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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

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次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!

Thursday, October 25, 2018

【ソーヤー海の経済学】映画TOMORROW パーマネントライフを探してより



この間、TOMORROW パーマネントライフを探してを見た
レミマネージャーに結構まえにすすめられて
やっと全部見れた(風邪のおかげ)

人類の危機、農業、エネルギー 、経済、
民主主義、教育という順で問題と
ローカルレベルで答えを生きている人たちを紹介してくれる
とても素敵な映画

そこで、経済の話が面白かったから
頑張って字幕をコピーしてみた
*一部は文字を足したり、自分の翻訳に変えた
映画を見た方が全体の流れが分かって
面白いと思うけど
とりあえず、僕がシェアしたかったポイント

・・・・・・

トーマス・ジェファソンいわく
「お金を造れる者は国家を統治できる」

では、誰がお金を造れるの?


Mark Burton ブリストル大学の研究員の話
 
流通している大半のお金は
プライベートバンクが造っている
彼らが金を造るのには動機がある
株主たちに配当金を支払うのが目的だ
社会が必要としている金を造るためではない
金は私たちの生活のあらゆるところを
いつも通り過ぎていくものだ
でも、どのように造られて
どんな影響があるかは私たちは知らない
聞いてみるべきだ
どのように造られていて
どんな影響があるのか

【お金の造られ方】
ローンを組む時に
銀行はお金を造る
「車を買うので1万ポンド借りたい」とあなたが言って
私はあなたがきちんと返済できるかを評価する
返済できると判断したら「10,000」と入力するだけ
数字を打てばあなたの口座に入金される
新しいお金
実体がない

もちろん制約があるから
自身の口座に入金して使うことはできない
借金と密接に結ばれている
こうやってお金は造られる
借金の上に利子も払わないといけない
ローンを全て返した時には
もうその金は存在しなくなる
システムから抜けていってしまう
経済を維持するためには
もっとお金を貸す必要がある
でないと金が消えて深刻な不況になる
経済を維持するために
永遠に借金し続けなければならない
それが今のシステムだ
借りなければ金がない

英国では97%の金をプライベートバンクが造る
ユーロ圏では約85%
残りは中央銀行が造る


Bernard Lietaer リエターの話(経済学者)
 

フォード社の創設者が言っていた
「銀行のシステムを米国民が知ったら
革命が起きるだろう」と

歴史的に父権的な社会が
現在の(経済)構造を築いてきた
いわゆる金融独占の利益至上主義だ
論理的なメカニズムだ
市民が知らぬ間にトップが資産を吸い上げる
ソ連も同じシステムだ
旧ソ連時代にね
中国もそうだ
同じ主義に基づいている
国家ごとに単一通貨を造っている
さらに利子つきで貸して増やす
一般的なマネーの構造で
世界共通だ

経済学に洗脳されている
「単一通貨は必要不可欠」
「効率的だから」と
確かに効率的だがかなりもろい
はね返す力もない

単一通貨の弊害(モノカルチャーにかけている)
1970年以降
銀行破綻145件
経済危機208回

生態系の機能を学んで
経済にも応用してみよう

多様な生態系の共通点は何か?
単一栽培を許さないということ
多様性が必要だ


BALLEの一員が最後に話したこと

大企業がのさばり続けると
政治に大金が注ぎ込まれる
議員はお金持ちのいいなりになってしまう
そして民主主義は失われる
だから市民に力があるのならば
それを活かさないと
 
・・・・・・・・・
 
映画で紹介された画期的なニューエコノミー
経済は僕たちが創造できるもの