をはじめていきます。
……

近くの交差点をカラフルにペインティングし、周りにベンチや掲示板、いつでもお茶が飲めるティースタンドを設置するといったアイデアが持ち上がり、行政に相談に行くと、もちろん答えはNO。それでも、”同じ釜の飯を食った”コミュニティの絆は強固! そもそも法律なんてまちを効率的に成り立たせるための規則に過ぎないんだからと、ゲリラ的に実行することに。
マークさん 「法律を破る」というつもりではなく、「自分たちが望む法律をつくる」という気持ちでやったんです。古来から人間はそれぞれの暮らしの間にあるスペースを占有して、公共の、みんなが集える場をつくってきた。それを現代社会でやってやろうという気持ちでね。
やった後はもちろん怒られるわけですが(笑)、こんなにメリットがあるんだということをちゃんとデータを取って持って行きました。すると風向きが変わったんですね。
……


行き交う車の速度が確実にゆっくりになっていること。住民たち全員の”所有感”が高まったことで見守りの意識も高まり、より安全になったこと。子どもたちにとってもより安心できる場所になったこと…。リサーチの仕事をしているコミュニティの住民が丁寧にデータを取り、資料にまとめ行政に提案したことで、最終的には市長が決断し、法律が変わることになったのです。
マークさん こうしたポートランドでの問題解決の仕方がきっとこの先、世界をインスパイアするだろうということで容認されたんです。交差点がコミュニティをつなぐ場に、人間の芸術表現の場になった。そして何より、全米で初めて、その時その場所に暮らしている人たちが参画して法律までをも変えたという一つのイノベーションの事例になりました。
2000年、ポートランドの行政が正式に条例を制定したことによって、ポートランドにある17,000もの交差点がそこに住む人々の意思によっていかようにもクリエイティブに変えられるという可能性を持つことになりました。
この1ブロックの住民たちの発想と行動が大きな意識の転換を生んだわけですが、これを認める行政の柔軟さもまた、ポートランドならではと言えます。一人ひとりの行動が実際に何かを変え、コミュニティへの効力感が増すことでよりまちへの愛着が高まっていく。その愛着こそが、まちを魅力的にする最も重要なパワーとなっていくのです。
……
マークさん 核となるのは “Neighborhood Scale” =ご近所の規模のつながりを取り戻すこと。そしてそれが ”City Scale” =ポートランドのまちの規模に拡がり、そのネットワークがきっといつか ”Planet Scale” =地球規模になっていくことをイメージしています。
それぞれが自分のコミュニティに注力し、力を発揮していく世界へ。
マークさんたちの行動、そしてシティ・リペアの方法論は、私たちに大きな勇気を手渡してくれます。
まずは対話をはじめ、自分たちが本当にほしいものはなんだろう? を考えていくことから。法律に触れずとも、行政の許可も取らずに自分たちの範疇でできることもたくさんあるはずです。小さなことからはじめて、コミュニティ・エナジーを高めていったその先には、行政との協働や条例・法律へのチャレンジも待っているかもしれません。
まずは、自分たちの住むまちのことを、自分たちの手で。
ご近所さんとともに、美味しいごはんを一緒に食べることから。

全文はGreenz.jpで! オススメ!!!



海のコメント/補足

マークが語るとき、彼はいつもコミュニティにいる人たちの話をする。この人がこんな素敵なことをして、この人が昔は抵抗をしていたけどその後にこんな素晴らしい変化をして、ここにはこんなに優しい人がいて。。。あまり、自分の話をしない。コミュニティのムーブメントだから、コミュニティの人たちのストーリーを語ることを大事にしているんだと思う。パワフルなリーダーの話ではなく、近所にいる日常のヒーロー達のムーブメント。

「この1ブロックの住民たちの発想と行動が大きな意識の転換を生んだわけですが、これを認める行政の柔軟さもまた、ポートランドならではと言えます。」って書かれているけど、実はポートランドはパブリックスペースがない街だったらしい。マークのお父さんが、80年代にパブリックスペースに猛反対する市長と行政と戦って、市民デモから初めてのパブリックスペースを作られたという話を聞いたことがある。今の注目されているポートランドを育ててきたのは、ビジョンを持って立ち上がった市民。そういう流れから、行政の姿勢が変わって、市民に選ばれる市長も変わる。ポートランドだからできたのではなく、ポートランドの市民が立ち上がってできた。日本でもいろんな面白い動きがあって、僕は千葉県のいすみ市や東京の世田谷区とかが面白いと思っている。


この記事や僕のはなしだけを聞くと、ひたすらうまくいったように聞こえるかもしれないけど、ものすごい大変な道のりでもあったみたい。警察、行政、近所の人に止められたり、抵抗されたり、内部での揉めあいなど。どこで活動しても同じなんじゃないかな?。大切なのは、それをどう乗り越えたのかだと思う。パーマカルチャーの合い言葉 "the problem is the solution." ゆっくり、関係性を育んで行って、近所の人から味方にしていく。ワクワクするビジョンを共に想像して、絆と信念を深めていく。「ノー」を受け止めながら、「yes」に変わるために何が必要なのかを試行錯誤で探していく。諦めない。ユーモアをふんだんに。って感じで僕は理解している。


さあ、近所の人に話しかけて、革命を始めよう!

