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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

このブログでは僕のワークショップ(WS)やイベントの告知をしています。
WSの最新情報や活動の近状に興味ある方はメーリングリストに入ってください。
右の欄にメールアドレスが書かれています。

東京からサステナブル(持続可能な/共生的)社会を育むための実験と実践を行っています。
世界の最新情報やスキル(技術)を学び、
それを体感型のワークショップで日本に紹介しています。
パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション(NVC)、禅(マインドフルネス)、
システム思考、ユースのエンパワーメントなどが活動の軸です。
活動仲間や企画者を常に募集しています。
よろしくお願いします。

次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!

Sunday, September 30, 2018

年末年始のタイ王国のマインドフルネスリトリート2018~2019


今年の年末もタイ王国のプラムビレッジ(禅のコミュニティー)で年越しするよ。僕は、通訳で行く。平和な生き方、平和なコミュニティーを体現している、僕が大好きなよりどころ。日本人の「禅」のイメージと全然違って、やさしさ、喜び、お祝いが日々感じられる場所(そもそも生きることが修業だから)。合言葉はBreath and Smile(息を吸って、微笑もう)。年末のリトリートはアジア各国から多様な人がきて、お祭りとかもあり、楽しいよ。よかったら、一緒に行ってマインドフルネスを実践しよう!




「私は到着した、家に」いまここが僕たちのよりどころ 
http://www.writeyourjourney.com/mindfulness-as-lifestyle/より


「マインドフルネス」とは、今この瞬間に目覚めている力(エネルギー)です。ここでは毎日の生活の一瞬一瞬、生きることに深く触れ続けられるよう実践します。

マインドフルであることは、今ここにしっかりと生きること、周りの人たちや身の回りで起きていることと一つになることです。お皿を洗っているとき、車を運転するとき、シャワーを浴びるとき、どんなときでも心と体をひとつに調和させます。

リトリートでは、一日を自分の家にいる時とほぼ同じように過ごします。ただ歩いたり、座ったり、食べたり、何をしていてもマインドフルにしっかりと意識して行うのです。座る瞑想中だけではなく、一日のあらゆる場面で実践を続けます。

ひとりだけのときより、良き仲間たちとともにいれば、より楽しく、落ち着きとゆとりをもって実践できるようになります。お互いに支えあいながら、外見にとらわれずに、あせらずにのんびりと、大きく心を開いて、実践をたのしみましょう!
2018年のリトリートのしおりより

みんなも今の生活を
リトリートとして実践してみよう

ひとつのことだけに集中してやる練習
皿洗いをしているときは
皿洗いに100%意識を向けてやる
歩くときは
100%歩くことだけを味わいながら歩く

息をしている僕たちは
今この瞬間生きている
それこそが奇跡

生きててありがとう

愛に動かされて



 タイ王国のプラムビレッジの菜園

https://www.carpediemeducation.org/2017/11/reflections-plum-village/より

オススメ
ラジオインタビュー

【RadioActive Radio Ex 15】シスターチャイ「平和は呼吸と歩くことから、いまここからの平和」


自然の中で歩く瞑想
http://unpeudaventure.com/une-semaine-de-meditation-en-thailande#comment-1102

ーーー【年末年始のタイ王国のリトリートの案内】ーーー

今回のご案内の要点は以下の通りです。
①期間:1225日(火)イン、11アウトの78日です
            *ブラザーファプカムに期間確認済み(過去6年間 変わりません)

②受付開始はおそらく101の受付サイトオープンからですが、直行便の良いフライトが売れ切れないうち、値段が上がらない今のうち* に抑えておくのがオススメ。
             *日程や開催自体は、まず変更ないと思いますが、万一が気になる方は、
                 受付正式オープン迄は、エアチケット予約のみで発券しない方が良いでしょう。

③費用は12/25-1/178日で参加とすると、昨年と一昨年事例では、
    空港との往復バス代、宿泊代、13食ついて、USD250ポッキリ!    
    プラス日英通訳代が1-2万円見込です。
    それでも非常に安いので、余計に日⇄タイ間のエアチケットをいくら
     でゲットするかがポイントです。

④雰囲気や申し込み要領、費用明細や行き方については、いずれも過去実績ですが、下記内容にてご確認ください。

ーーーーーー以下ご案内ですーーーーーー
おそらく昨年一昨年同様、今年も101辺りに受付サイトオープンするものと思われます。


タイ国プラムビレッジは、広大な土地に南国の緑溢れ、青空に鳥の囀りが行き交う、桃源郷のような世界です。
その地で、最長78日、ゆったり&マインドフルな時間を過ごします。途中参加も可能ですが、折角のリトリートの雰囲気を体に染み込ませるためには、最短でも、45日の滞在がお勧め(1231日~11は参加必須ですので、いきおい1228日~11が最短)とのこと。
(でもやはり、雰囲気を満喫するには、可能でしたら、全期間参加がオススメです。)

