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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

このブログでは僕のワークショップ(WS)やイベントの告知をしています。
WSの最新情報や活動の近状に興味ある方はメーリングリストに入ってください。
右の欄にメールアドレスが書かれています。

東京からサステナブル(持続可能な/共生的)社会を育むための実験と実践を行っています。
世界の最新情報やスキル(技術)を学び、
それを体感型のワークショップで日本に紹介しています。
パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション(NVC)、禅(マインドフルネス)、
システム思考、ユースのエンパワーメントなどが活動の軸です。
活動仲間や企画者を常に募集しています。
よろしくお願いします。

次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!
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Thursday, August 29, 2019

【BOOK】FACTFULNESS(ファクトフルネス)



昨日、友達の本棚で目についた本
FACTFULNESS(ファクトフルネス)
 10の思い込みを乗り越え、
データを基に世界を正しく見る習慣*


目次から興味深い



イントロダクション
第1章 分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
第2章 ネガティブ本能 「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み
第3章 直線本能 「世界の人口はひたすら増える」という思い込み
第4章 恐怖本能 「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み
第5章 過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み
第6章 パターン化本能 「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み
第7章 宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
第8章 単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
第9章 犯人捜し本能 「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み
第10章  焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
第11章  ファクトフルネスを実践しよう
おわりに
付録
脚注
出典



僕がたまたま開いた最初のページは
結論をまとめたイラスト

自分が最近考えていたことや
まだ、理解できていないけど
興味があるものばかり




分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
分断本能を抑えるには
大半の人がどこにいるかを探そう


ネガティブ本能 「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み
ネガティブ本能でを抑えるには
悪るいニュースのほうが
広まりやすいと覚えておこう


直線本能 「世界の人口はひたすら増える」という思い込み
直線本能を抑えるには
直線もいつかは曲がることを知ろう


恐怖本能 「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み
恐怖本能を抑えるには
リスクを計算しよう


過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み
過大視本能を抑えるには
数字を比較しよう


パターン化本能 「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み
パターン化本能を抑えるには
分類を疑おう


宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
宿命本能を抑えるには
ゆっくりとした変化でも
変化していることを心に留めよう


単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
単純化本能を抑えるには
ひとつの知識がすべてに
応用できないことを覚えておこう


犯人捜し本能 「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み
犯人捜し本能を抑えるには
誰かを責めても
問題は解決しないと肝に銘じよう



焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み

焦り本能を抑えるには
小さな一歩を重ねよう

ーーーーーー

忘れがちだけど、すごく大事なポイントばかり
最近、はじめた「イマジン・アクティビズム」とも
つながっていて面白い

本を読むのが大苦手だから
実際、読むか分からないけど
内容にはすごく関心がある

ひとまず著者のTEDトークを見始めた


*本を購入する場合はできるだけAmazonではなく
書店とかで買おう!ローカリゼーション

Wednesday, June 12, 2019

【BOOK】パーマカルチャーのDIY本

明日はサティシュ・クマールと妻のジューンさんに会いに行く。

今日は、フライトから回復するために
家族で一日ゆったりとロンドンで過ごした
養生DAY

家族で散歩していたら
たまたま図書館に入ろうとパートナーを誘って
三人でパディントン図書館に入った

 そうするとすぐにEco Friendlyという本棚が目に入った



一番下の段には一冊だけ本がフィーチャーされていた
THE PERMACULTURE BOOK OF DIY
パーマカルチャーのDIY本

本の中にはわりかし簡単にできる
パーマカルチャー実践者がやりそうな
DIYプロジェクトが幾つもある

一つ目のプロジェクトはPALLET BENCH
パレットでつくるベンチ

パレットは世の中に大量に有り余っていて
うまくいくとタダでもらえるもの



次はSOLAR FOOD DRYER
ソーラーフードドライヤー
オシャレ〜


 

各章に細かくパーツの説明や
右ページのように機能の図解がある
(ここでは空気、太陽光、熱の動き)

 

次はWICKING RAISED BED
ウィッキングレイズドベッド ←って訳してもなにも伝わらないよね
ウィッキング現象で水が下から上へと
自然に上っていく性質を利用して
散水をあまり考えなくていい
コンテナガーデン。