Tuesday, December 17, 2019

【明日 12月19日】パーマカルチャー Community Lunch@表参道



東京でアーバンパーマカルチャーの拠点を
創造するプロジェクトとして始まった
コミュニティーガーデン

自由大学講義「実践!アーバンパーマカルチャー」を
通してコミュニティー作りの実験をしながら
ちょっとずつファンキーで自由な
パーマカルチャーの実践場を育んできた

そこから芽生えた素晴らしい取り組みが
パーマカルチャーcommunity lunch
実践をしている仲間の紀佳さん、さきちゃん、まどかちゃんの
素晴らしいチームプレイとやさしさから
月一で行われているランチ企画

東京で定期的にパーマカルチャーと
触れ合えるミートアップ(集い)になっている

アーバンパーマカルチャーを実践している人、
パーマカルチャー仲間を探している人、
コミュニティーガーデンに関心がある人、
やさしさと自然のエネルギー豊富なランチが食べたい人
go check it out!




COMMUNE内にある、これからの働き方の可能性を追求するコワーキングスペース、みどり荘。ここで毎週木曜日に誰でもウェルカムなランチ会《 COMMUNITY LUNCH 》を開催しています。みどり荘で働くメンバーやメンバーのお友達、みどり荘のことが気になる方々など、たくさん人々と楽しく会話できる気軽で美味しいランチ会です。※12月は隔週です。
今月のパーマカルチャーランチは、手巻き寿司!
今年の思いを巻き巻きして、食べて、新年に行きましょう。ビーガン手巻き寿司です。具材はお楽しみに。あったかいお味噌汁(のりかさんの雑草苑という処で、杉桶仕込みされています)のお替わり放題付き。味噌は黒ヒヨコ豆味噌をはじめ、新もの、二年もの、三年ものをご用意します。
皆で巻き巻きして、今年最後のコミュニティランチを締めくくりましょう!
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▼ 日時|2019.12.19[木]12:30-(売り切れ次第終了)▼ 会場|みどり荘表参道(Commune2nd内)    
▼メニュー|ヴィーガン 手巻き寿司(お味噌汁飲み放題付)      ▼ 料金|1000円▼ 備考|予約不要ですが、取り置きを希望される方はコメント欄に取り置き希望人数をコメントください。 ///////////////////////// ▼Profile
Permaculture team
自由大学講義「実践!アーバンパーマカルチャー」の教授でもある石田紀佳さんをはじめ、半自給自足の暮らしを実践されている先川原 弘美さん、フォトグラファーの秋山まどかさんからなるチーム。
Commune 2ndのフードカートからの生ゴミをミミズコンポストで堆肥にして、堆肥からオーガニック野菜や季節折々のハーブ類をみどり荘の屋上ガーデンで育て、コミュニティランチに使用。
季節にあった薬草、野菜を美味しく食べて、気づいたら心も体もデトックス!できるスペシャルな日です。



出会ったり、話すのも楽しいけど
関わることが一番学びにつながるよ!
パーマカルチャーも消費対象になってしまうと
本末転倒だから

紀佳さんとゆるくCommuneで
コミュニティーガーデンを3年間?やってきたけど
やっぱり長期的に関わって見えてくることが
一番深い学びになっている
いすみでやっている、パーマカルチャーと平和道場もそう

パーマカルチャーの根源的な考え方の一つ
"protracted and thoughtful observation"
じっくりと長期的に観察すること

そこから見えてくる
根源的な問題や
エネルギーの流れを捉えて
現れてくるデザインを形にしていくのが
パーマカルチャーなんじゃないかな?

長くなったけど、ランチへぜひ!


Thursday, December 12, 2019

【小学一年生の連載「親子で楽しむパーマカルチャー」】やさしさとギフトの循環


 Photo and Illustration by Elie Tanabe

仲間たちと作った作品

声かけてくれたのは武蔵野大学の准教授 Osamu
彼は僕ら(Phil & Kyle)がやっているパーマカルチャーデザインコース(PDC)も受けてくれていて、大学をどんどんパーマカルチャー化している、注目の人物。

ライターは、「人生が変わるパーマカルチャー」やサティシュクマールから学ぶシューマッハカレッジツアーに参加してくれたnoncoさん。

イラストは自由大学の「実践!パーマカルチャー」の講座や「人生が変わるパーマカルチャーツアー」に参加してくれた田辺エリー。今は、一緒にアクティビズズムのzineを鈴木なおと作っている最中。

テーマは、ギフトやコミュニティーって言われて、東京駅の丸ビルの中で編集長含め四人にあつく語った。夜の丸ビルは僕には映画の世界にしか見えなかった。super trippy. グローバル経済を象徴する劇の中で、つながりについて話すのは難しかった。

僕が大事にしているトーンは、やさしく思いやりがありつつ、おかしいと感じることははっきり言うこと(それも、ジャッジを抜こうと修行中)。loving and honest.