元気いっぱいのブラザー、シスター 200人はいます。平均年齢23歳(!)だそうで、なんだか共学の高校みたい。みんな坊主頭だし笑。勿論シニアの練修を積んだ僧侶達も大勢います。
特筆すべきは、タイ、ティックナットハン師ご自身が、1昨年10月からこのタイ国プラムビレッジに滞在しており、昨年一昨年同様、今年の年末年始もいらっしゃる可能性がかなりある、という事です。タイご自身の存在がいらっしゃる事でこのリトリートはいつにも増してマインドフルで素晴らしかった。

またアジア各国から来たサンガの仲間とも大いに交流を深めます。
大晦日には、平均年齢23歳の僧侶団が模擬店出してのフードフェアや、年越しのセレモニー(結構荘厳!)もあります。

スケジュールもウェブにある通りですが、行事参加をスキップして、バンガローで昼寝していてもOKです。全体にゆったりとしたプログラムで、ゆるゆるとのんびりできて、とても楽しいです。

対象は、アジア諸国のサンガメンバーです(6歳以上のお子様のキッズプログラムあり)。
日本についても、サンガ(含むウエイクアップ)に既に参加している方はもちろん、サンガ活動に興味がおありの方でしたら、大いに参加してよかろうと思います。

リトリート自体への参加は、上記ウェブ(101よりおそらくオープン)にて詳細確認し、自己責任で各自でお申し込みの上、日本事務局(下記1ー②参照)にも、必要情報とともにご連絡ください。(下記の通り、エアチケットの早期購入がキーです。また近年は、参加者が非常に増えてきている為、定員到達が早く、ウェブ申し込みも早めが望ましいです)。

費用詳細などは
783食付きで昨年例ですとUS$250ドル(片道5 空港ー現地送迎バスの往復含む*)
*バスを逃すと、多分100ドルくらいのタクシーになる。昨年の例ですとバスは、24,25日運行で、9121518空港発。
23日でも、プラムビレッジ経由で空港からタクシー事前予約可能。但し、プラムビレッジ側の待ち合わせ場所ボランティアスタッフ無しの可能性あり(待ち合わせ場所は24日以降と同じ場所)。片道約100ドル程度。2324日の宿泊は、おそらく一泊30ドル程度。いずれも事前手配要。
*タイバーツはいま1ドル35バーツ位。
以上でおわかりのように、滞在自体は激安ですので、費用のキーは、エアチケットになります。

年末年始のタイは日本からの観光客に大人気ですので、エアチケットを早く購入することをおすすめします。早ければ早い程、乗り継ぎの少ない便がとれます。購入のタイミングで同じチケットの値段が56倍違いますし、乗り継ぎの少ない便はソールドアウトも早いです。

また、タイ国プラムビレッジは、バンコクから車で45間の距離(送迎バスサービスあり)で、交通事情によっては通常より時間がかかることもありえます。ですので、終了してバンコクに戻る11は、渋滞で帰国便に間に合わない恐れもありますので、帰国便は12発(未明発含む)をとり、11は、バンコクに宿泊されることをお勧めします。

<参加要領まとめ   よくある質問への回答>
1)参加申し込み
お手数ですが、以下二つの手続き(必須)をお願い致します。
101からオープンのプラムビレッジサイトでの個人申し込

②取りまとめの私(竹中吾郎・恭子 nagoyasangha(a)gmail.com) への添付ファイルの情報*連絡
国籍(日本サンガ所属)や性別、空港ピックアップ情報などを一括で把握し、タイ国プラムビレッジに連絡することで、プラムビレッジ側の事務手配(宿舎、ピックアップ)が非常に確実になります。ご協力を宜しくお願いします。
プラムビレッジ側は、日本からの参加について、日本サンガ(=事務局)への申し込みのないものは受け付けないとの事ですので、ご注意願います。

*個人情報として、慎重に取り扱います。タイ国プラムビレッジ及びご本人への連絡以外には一切外部へは発信しません)。航空便名等は、航空券購入後の追加連絡でも結構です。

2)期間と航空券取得要領について
Q:期間は何日から何日ですか? 航空券は往何日、復何日を予約すれば良いのでしょう?