これはずっと表参道にある屋上ガーデンで
つくりたいと思っているもの。
屋上だと散水が大変だから。



 


違う章では似たようなプロジェクト
SELF-WATERNG PLANTERというのがある
自己散水型プランター(非電化)
 

 仕組みの一部



電力自給のためのソーラーシステムプロジェクト

 

ジオドーム温室


コンポスト(堆肥)温水器

コンポストは微生物達がバイオマスを
分解する時に高熱が発生する
その高熱を有効利用するために
水が通る黒パイプを中に入れておけば
冬でもなにもせず温水が作れる


ROCKET STOVE HOT TUB
ロケットストーブ露天風呂

パーマカルチャーは
自然と調和した豊かな暮らしをするデザイン
やっぱり露天風呂は大事でしょう〜
贅沢すぎ?


この右下の写真が最高
贅沢ファンキー


生活排水浄化プール

生活排水には多くの養分が含まれているから
その養分で植物(蓮とか)を育てて
環境再生、景観、動植物の多様性、食糧生産に
貢献ができる
stacking functions!(パーマカルチャー用語)


NATURAL SWIMMING POOL
自然プール

かなり大掛かりなプロジェクト!
自然な池や川が近くになくって
どうしても自然プールが欲しい人向け?

 





生きた屋根の丸い建物
作ってみたーい!!!

実用的なのかな?

こどもが喜びそう


地球を消費尽くすんじゃなくって
楽しく創造的に生きていこう〜
って本を見て思う

仲間のカイルと10月2〜8日までやる
パーマカルチャー実践コースが
こういうのを毎日つくっていく講座のイメージ

*パーマカルチャーは要素より
全体性を大事にしているデザイン作法
面白いパーツがいっぱいあっても
活かし合うつながりがないと
あまりパーマカルチャーとは言えない

Thursday, April 25, 2019

資本主義アフロ

去年、空港で見かけた衝撃的な本


近づいていくと
謎のアフロが現れた
(ともう一人の謎のアフロKAIが思った)


なんだ、このインチキ臭いアフロは!
貸し借り、銀行、景気、年金
資本主義教の回し者じゃないか!!
(と勝手に敵対するアフロKAI)


目次はこんな感じ
最後は「お金持ちになりたい」で終わる
(個人的には「貧乏になろう」って終わったら
めっちゃ興味がわいたんだけど。
なんて斬新な本。。。)



いきなり第一章は「お金がほしい」
子供にお金について教える本が
(しかも100万部も売られているらしい)
お金のほしさを促すのはショッキング
ま、この本というより
僕たちの社会全体がそういうメッセージを
子供達に送り続けているのが恐ろしい

しかも、右ページの人物関係図はなんだ!
まさに、ぼくに対する評価みたいやないか!!!
「あやしい〜」「ふしぎなひとだなあ」
「カッコイイ!」「イケてない」
髪型で評価されるのは大変だよね〜
(アフロ先生と共鳴するアフロKAI)



 このアフロ先生のプロフィールに
「32才」
「本人は仕事をしていない」
「アフロヘアーの中にいつも何かかくしている」
と微妙に似ているところが面白い!
(髪の毛の中になにかくしてんてん!)


資本主義教のなかで生活するうえでは
知っておくと「便利」な内容だと
数ページ読んで思った

でも、ぼくはそもそもこの仕組みについて
みんなと深く問いたい
今の社会問題や日々の生活の問題と
経済はどういう関係なのか?
なぜ、経済が成長し続けないといけないのか?
なぜ、大金持ちがいるのか?そして増えているのか?
この経済は果たして僕たちの
健康や幸せを大切にしているのか?
なんのための経済なのか?

人類の歴史上
お金や資本主義が登場したのは
ほんの最近のこととぼくは理解している
その間ずっと人間は成長して進化し続けてきた

お金、資本主義、工業革命とともに
環境破壊と大量虐殺の規模が
指数関数的に上がっているように見える

いまでは人類の長期的な生存も
危ないという警告が数十年も出続けているのに
その原因でありそうなグローバル経済の成長を
社会としてまともに問うことが禁じられている
(またはそう感じてしまうだけなのかも)

健康よりも、奇麗な環境よりも、
やさしい人間関係よりも、余裕のある暮らしよりも、
利益、株、会社、大手、経済成長、GDP、銀行、マーケットが
優先されてしまう

IS THIS REALLY THE WORLD WE WANT?

