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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

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次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!

Friday, April 19, 2019

4月28−29日2019 教育者のためのマインドフルネスデー



幸福な先生は世界を変える


『ティク・ナット・ハンの教えに学ぶマインドフルネス』

子どもたちのために忙しい日々を送る先生たち。ゆっくり立ち止まって呼吸をして「いま・ここ」を感じる時間をもちませんか?ティク・ナット・ハン師の教えるマインドフルネスの実践は、立ち止まり、微笑み、ゆったり自分の呼吸に戻ることで、「いま・この瞬間」の気づきへと私たちを連れて行ってくれます。

子どもと日々接する大人はついつい自分のことを置き去りにして「子どものために」と頑張ってしまうことがあります。一生懸命「良いもの」を与えよう、子どもたちを「良い」大人にしようと、自分を犠牲にしてしまうこともあります。でも、子どもたちは大人たちの言葉よりも「あり方」から何よりも学ぶものです。大人が自分自身をケアをしている姿を見せること、落ち着いて子どもと接することが子どもにとっては何よりの贈り物となるのではないでしょうか。

ティク・ナット・ハン師によって広められたマインドルネスの実践は、現在、世界中の多くの教育機関にも取り入れられています。自分自身を見つめて、心の穏やかさを身につけることが子どもにとっても子どもと接する大人にも大切だと広く認められるようになりました。師の教えをそのままの形で伝えるプラムヴィレッジのシスター&ブラザーと共に過ごして、みなさんにマインドフルネスの体験をしていただきたいと思っています。

「穏やかな気持ちで子どもと接しよう」と頭で考えてもなかなか実践するのは難しいこともあります。大切なことはプラクティスと仲間の存在です。みなさまにとってプラクティスの機会と、仲間の存在を感じられる時間となれば、と思っています。

呼吸を感じて、じっくり話に耳傾け、心から語り合い、食べる瞑想や歩く瞑想をゆったりと体験できる1日と、実際の教育現場でマインドフルネスを取り入れたい方のために実践を深める1日を設けたいと思います。1日目はマインドフルネスに関心のある方、子どもや教育に関心のある方を広く対象としています。2日目は実際の教育現場や子どもと接する中でマインドフルネスを取り入れたい方、1日目の実践をさらに深めて自分が子どもたちに伝えるプラクティスを深めたい方を対象にしています。1日目のみの参加も可能ですし、2日間の参加も可能です。(2日目は、1日目のプラクティスを深める形の実践会にしたいと考えているので、2日目のみの参加は申し訳ないのですが受け付けておりません。)

ティク・ナット・ハン師ご自身は病気療養中の為いらっしゃいませんが、世界各地のプラムヴィレッジから、師の教えを受け継ぐ僧侶団が来日します。「マインドフルであるというのはこういうことか」ということをブラザー・シスターのあり方を通して感じることができると思います。教育を仕事とされていない方でも、子どもを育てることに関心のある方ならどなたでもお越しください。


◆研修会の内容(予定)
1日目(4月28日)
歌う瞑想、ダルマ・トーク(法話)、食べる瞑想、トータルリラクゼーション、歩く瞑想、シェアリング

2日目(4月29日)※希望者のみ
教育現場で働きながらマインドフルネスのプラクティスを行っている人の体験談
小石の瞑想など子どもたちと実践できるプラクティスの学び合い
ブラザー・シスターとのQ&A


【日時】
1日目 4月28日(日)10:00~17:00(9:30~ 受付)
2日目 4月29日(月・祝)9:30~13:00(9:00~ 受付)

【参加費】
1日目のみ:7,000円(昼食代を含む)
2日間:10,000円(2日目のみの参加は受け付けていません)
学生2日間:5,000円(2日間参加のみ、4月1日まで先着10名。当日受付で学生証をお見せください。)

【場所】
1日目 早稲田大学戸山キャンパス 33号館 3階 第1会議室(東京都 新宿区 戸山1-24-1)

2日目 かえつ有明中・高等学校 3階 図書館どるふぃん(東京都 江東区 東雲2-16-1)

【対象】学校の先生、保育士さん、子どもに何かを教えている方、スクールカウンセラー、親御さん、その他教育に関心のある方ならどなたでもご参加頂けます

【持ち物】
1日目
トータルリラクゼーション(横たわる瞑想)用のバスタオルまたはマット、床に座って法話を聴くときのためのクッションなどをお持ちください。昼食はこちらで菜食弁当を用意させていただきます。お茶などはこちらで用意させていただきますので、マイカップやタンブラーなどをお持ちください。(マイ箸などもよろしければおもちください。)