開催期間は1225イン  11AMアウトです。
昨年の例ですと、24日と25日に、専用バス・タクシー運行します。9121518
事前連絡して、
空港内の待合場所(別途連絡あり。非常にわかりやすい)に時間通りにいけば乗れます。
渋滞含め、PVまで56間かかるので、9時ないし12便がオススメ、18便は、PV到着が深夜になるので、避けたほうが良い。
これらのバス発車時刻の12間前に着く直行便を取ってください。
11の帰りは、朝PV出て、午後23以降に空港到着するので、そこからチェックインリードタイム2間で逆算して下さい

というわけで、普通に考えると
出発:24日夜ないし25日未明発のオーバーナイトフライト
帰国:1日夜ないし2日未明発のオーバーナイトフライト
かなあ、と思います。いずれも直航便がお勧めです。
それぞれ便を半日~1日前だし(出発)/後送り(帰国)して、事前事後に空港ないし市内のホテルに泊まると、費用はかかりますが、夜行便を避けられので、体力的には楽です。

3Q:リトリートの参加費は概略幾らぐらいですか?

昨年1昨年は、783食付きで、上記往復タクシー代(定期便の場合)含めて、オドロキのUS$250 
ですので、航空券代で、コストが大きく変わります。値段の釣り上がる前に購入をお勧めします。

4)法話の通訳について(英語<ー>日本語)
例年通り、1万円~15千円前後(希望人数により、シフト)にて、日英の通訳手配を検討中です。何人の通訳を手配出来るかは、まだわかりませんが、最低でも、リトリートのメインパートである毎日の法話は、通訳対応があります。
法話は主にベトナム人僧侶の方々が行いますが、かなり訛りのある場合が多く、相当に英語力に自信ある方以外は、通訳が必要と思っております。ただし、通訳の方にも手に負えかねる内容と聞き取りの難易度の高い法話もある事、ご承知おきください。

5)宿泊
男女別の大部屋になります。近年の参加人数増に伴い、テント泊(テントは、PV側で用意)も増えました。
集団での合宿生活です。個室泊はありませんので、ご注意下さい。

6)追記事項
1123日の空港ピックアップ
PV経由でタクシー事前手配すれば、おそらく可能。
但し1100ドル程度(ゴロー     もっと掛かるかも)
待ち合わせ場所は、24日以降と同じ。但し集合地点にPV側のボランティアガイドスタッフ無し。(同スタッフいないケースで、1昨年上手くタクシー運転手と会えずすごく苦労した参加者あり)。
23日発組は、このメッセージボックス内で呼び掛けあって、1台のタクシーを共用する事も可能です。但しスーツケースの大きさとタクシーサイズ(日本より大体小さい)を考えると、2人で1台くらいか?3人トライもありだけど、乗れるかどうかは?

2223,24日宿泊
可能(事前連絡した方がベター->連絡表の余白に注記して下さい)
一泊30ドル以上と思われる。
*お手数ですが、23日空港ピックアップ・PV泊でも、時間と空港名を私の作成したフォームに記入して、私宛送付願います。

33。空港出発バス時間(おそらく23,24日も、PV側の混乱避ける為、これに合わせた方が良い)
18発は到着が深夜になるので、極力避けて下さい。

44。ウェブ申し込みすると、送金依頼が来ます(宿泊代、バスもしくはタ
クシー予約もした場合にはバスもしくはタクシー代)。とりあえず送金不要で、上記1ー②の私への情報連絡をしていれば、キャンセルにはなりません。現地決済出来ます。現金を用意しておいて下さい。

それでは、より多くの方々の参加を期待しております。
ご質問は、竹中吾郎・恭子(nagoyasangha(a)gmail.com)まで。

竹中吾郎・恭子@名古屋サンガ

Wednesday, September 26, 2018

10.13.2018 Motion Gallery Crossing #1 都市と地方を行き交う人たち



クラウドファンディングプラットフォーム・MOTION GALLERYには、何か変化を起こしたい、誰かに伝えたいといった想いをもった人たちの挑戦が集まっています。そこには、今の社会が抱える問題が映し出され、過去・現在・未来を有機的につなげるヒントが詰まっています。

これまで日本全国、ときに国境をも越えて、MOTION GALLERYに関わってくださった方々を、表現方法やジャンルを越えて繋ぎ合わせながら、2020年以降の社会と未来をともに考える場として、「MOTION GALLERY Crossing」をはじめます!