この世界観を維持する意味はある?
人が殺され続け
環境が破壊され続け
子供達の未来が暗くなり続け
物質的にゆたかな社会にも関わらず
生きることよりも死を選んでしまうほど
人を追い込んでしまう経済

NO WAY

インドで幸せの経済と教育活動をしている
マニッシュという人から聞いた言葉
「学校はこども達の想像力を殺している。
こども達も殺している」
(こどもの自殺がインドでは急上昇中)

こどもを殺すことは
もっとも反社会的な行為じゃないかな?
次世代が死んだら
終わりってこと

COME ON PEOPLE
ANOTHER WORLD IS POSSIBLE


こどもたちとともに


前提を問いはじめよう


権力と欲と依存の経済ではなく

いのちの経済を取り戻そう

やさしさの経済を育もう

愛の経済を生きよう


GIVE MORE


TAKE LESS


BE ALIVE


HERE NOW


ONE LOVE AFRO


Sunday, April 21, 2019

ソーヤー海がオススメするアクティビズム本(4月21日2019)

東京はなんて不思議な世界なんだろう

幸せの経済のミーティングや
アースデイ東京の登壇とかで
二日間、東京で過ごしてみたけど
とにかく僕には刺激が多すぎる

なれると適応するのか麻痺するのか
気づかなくなるのかもしれないけど
容赦なく心身に働きかける刺激に
圧倒された

かえるの鳴き声が恋しくなる


東京にいると消費したい衝動に動かされてしまう

その回路が僕の心のなかにまだしっかりある
「とにかくなにか買いたい」
だいぶ消費のハードルをあげてきたから
なかなか買えるものが見つからないことに
救われている

でも、消費欲求が抑えきれず
(ストレスに対する反応かもしれない)
なんとか僕の価値観にあまり反しない
商品がみつけられた
あるブランドのバターと牛乳、有機の野菜ジュース
 (乳製品好きのベジタリアンなのだ)

その他、よく消費欲求を満たすものは
小さなパン屋の天然酵母パン
昔はおにぎりもピンチヒッター商品だったんだけど
最近は添加物が入ってないおにぎりが見つからず
買えなくなってしまっている(よかった〜)

買いたいものがなさすぎて
それもどこか嬉しい

 僕にとって東京そのものが
ディズニーランドみたいなアトラクション
現実に存在する非現実的なファンタジー
資本主義ワンダーランドTOKYO


 LIVING NOMADS


難しいこと考えずに、買い物しよっ
便利でいいものいっぱい !
買って〜買って〜買って〜




【本題】

最近ぼくが読んでいる本や記事をシェアしたい

あまり読み書きが得意ではないんだけど
いろんな人から文字メディアをすすめられたり
本をもらったりしていて
なんとかがんばって読んでいる
ぼくにとっては苦行だったりもする
でも、そこから得ているものは大きく
文字メディアのパワーを
自分の人生を通して実感している

今、ぼくの学びやインスピレーションに
なっている本と記事(ぜんぶ読んだわけではない)
ぜひ読んで欲しい! 
(不思議なことに
ぼくは読んだことのない本も
おすすめする習性がある)

信頼している仲間から受け取ったタネ


RESOURCES FOR
BIG PICTURE ACTIVISM
ビッグピクチャーアクティビズム


*日本語訳がないもの




*オンラインでPDFが読める(上のリンク)



Gandhian Iceberg by Chris Moore-Backman
ガンジーの氷山(ぼくが書いた記事一覧
*序章は有志で翻訳した(まだアップできてないけど)




Sacred Economics by Charles Eisenstein
聖なる経済学(オンラインで読める有志の翻訳版)




Moved By Love by Vinoba Bhave
〜愛に動かされて〜






ローカルフューチャー by ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ
幸せの経済の入門書




日本が売られる by 堤未果
日本の文脈から見た
グローバル経済の凄まじい動きと
そこに立ち向かう世界市民の運動




堤さんにすすめられた小説
「華氏451度」by レイ・ブラッドベリ
めっちゃ面白かった
現代社会について考えさせられた
これは読む価値ある!




