サティシュ・クマールに続き
昨日はロンドンでニップン・メッタと会ってきた
サティシュもニップンも
僕にとっては敬愛している先生であり
仲間であり、友達でもある
彼らは共にガンジーやビノーバ・バーベなどに
大きく影響されてきた愛の活動家達
彼らのBEING 在り方に心がときめく
ニップンのタイトなスケジュールの中
一時間ちょっとギフト、非暴力、
システムチェンジなどについて対話をした。
内容をちょっとシェアすると
僕がいま統合しようとしている幾つかの要素をシェアした
- ニップンやサティシュなどが強調する心の変容、愛に動かされること、ギフトの在り方(BEING・SOUL)
- ヘレナ・ノーバーグホッジが語るグローバリゼーションと破壊的な経済システムの話とローカリゼーション(SYSTEMS・SOCIETY)
- パーマカルチャーや自然と共生する生き方(AGRICULTURE・SOIL)
そんな、話から始まったニップンとの対話から受け取ったタネ
【How we see TIME】 ガンジーや彼のような愛の活動家は、僕たちの生きている期間で「結果」を求めない。1000年単位とかで見た時、何が残るか?経済システムはたかが数百年しか続かない。でも、僕たちが行う愛の行為はより長い時間軸で波紋が広まり続ける。
【Choosing the HEART】ある大企業の在り方を変えるチャンスがあったとしても、目の前の人の心を変容させる機会があったとしたら、非暴力の実践者は100%目の前の人のハートを選ぶ。ハートが変われば、その後のすべての行為や、その人と関わるすべての人が、その愛の変容に影響されていく。それこそが「スケールアップ」ではないのか。システムも大事だけど、システムよりハートの変容に希望を感じる。それがガンジーやその伝統を受け継ぐ人たちの道。
【We may not see the CHANGE】僕たちの寿命以上の単位でものごとを捉えた時、僕たちが自分たちが蒔いた種がどういう結果になるかを見ることがないかもしれない。こんな表現がある「we may not sit under the shade of the tree we plant」(僕たちが植えた木の木陰の下で座ることがないかもしれない)
【PRESENCE】僕たちが贈れる(ギフトできる)もっともすてきなものはプレゼンス。どんな行為(DOING)よりもパワルフなギフト。そのプレゼンスで、自分や相手、世の中が変容していく。
【GRACE】「 グレイス」という言葉をニップンはなんども口にしていた。ニュアンスが大切だから和訳しにくいけど、キリスト教では「神の愛」として使われている表現。自分以上のもの凄い愛とやさしさ。そのエネルギーに僕たちは動かされている。このグレイスがすべてを可能にしている。そして、世界のガンジー、キング牧師、マンデラ、マザーテレサの様な人たちはこのグレイスに動かされてきた人たち。ガンジーは「塩の行進」の前にイギリス支配を撤廃する戦略を日々ねっていたわけではなく、その瞬間瞬間、神とつながってグレイスに動かされていた。
ナイフを持ってかつあげする人に、愛をもって接して、最終的にはご飯をおごったひとの話もしていた。彼もグレイスに動かされていたと。(その話は、ニップンのTEDxトークに出てくる素敵な話。リンクはここ)
夜にはニップンを囲んだアウェイキン・サークルに参加した
そこに突如ガンジーの孫も登場!!!
ザ・ガンジーの!!!
その話はまた今度
BE MOVED BY GRACE