【MOTION GALLERY Crossing #1 都市と地方を行き交う人たちの増やし方】

成長を是とする世界のなかで、都市部・地方を問わず、 “利便性”を追求したまちづくりが行われ続けてきた。結果、世界のあらゆる都市が、同じような建物、街並みになり、「画一化」しているとも言われている。

一方で、都市での暮らしを離れ、「便利さ」や「快適さ」が劣るような自然のなかでの暮らしに戻ろうとする人たちも増えてきている。

都市化した「まち」の暮らしでは得られないものとは何か。これからの「まち」が生き延びていくために、その個性を引き出すコツは?「都市か地方か」の二択で断絶させない、よりゆるやかな移行の仕方とは?

都市やまちづくりについて模索し、実践しているゲストたちの経験談を聞きながら考える。

●事前質問「あなたがどこか地方のマチを訪れたいと思うときの、一番の理由は?」
*当日までに回答を考えていらっしゃってください。ディスカッションの際などにお話しいただきます。

▼ゲスト *プロフィール詳細はイベントページに投稿いたします
市来勇人(UNZEN△FES.実行委員会 実行委員長/雲仙青年観光会 副会長/株式会社FUTURE CITY 代表取締役)

ソーヤー海(共生革命家/東京アーバンパーマカルチャー創始者)

中村功芳(NPO法人earth cube Japan代表理事)

高橋歩(山暮らしカンパニー発起人)


▼日程:10月13日(土)15:00〜17:30(14:45開場)
15:00〜16:00 ゲストによるトーク
16:00〜16:15 参加者間のグループディスカッション
16:00〜17:00 ゲストと参加者によるフリーディスカッション
17:00〜17:30 交流会(途中退出可)

▼参加費:1500円
*全9回のうち何回でも参加できる定期券も9000円で発売中。ご希望の方は後述の問い合わせ先までご一報ください。

▼お申し込み:PEATIX
*上記よりご登録のみお願い致します。参加費のお支払いは当日現金払いとなります。お釣りのないようにご用意をお願い致します

▼会場:リトルトーキョー3階(東京都江東区三好1-7-14)

▼お問い合わせ先:MOTION GALLERY 担当 アーヤ
ai.ayah★mgly.jp(★を@に変えてください)


【MOTION GALLERYによる新たな企画「MOTION GALLERY Crossing」とは】
クラウドファンディングプラットフォーム・MOTION GALLERYは、誰かの熱い想いをカタチにするお手伝いをする場です。

それは、ときに映画であり、ときに音楽であり、ときに演劇であり、ときにまちづくりであり…さまざまなカタチをとります。しかし共通しているのは、誰かに伝えたいという思い。変化を生み出したいという願い。より楽しい未来を築きたいという希望…。

そんなみんなの想いが詰まった”ギャラリー”には、今の社会が抱える問題が映し出され、これまでになかった新しいアイディアが集まり、過去、現在、未来が有機的に繋がるヒントが詰まっています。

これまで日本全国、ときに国境をも越えて、MOTION GALLERYに関わってくださった方々を、表現方法やジャンルを越えて繋ぎ合わせたら、さらに新しいアイディアやカルチャーが生まれるのではないか…。そんな想いから「MOTION GALLERY Crossing」は生まれました。

MOTION GALLERY Crossingでは、
1)「発展」を是としてきた社会の限界(#1 #2 #3)
2)技術の進歩に伴い問われる人間の存在意義(#4 #5)
3)「固定観念」からのゆるやかな脱却(#6 #7)
4)個が自立していく未来(#8 #9)
という4つの命題から現在の社会を切り取り、これからの社会を全9回にわたって探求します。

イベント自体は1回ごとで完結していますが、ぜひ複数の回にご参加いただき、様々な角度から一緒に未来の世界を「ソウゾウ(想像・創造)」していただければ幸いです。

▼全9回のコンテンツ&スケジュール一覧:近日公開!

Motiongalleryサイト

Tuesday, September 25, 2018

10.14.2018 カルマキッチン@戸塚

恩送りレストラン「カルマキッチン」を
戸塚の善了寺で開催するよ

ギフト仲間達がバークレーで始めた
やさしさの大実験

日本でもギフト経済ラボが
20回開店してきたよ

よかったらご飯を食べにきてね
みんなの食事はもうすでに
誰かからの贈りものだよ
LOVELY~


カルマキッチンが横浜にて初開催!
~「恩送り」カフェにようこそ。

旧東海道沿い、善了寺敷地内に、わら壁や自然素材で建てられた
まあるいお堂の「カフェゆっくり堂」が、10月14日(日)夜、
「カルマキッチン」としてオープンします。

旬のお野菜や自然の調味料をつかい、丁寧につくられた食事を、
キャンドルのあかりの中、居合わせた人たちとのご縁に感謝しながら、ゆっくりと楽しんでみませんか?