以下Elieのブログより

初回の時に投稿された言葉(3月2日)


学習雑誌・小学一年生の親御さん向け情報マガジンHugKumで、‪「 親子で楽しむパーマカルチャー」‬の連載がスタート!その第一回目のイラストレーションを描きました👐🌞🌱 武蔵野大学・環境システム学科准教授であり、愛と希望のパーマカルチャーデザイナーでもある明石修さんから声をかけてもらい、素敵な編集長とエディターのお二人にも巡り会え、実現した見開き2ページ!私のパッションである、パーマカルチャーとイラストレーションの両方に携われたことに感謝です。パーマカルチャーには、昔も今もこれからも、子供も大人も生きていく上で大切な考え方や、ワクワクするような実践アイデアと叡智がたくさん詰まっている🌏🌜🌞🌛

今月のポスト
今月号の小学一年生の『親子で楽しむパーマカルチャー』連載で、イラストレーションを担当✍️ #東京アーバンパーマカルチャー のソーヤー海くんをゲストに『つながりから生まれるやさしさとギフトの循環』のお話。 
人と人がつながり循環が広がっていくきっかけを作る海くんの、実践していることや秘訣を、オサム先生とライター典子さんが聞いていき、私はそれを絵にビジュアライズ。こうしてオサムさんや海くんとコラボができ嬉しい。素晴らしい編集長とタネ繋がりライターのんこさんとまた一緒に仕事ができ感謝。たくさんの人に読んで見て感じてもらえたら嬉しい😌現代人は忙しいけれど、細かいところまでゆっくりみてもらえるといいなあ(昆虫や動物が隠れていたり🐛🐜🔎👁)

エッジからサブカルチャーへ

サブカルチャーからカルチャーへ

パーマカルチャーのタネが
思いがけないところに広まってきた

PRETTY AWESOME!

タネをまこう!!

PLANT YOUR SEEDS!!!

Wednesday, December 11, 2019

【KOKOCARAの記事】地球の上で楽しく生きる工夫 By Kai and PALシステム





「地球の上でたのしく生きる工夫」がいっぱい! ソーヤー海さんが提案する、都会で始めるパーマカルチャー


地球や人を大切にして、みんなで分かち合いながら生きること――ソーヤー海さんが監修した『みんなのちきゅうカタログ』には、そのヒントが詰まっている。コスタリカのジャングルやアメリカ西海岸でパーマカルチャーを実践してきたソーヤーさん。都会にいても、自分の手で暮らしをつくり、自分らしく生きられることに気づいてほしいと話す。この本に込めた想いと、活動を通じて目指すことを伺った。


自分の力に気づくための「チャレンジ」

――『みんなのちきゅうカタログ』には、牛乳パックを使って植物を育てたり、朝露から水を集めたり、家の周りの生き物マップを作るなど、さまざまな「チャレンジミッション」が載っています。どれもやってみたくなりました。
ソーヤー海さん(以下、ソーヤー) ぜひ実際にやってみて! 僕たちには、思っている以上にすごい力があって、本当は何でも自分たちの手で作ることができるんだよ。でも、若い人たちと話すと、「自分は何もできない」って自信がない人が多い。それは、ただ自分の力に気づいていないだけ。
この本が、そんな意識を変える入り口になったらうれしい。紹介しているチャレンジは、都会に住んでいても楽しくできることばかりなのもポイントなんだ。
――この本は、海外の街づくり事例やマインドフルネスなど、扱っているテーマも幅広いですね。しかも、子どもから大人まで楽しめます。
ソーヤー もともとは「子どもたちが未来に希望を持てる本を作りたい」というコンセプトで、子どもに伝えることを考えていたんだけど、本を作っている間に僕の娘が生まれたの。
 それで気づいたのは、子どもたちは想像力も遊び方も豊かで、何も教える必要はないってこと。だから、だんだん大人向けになっていったんだよね(笑)。子どもだけじゃなくて、家族みんなに働きかけるような本だと思う。



<だいぶ省略>

まずは種をまいてみようよ

――確かに、衣食住すべてが「買うもの」で、「自分で作る」という発想はほとんどありません。自分が生態系の一員だっていうことも、ふだんは意識していない……。
ソーヤー そういう意識が変わると、世界はどんどん変わっていく。そのときに基本となるのが「自然や隣の人を大切にすること」、「支え合って、分け合うこと」。
――この本も、「たべる」「つくる」「与えあう」「立ち止まる」などがキーワードになっていますね。
ソーヤー 「お金がない」「時間がない」という不安ばかりで幸せになれない経済や政治を続ける意味なんてないよね。でも、実はその暮らしを選んできたのは僕ら自身でもある。そこに気づくのも大事。
 だったら、もっと自分たちが望む未来を描いて、自分たちの手で実現していけばいい。僕らは家を建てようと思ったら建てられるし、食べ物だって育てられる。今の世の中にない何かを創造することだってできるんだから。



記事の全文はKOKOKARA