ユートピアを創ることはできません。でも、希望を失ってはならない。
楽観主義をあきらめてはいけません。変革は可能です。より良い方向への変革は可能なのです。
変化は起こっている。新しい意識が現れている。私は希望に満ちています。
サティシュ・クマール
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僕の大先生の一人、サティシュ・クマールが来日するよ〜
もう八十歳以上で2〜3年に一度しか来日しないから、今回が最後かも
できるだけ、若い世代にも彼と出会って欲しいから、ぜひ周りの若い人たちに素敵なお誘いをしてもらえたら嬉しい。次の世代にやさしさと思いやりをそそいでいこう。それが僕たちの未来。
すぐ満員になると思うよ
僕もどこかに参加できるかも
サティシュについて僕が書いた記事(一部)
→サティシュ・クマールの家を訪ねて6月2019年
→【Greenzの記事】超有名な平和活動家で、ものすごいパワー。でも偉そうじゃないし、優しさがにじみ出ている。そんなサティシュ・クマールの姿から僕が学んだこと。
→【しあわせの経済 世界フォーラム2017】サティシュの言葉
→【ギフトの世界】大学生&ワカモノへのメッセージ by サティシュ(2017)
→【ギフトの世界】共感の革命を起こしたガンジーの友ビノーバ・バーベ(2017)
→いい先生と出会う(2017)
→6月のサティシュ・クマールと過ごす一週間の旅(2017)
*サティシュが先生の一人である、今年の
シューマッハカレッジ体験週間(通訳付き)は
5月30日〜6月6日2020(募集は三ヶ月前くらいに出す予定)
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ゆっくり小学校の名誉校長であり、現代を代表するエコロジー思想家・非暴力平和運動家のサティシュ・クマールさんが、3月下旬に来日されます。齢八十を過ぎたサティシュさんですが、みなさんの前で、きっと次のように挨拶をされるでしょう。「わたしは83歳の若者です」と。その言葉の通り、サティシュさんはいつも若々しく、瑞々しく、ハツラツとされています。そしてなにより、どんなに危機的な、絶望的な状況にあっても、希望を抱き続けられる人、暗闇を呪うことなくロウソクを灯す人、サティシュさん自身が眩しい光のような存在であり、希望そのものなのです。
サティシュさんはずっと人々に呼びかけてきました。「単なる消費者として貶められることなく、アーティストとして生きよう」と。「アーティストとは特別な人のことではない。誰もが特別なアーティストなんだ」と。混迷を深める社会のなかで、このメッセージがいよいよ輝きを放ち、わたしたちの進むべき道を灯台のように照らしてくれる――。
サティシュさんの想いとあたたかい言葉を携えて、全国各地でインタビュー映像作品『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』の上映会と、サティシュさんのお話会・“ゆっくり”問答の会を開きます。
学ぶことの目的は、本当の自分に出会うため、想像力と共に生きるアーティストとしての自分に気づくため。それは同時に、自分の内に希望を見出し、暗闇にロウソクを灯す者へと成長していくことにほかなりません。
世界に光を灯しましょう。わたしたち自身が希望になりましょう。桜のほころぶ春に、入学開始。さあ、サティシュの学校へ!