2日目
1日目同様お茶などはこちらで用意させていただきますので、マイカップやタンブラーなどをお持ちください。簡単な軽食もご用意します。

2日間とも会場内で、ティク・ナット・ハン関連書籍およびグッズの販売を行います。現金のみのお取り扱いになっておりますので、購入をお考えの方は現金をご用意くださるようお願いします。
【定員】70名 ※定員になり次第募集を締め切らせていただきますので、参加を考えている方はお早めにお申し込みください。
≪プログラム予定≫ ※進行状況によって内容が変更することがあります
<1日目>
9:30 受付開始
10:00 開始 ガイド付き瞑想
10:30 法話
11:30 休憩 
11:45 歩く瞑想
12:45 食べる瞑想
14:00 トータルリラクゼーション
15:00 ダルマシェアリング
16:15 全体シェアリング
17:00 終了

<2日目>
9:30  学校現場で働く実践者の体験報告
10:00 歌う瞑想 ガイド付き瞑想
10:30 小石の瞑想などの学び合い
11:30 Q&A
12:30 シェアリング
13:00 終了

◆ マインドフルネス呼吸法
呼吸に注意を向け、ひと息ひと息を味わいます。腹部や鼻腔などの感覚の変化にも注意を向けます

◆ 座る瞑想
座りながら呼吸を味わい、体の感覚に気づいていきます

◆ 法話
マインドフルネスと教育についての講演をします

◆ 食べる瞑想   ※1日目は昼食が準備されます
ひと口ひと口、深くじっくりと味わい、感謝しながら食事をいただきます

◆ トータルリラクゼーション [ボディスキャン瞑想]
横たわり、足の先から頭頂まで順番に身体感覚に注意を向けて、体をいたわります

◆ 歩く瞑想
足の感覚と呼吸に注意を向け、大地と対話しながら、一歩一歩を大切に歩きます

◆ ダルマシェアリング
一日の気づきをいくつかのグループに分かれて他の参加者と共に分かち合います
ティク・ナット・ハン師のメッセージ
(2013年「日本のみなさんへ」よりhttp://www.windofsmile.com/tojapan
「学校では道徳や倫理を教える時間がありますが、一体何を教えれば生徒の人生に役立つのかを、悩んでいる教師たちが多くいます。
教師と親がマインドフルに生きることのすばらしさを学び、若者たちと一緒に実践できるようにと、プラムヴィレッジは教育者対象のリトリートを世界のあちこちで行っています。
日本では毎年たくさんの若者が、学校でのいじめ、うつ、ストレスなどが原因で自らの命を絶っているようです。
マインドフルネスの実践を導入すれば、多くの命を救うことができ、もっと健やかで、リラックスした、幸せな学校環境を築くことができます。」

※ 教育者のための参考図書 :  ティク・ナット・ハン著

【ティク・ナット・ハン】
世界で最もよく知られ、最も尊敬されている禅僧の一人であり、詩人であり、平和・人権活動家でもある。
現在、欧米での影響力はダライ・ラマ法王と並び称される。100冊以上の著書は30カ国語に翻訳され、多くがベストセ ラーとなっている。
近年では世界銀行やアメリカ議会、Googleなどのリーディングカンパニー、ハーバード医科大学やUCLAにも招かれて、講演や瞑想指導をおこなってきた。
NHK「こころの時代」で2回にわたって紹介され、日本でも大きな反響を呼んだ。

1926年 ベトナムに生まれ、16歳で出家。ベトナム禅宗柳館派8世、臨済正宗竹林派42世の法灯を継ぐ。
1960年代 ベトナム戦争下で「行動する仏教」を提唱し、非暴力と思いやりに基づく反戦活動を行う。キング牧師より、ノーベル平和賞の推薦を受ける。
1982年 フランスで亡命中に仏教の僧院・瞑想センターとして「プラムヴィレッジ」を設立し、人々の苦しみを和らげるための活動を開始。多くの弟子を育てながら、広く一般の人々も受け入れている。世界各地に招かれて、マインドフルネス瞑想を指導する。
2014年 脳出血で倒れるが、92歳の現在、力強い回復をみせている。現在は故郷ベトナムに永住帰国し、自らが16歳で出家したフエの慈孝寺で、弟子たちに囲まれながら静かな日々を送っている。

現在、プラムヴィレッジは欧州最大の僧院となり弟子たちが師のマインドフルネスの教えを伝えている。



詳細と申し込みはこのリンク