世界はギフトに満ちている。
私は一人じゃない。
小さくてあたたかい、遠いのに近い、そんなやさしさが感じられる、不思議なレストラン、カルマキッチン。

お席は完全予約制です。
みなさまのご来店、お待ちしています。

愛をこめて・・
カルマキッチン@戸塚
運営スタッフ一同より

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日時:2018年10月14日(日)
時間:18時~20時半(19時までにお入りください)
会場:カフェゆっくり堂(JR戸塚駅東口より徒歩7分)
お席:23席(完全予約制)

申し込み:ナマケモノ倶楽部 info(a)sloth.gr.jp まで
  お名前、ご連絡先、人数、ひとことを添えて
  「件名:10/14カルマキッチン申込み」でお送りください。

共催:NPO法人カフェ・デラ・テラ
   ナマケモノ倶楽部、TUP

協力:カフェゆっくり堂、浄土真宗本願寺派善了寺
   カルマキッチン

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<カルマキッチンでは・・・>

この日は、お出迎えするスタッフも、キッチンで腕をふるうスタッフも、みなボランティアとして自分の役割を担っています。

「やさしさ」をベースにしたギフト経済が、この暗澹たる現代において、一筋の光となりますように。


<カルマキッチンについて、もっと学びたい方へ>

アメリカではじまった「カルマキッチン」(動画、日本語字幕付)


greenz記事(カルマキッチン、日本での広まり)

Sunday, September 23, 2018

【ソーヤー海の経済学】New Economicsとニーズ経済: Greenzの記事

時差ぼけが抜けない。。。

この前、GreenzにNew Economicsがテーマの記事があった。ベースになっているのは「スモール イズ ビューティフル —人間中心の経済学」を書いたE.F. シューマッハの思想みたい。読んだことがない人は、ぜひ読んでみて欲しい。

記事の後半は南米チリの経済学者マックス・ニーフの話があって、それもとても面白い。

マックス・ニーフは、貧困の定義を豊かにした。そして、発展の対象は人間であって、モノではないことを前提条件にし、人間の根元的ニーズを満たすことを目指す経済発展のあり方「Human Scale Development」を提唱し、実践を続けてきた。
本当の意味の貧困とは、 人間の基本的ニーズが長期的に満たされないこと、と定義し、その基本的ニーズは9つあるとマックス・ニーフは言う。

「愛情」、「生存」、「保護」、「理解」、「参加」、「怠惰」、「創造」、「アイデンティティ」そして「自由」の9つ。

従来の意味での経済的観点のみから見た貧困ではなく、ニーズという人間の内的な視点からみた多面的な貧困のあり方を提起している。この9つのニーズの中のどれか一つでも長期的に欠けていたら、お金に恵まれていたとしても、それは貧困である、という考え方だ。そして、人間の基本的ニーズは世界中すべての地域で普遍的に同じであるとした。
(省略)

マーケットニーズに応え人々の経済財への消費及び所有欲求(Wants)だけを埋めていっても、本当の意味での貧困の解決やその先の幸せには至らない。そうではなく、人間の基本的ニーズを満たすのが本来の経済の役割なのだと、マックス・ニーフは語りかけている。

非暴力コミュニケーションの「ニーズ」という概念に似ていて、僕もニーズベースで経済を考えるようにしている。一般的にはお金やモノを経済だと考えがちだけど、ニーズを満たすことが人の目的であって原動力であると僕は思っている。人間が創造した経済や政治も、ニーズを満たすための手段(目的ではなく)。今の経済や政治が多くの人のニーズを満たせてないのは(僕の目からは)明らかだ。僕たちが作り上げてきた(専門家や権力者だけではなく)「経済」や「政治」とう概念を頭(ヘッド)の中で書き変えて、そこに原動力となるハートを含め、その新しい経済や政治を体現(ハンズ)すれば、それが新たな「現実」となって、常識を書き換えていく。

資本主義も比較的に新しい発想で、理想を多く抱えながらバグも数多く含んでしまっている。その致命的なバグが僕たちの反社会的言動を促してしまっているんじゃないかな?例えば、健康や家族より仕事を優先したり、環境破壊や弱者を搾取して利益に変えたり。