日程
3月21日(土) | 横浜 |
サティシュの学校@善了寺
[時間]16:45〜20:30 [場所]善了寺 本堂 ≫イベント詳細へ |
3月22日(日) | 京都 |
サティシュの学校@知恩院
[時間]13:30〜17:00 [場所]知恩院 和順会館 ≫イベント詳細へ |
3月22日(日) | 京都 |
サティシュさんを囲む、夕食懇親会@ちおん舎
[時間]19:00〜20:30 [場所]ちおん舎 ≫イベント詳細へ |
3月24日(火) 〜 25日(水) | 姫路 |
サティシュの学校リトリート@姫路 書写山圓教寺
[時間]24日 14:00 現地集合〜25日 14:00 現地解散(予定) [場所]書写山圓教寺 ≫イベント詳細へ |
3月27日(金) | 下関 |
サティシュさんとベジカレーづくり@ゆっくり小学校
[時間]11:00〜14:00 [場所]ゆっくり小学校下関内日校舎 ≫イベント詳細へ |
3月27日(金) | 下関 |
サティシュの学校@下関
[時間]17:00〜20:30頃 [場所]下関市生涯学習プラザ 宙のホール ≫イベント詳細へ |
3月28日(土) | 水俣 |
サティシュの学校@水俣 西念寺
[時間]13:00〜16:30 [場所]水俣・西念寺 ≫イベント詳細へ |
3月29日(日) | 東京 |
サティシュの学校@明治学院大学白金
[時間]13:00〜17:00頃 [場所]明治学院大学白金キャンパス ≫イベント詳細へ
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プロフィール
サティシュ・クマール(Satish Kumar)
現代を代表するエコロジー思想家、非暴力平和運動家。
1936年、インド西部ラージャスターン州の村で、ジャイナ教信徒の両親のもとに生まれた。父の死を契機に、死がもたらす悲しみを超える道を模索し始めたサティシュは、9歳にして出家、ジャイナ教の僧侶となる。18歳の時、マハトマ・ガンディーの社会的非暴力思想に魂を揺さぶられ、還俗を決意。その後、ビノーバ・バーべ師のもとで社会変革運動に携わった。1961年、90歳の哲学者バートランド・ラッセルが、核廃絶を求める座り込みで逮捕されたというニュースに触発され、サティシュは友人とともに、当時4つあった核保有国(ソ連、フランス、イギリス、アメリカ)の首都へ、平和のメッセージを届ける平和巡礼に旅立つ。2年半かけて、およそ1万4千キロの道を一銭ももたずに歩き通した。その後、サティシュは著書『スモール・イズ・ビューティフル』で知られる経済学者、E.F. シューマッハーと出会い、意気投合。1973年、シューマッハーに請われて、『リサージェンス』誌の編集主幹となる。以来、『リサージェンス』はエコロジー思想の知的拠点として、また環境、平和、科学、スピリチュアリティの統合をめぐる世界的な議論の場であり続けている。1982年、自宅のあるイギリス南西部デヴォン州に「スモール・スクール」という中学校を創設し、自然からの学び、日常生活の重視などを特徴とする先駆的なカリキュラムで注目を集めた。1991年には、「シューマッハー・カレッジ」を創設。パラダイムの転換を模索する人々が世界中から集い、学び合う場となっている。やさしくあたたかく、力強い言葉とまなざしで、環境運動や平和運動を展開し、世界中の人々を魅了し続けている。
邦訳書に『君あり、故に我あり』(講談社学術文庫)、『人類はどこへいくのか ほんとうの転換のための三つのS〈土・魂・社会〉』(ぷねうま舎)、『サティシュ・クマールのゆっくり問答with辻信一』『怖れるなかれ(フィアノット)愛と共感の大地へ』(以上SOKEIパブリッシング)などがある。2018年制作のDVDブック『サティシュの学校 − みんな、特別なアーティスト』(SOKEIパブリッシング)は、サティシュの教育思想をわかりやすく、奥深く学べる作品として人々に親しまれ、励ましを与え続けている。
辻信一
文化人類学者、環境=文化運動家。「ゆっくり小学校」“校長“。カフェ「ゆっくり堂」店主。南米で活動していた20年前、当時の学生や友人たちと「ナマケモノ倶楽部」を結成、以来、「スローライフ」、「キャンドルナイト」「ハチドリのひとしずく」「GNH」、「しあわせの経済」などのキャンペーンを展開してきた。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社)、『ゆっくりノートブック』シリーズ全8巻(大月書店)、『弱虫でいいんだよ』(ちくまプリマー新書)、『よきことはカタツムリのように』(春秋社)、『ナマケモノ教授のぶらぶら人類学』『ゆっくり小学校−学びをほどき、編みなおす』(SOKEIパブリッシング)など著書多数。映像作品に「アジアの叡智」(DVDシリーズ、現在8巻)など。趣味は歩くこと、俳句、ヨガ、瞑想。落語家として、ぼちぼち亭ぬうりん坊を名のる。