さらにはそのバグを利用して、極端に地球の富をためこんでいる人たちが社会の不安定さを煽ってしまっているのも深刻な課題(不思議なことに、彼らは社会的ヒーローとされたりもする)。シェアする人は、大金持ちにはなれない。本当に分かち合う人は、豊かにはなれるけど、お金持ちにはなれない。これは、なかなか受け入れるのが難しい事実。なぜなら、子供の時から僕たちの多くは、お金持ちになることを目指すように促されているから。お金持ち=価値のある人間=成功者=社会に求められている人。逆に、お金がない人=できない人=落ちこぼれ=社会の負担というような常識が流行ってしまっている。これを僕は資本主義教(一種のカルト)とよんでいる。

人生のゴールがお金やモノを集めることならば、分かち合わないことを上手にする必要がある。人生のゴールがより豊かな在り方、社会、地球であれば、上手に分かち合うことが必要。それは、資本主義教から見るとそれは「貧しさ」。命の世界から見るとそれは「豊かさ」。どのゲーム、どの「おはなし」で生きるかは、僕たち一人ひとりが決められる。一気に完璧を目指さなくてもいい。ちょっとずつ、かつ確実に、方向を変えていけばいい。

僕たちの価値はお金やモノで測るものではない

僕も君も木々もプライスレスな存在

一緒に、プライスレスな世界で生きよう!

Have a lovely day~


以下は、Greenzの記事



今の経済活動と人々の幸せってちゃんとつながっているのだろうか?
そんな経済への違和感を抱えるのはあなただけでなく、50年以上前から多くの人たちが感じ、考えてきたことだった。

そんな違和感を起点に、新しい経済の実践が世界中で花開く今だからこそ、この「New Economics」を歴史的変遷も含めて、皆さんにぜひ紹介させてもらいたい。

New Economics (新しい経済学)とは、「自然環境との調和を大前提に置き、人々の幸せに届く経済をつくっていく姿勢と実践」である。日本の広辞苑にその定義が載っているわけでも、イギリスのOxfordの辞書にその定義が載っているわけでもないが、New Economicsをこのように説明するのが一番しっくりくる。
New Economicsの父、経済学者E.Fシューマッハが残したもの

New Economicsの歴史を話すときに欠かせないのは、1973年に『スモール イズ ビューティフル —人間中心の経済学-』を出版した、経済学者E.Fシューマッハ(1911-1977)だ。

シューマッハは、1970年当時から、経済の急速な拡大に伴い生み出されてきた成長の果実だけでなく、痛みに耳を傾けた。そして、自然環境との調和のもとに、人々の生きがいや幸せであふれる生活・仕事を行えるような、人間性をもった経済のあり方を提唱した。New Economicsの父とも言われる人物だ。


シューマッハは自然体の人であり、ユーモアがあり、楽観的だったと聞く。そのシューマッハが残した影響は計り知れないが、その中核をなす考え方があるように思う。

現代の経済システムは、労働(コスト)を最小化し、生産や消費を最大化するシステムである。それに対して、シューマッハが目指したのは、「消費を最小化し、人々の幸せを最大化する経済のあり方」だった。このことが提起する議論の幅は極めて広いが、2つの大きなポイントがあると私は受け止めている。

全文はGREENZで!



【参照 MORE INFO】

学びの3H Head頭, Heart心, Hands手。トランジションタウン運動やシューマッハカレッジなどでよく使われる概念。ホリスティックな学びや生活の捉え方の一つ。

資本主義も様々な形があって、アメリカでとくに問題視されているのは新自由主義経済シカゴ学派の経済学

 
週刊現代 2016 「たったの62人」大富豪が全世界の半分の富を持つ、あまりにも異常な世界の現実

BBC NEWS JAPAN 2018 世界富豪トップ8人の資産、貧困層36億人分と同じ=慈善団体

Thursday, September 20, 2018

【明日】カルマキッチンのランチ by ギフト経済ラボ

ただいま〜
最高な「人生が変わるパーマカルチャーツアー」を13人の巡礼者とともに終えて、めっちゃめちゃ満足して日本に帰ってきた。人生最高過ぎる!これでまた、一年日本で活動し続けられるかな〜

仲間のギフト経済ラボの人たちが明日カルマキッチンを開催するみたいなんだけど、まだ席が8つほど空いているので、行ける人は是非!

僕たちの第一回目のカルマキッチンは10月14日に戸塚でやるよ
間もなく告知をアップする。

今日も素敵な一日を!
love


第20回カルマキッチンを、2018年9月22日(土)に京橋の beeftro by la coccinelle (ラ コクシネルさん)で開催することになりました!
お肉が自慢のラ コクシネルさんならではのカルマキッチン向けランチをご用意して、みなさまをお待ちしています♪
日時:
 2018年9月22日(土曜日)
時間(2部制):
 第1部 11:00〜12:30
 第2部 13:00〜14:30
場所:
 beeftro by la coccinelle (ビフトロ バイ ラ コクシネル)
 〒104-0031
 東京都中央区京橋3丁目1 中央区 京橋3-1-1 東京スクエアガーデン B1F
 MAP
申込:
 ここ
お願いとご注意:
 ☆お料理を美味しい状態でご提供するため、第1部は11:30迄に、第2部は13:30迄にお越し願います。
 ☆今回はベジタリアンメニューのご用意がありません。次回21回は別のお店でベジタリアンメニューもご用意する予定です。
 ☆ご予約がない場合、お席、お料理をご用意できない場合がありますので、ご予約をお願いします。
 ☆お席に限りがあります。参加できなくなった方は、キャンセルをしていただけると、お席を参加できる人に譲っていただくことになるのでありがたいです。
 
Facebookのイベントページはこちら

Saturday, September 8, 2018

【WIREDの記事】来るべき時代の「有機的なコミュニティ」

この前、WIREDからの取材があって
記事が上がった。

以下、レミちゃんがMLに流した内容

WIREDさんで、TUP道場プロジェクトのクラウドファンディングの経緯について、鈴木菜央さんとソーヤー海くんが話しています。

クラウドファンディングのプラットフォームにいつもTUPが使っているモーションギャラリー代表の大高さんとの対談です。

菜央さんが情熱をかけている、いすみの地域経済促進(ローカリゼーション)や、海くんのお金への態度がくっきりでていて読み応えあると思います。

https://wired.jp/2018/09/04/motion-gallery_permaculture-ws/

ーーー以下抜粋ーーー

「クラウドファンディングって誤解されがちで、単なる先行販売サイトとかアイドルのお布施みたいなサイトだと思われてしまう。でもお金を出すこと自体がある種の投票行動だし、自分の意志のもとで行う再分配だったりクリエイティヴなお金の出し方だったりする。だからクラウドファンディングによってぼくらの社会がクリエイティヴで多様になるんじゃないかと。」

という大高さんに返して、海くん。

「クラウドファンディング自体が俺のなかでは妥協だからね(笑)。でも、クラウドファンディングは資本主義の世界と俺が目指す「ギフト」の世界の接点だと思う。いまの資本主義は優しさや思いやりを奪っていて、人を幸せにしていない。だからこそ、資本主義の中心地でそれとは異なる経済の実践をしたいと思ってる。そういう意味で、クラウドファンディングはふたつの世界を繋ぐ接点だし、メディアでもある。」


 ***WIREDの記事***



従来の社会のあり方を見直し持続可能な環境をつくる「パーマカルチャー」を実践する場が千葉県・いすみ市に存在する。「平和道場」と名付けられたその場所は、クラウドファンディングを利用することで2017年に生まれたものなのだという。平和道場を率いるソーヤー海と鈴木菜央、MOTION GALLERY代表の大高健志が、この不思議な場が実現した「有機的なコミュニティ」について語った。

近年、「パーマカルチャー」という概念が注目を浴びている。従来の社会のあり方を見直し持続可能な環境をつくろうとするこの概念は1970年代に生まれ、農業に留まらず世界中でさまざまな実践が行われている。

ここ日本においても、パーマカルチャーを実践する者はいる。「東京アーバンパーカルチャー」の創始者であり『アーバンパーマカルチャーガイド』なる書籍も出版している「共生革命家」、ソーヤー海は日本を代表するパーマカルチャーの実践者のひとりだといえるだろう。

そんなソーヤーと、同じくパーマカルチャーに魅了されさまざまな取り組みを行う「greenz.jp」編集長の鈴木菜央は、千葉県・いすみ市にパーマカルチャーを実践するスペースをつくり出した。「平和道場」と名付けられたこのスペースはMOTION GALLERYによるクラウドファンディングを通じて生まれたものだ。

累計1,000名近い人々が関わる一大プロジェクトへと成長を遂げた平和道場は、いまも老若男女を問わずさまざまな人々が訪れ、思い思いの活動にコミットする独自のコミュニティをつくり出している。果たして平和道場はいかにして生まれ、これからどこに向かおうとしているのか。

大高健志(以下、大高) 初めて鈴木さんとご一緒したのは、「リトルトーキョー」というコミュニティスペースをつくるときでしたよね。立ち上げの費用を集めるためにMOTION GALLERYでクラウドファンディングをしていて。

鈴木菜央(以下、鈴木) 変わった建物をリノベーションしようとしていて。お金が足りないということになってクラウドファンディングをしてみようという話になったんです。

大高 そのプロジェクトは無事に成功して、その後ソーヤーさんが『アーバンパーマカルチャーガイド』という本を出すときにクラウドファンディングでご一緒しました。

ソーヤー海(以下、ソーヤー) 当時ぼくは本がつくりかったけど、書きたくないしお金もないしプランもなかった(笑)。どうやらクラウドファンディングというお金が集まる「魔法」みたいなものがあるらしいと聞いて、大高さんとやったら成功したんだよね。

大高 本も結構売れましたよね。書店でも平積みされていて、発売されてしっかり広がっているのを見て感動しました。今回のプロジェクトでは「本」からリアルな「場所」へと発展してますよね。

ソーヤー 当時は未知の仕組みだったけど、クラウドファンディングって「ファンディング」というより「メディア」なんだなと思った。具体的な応援手段ができると人を巻き込みやすいし、色々な人に新しい発想を広げていける。それは面白いなって。今回の平和道場も世の中になかった発想で、深い哲学やこの文化のノリをどう広めていくかが大事。ただお金を集めるというより活動を広げるところに面白さを感じたかな。

鈴木 クラウドファンディングってお金を民主化するひとつのプロセスだと思う。これは新しい「税金」だと思っていて、実現した方がいいと自分が思っていることにお金を直接渡せるので気持ちいいですよね。中央政府にみんながお金を払って分配すると、どこにどう使われるかわからないし信じていないことにも使われてしまうから。

土壌を育てて次世代につなげる

大高 平和道場はプロジェクトページで公開した動画がすごくよかったですよね。テキストだけだとわからないヴィジョンや感覚が伝わってきた。みんなでつくってる感じがすごく出ていて。

鈴木 あれも道場の掃除を手伝ってくれた人が撮影してくれたんだよね。持っていたアタッシュケースからドローンが出てきて、「じゃあ撮影しまーす」とか言って(笑)。

ソーヤー 色々な要素があるから面白いよね。ただのお金じゃなくてストーリーに心を動かされてみんなが支援してくれる。信頼資本があるから。色々なかたちの資本が動いてるのが面白いと思う。掃除ひとつとっても、これまでだったら業者に掃除してもらってたけど、うちらは「お掃除パーティ」といって騙して(笑)。でも、その方法をとったことでドローンで撮影できる人が参加したりする。どうやったら資源が循環するのか、うちらが実験してる部分もある。

大高 リターンのつくり方もグッズをプレゼントするんじゃなくて「掃除を手伝う権利」とか、お金を払って掃除も手伝わされるんだけど(笑)、仲間として場所をつくっていくのが逆転の発想で面白かったですね。お金を集める手段に振り切ってマーケティングに行くとメッセージがぶれてしまうので、平和道場はその軸が見えているのがすごくいいプロジェクトだなと思いました。それに、本から場所へ広がってコミュニティ自体が発展しているのが面白いなと。

ソーヤー その進化が面白いよね。本だけだと遠いところの面白い話で終わってしまうけど、土壌をつくっていくことで場ができる。

大高 学生の人も参加して、次の世代に広がっているのがいいですよね。

ソーヤー 次に繋げるプロジェクトしかしていないから、それは重要な部分だね。

大高 「打ち上げ花火」で終わるデザインにはしていないというか。お金を払う側からすると、それは安心感にも繋がりますよね。

鈴木 メディアをやっている人間からすると、クラウドファンディングってメディアとしてよくできてるなと。ぼくらもこのプロジェクトにどういう意味があるのか、何となく理解していても明文化していなかったけれど、プロジェクトページをつくる作業を通じてクリスタライズされてくる。それ自体がぼくらの活動にもなっているのが面白かった。だからあのページに平和道場のエッセンスとか本質がまとまってるんだよね。

ソーヤー あのページが公開されたときは、「これがわたしたちです」みたいな感覚があった。変なものを出すとプロジェクトからもずれちゃうし。応援メッセージをもらうと自信もつくし、ファンディングしてくれた人からのメッセージもある。何百人という人が応援してくれて、その応援のなかで活かされてるんだっていうのが気持ちいい。

鈴木 応援メッセージを頼みに行くのも関係性づくりのひとつだったりするから、色々な関係性が豊かになるよね。


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