ぼくが堤さんにおすすめした
似た系統のディストピア小説
「すばらしい新世界 」 by オルダス・ハクスリー
辻信一さんとよく
この本について話題にしている


堤さんも辻さんもぼくも好きな
1984 by ジョージ・オーウェルもオススメ!
これも時代を



 「世界はシステムで動く」 by ドネラ・H・メドウズ



*本はAmazonとかではなく、できるだけ書店で買おう!
または、図書館にとかに取り寄せてもらったり。



***アースデイで配った資料***



問い合わせのサポート(事務局)とかが一番ひつようかも
コミュニケーションのキャパが限界じゃ〜






以下の大企画の告知はまもなくできあがる予定

7月10〜16日 非暴力コミュニケーションリトリート@女神山ライフセンター長野県

9月11〜24日 人生が変わるパーマカルチャーツアー USA(告知準備中)

Monday, December 17, 2018

【仲間】若菜ちゃんの塗り絵「Life is Compost」がでた!&台湾デビュー!!!



みんなのちきゅうカタログの表紙になっている
コンポストマンダラを描いた親友の若菜ちゃん
(僕の養生ケアの重要な人でもある)が
塗り絵ブックを制作したよ〜

微生物オタクでもある彼女が
小さな小さなヒーロー達の姿を描いた本
そこに色を塗って華やかにするのはみんな!

制作と出版は仲間の冨田貴史くん等が
立ち上げた冨貴書房

詳細とお買い求めは下のリンク

冨貴書房ぬり絵 01 Coloring Book『LIFE is COMPOST』発売!


こうやって、仲間を増やしながら
その生態系でいろいろ世の中に
発信するのっていいよね〜
クリエイティブカルチャー

若菜ちゃんもほんとここ細菌
イラストレーターとして起業した
みんなも自分の魂がワクワクすることをやろう
大切な人生、大切な地球
みんな大事な役割があるんだよ
LIVE YOUR CALLING




今は【自然栽培】っていう
これまたマニアックな雑誌の中に
お米マンダラを描いたり(表紙は別の人)
「奇跡のりんご」の 木村あきのりさん監修

CHECK HER OUT
WAKANA KAWAMURA HP

■川村 若菜
イラストレーター&パーマカルチャーデザイナー。 1984年兵庫県生まれ。

大学卒業後、神戸で看護師として働き出すも、アメリカの音楽&アートに魅了され、2008年、アメリカ西海岸に単身飛び出す。

渡米後、気づけば植物のトリコになり、造園学科でデザインを学び始める。植物学&デザインを学んでいる中、パーマカルチャーと出会う。

その後、サンフランシスコにあるUrban Permaculture Instituteに通い、都会を中心としたアーバンパーマカルチャーを学ぶ。

2016年日本に帰国後、食べれる森づくりを日本中で行う「Permaculture Design Lab.」の一味となり、ランドスケープデザイナーとして活動しながら、イラストレーターとしても仕事を始める。現在、千葉県いすみ市にて、日本の古き良き文化が根付いた里山暮らしの日々を探求中。発酵菌や土壌微生物など目に見えないものが大好きで、日々の暮らしで出会った「いのち」のお祝いをカラフルに描いている。








and TAIWAN DEBUT

みんなのちきゅうカタログが台湾デビューしたよ〜
若菜ちゃんとみんなのちきゅうカタログを出版してくれた
TWO VIRGINSの仲間と
一緒に活動しているさきちゃん&カオリンが
台湾のブックフェアで紹介してくれた

TUPアジア進出か?!!!


パーマカルチャーって台湾では「樸門農法的」って書くんだ?

開いているページが「交換から与えあい」っていうのもナイス!


日本スタイルのパーマカルチャーを台湾で広めている瞬間!




 

仲間のパーマカルチャーガールズ

種が描かれたゆかたや手ぬぐいも若菜作

BAY AREA(サンフランシスコ周辺)と日本の影響が
感じられる命のアート

こうやって命の種が広がっていく

Saturday, December 2, 2017

【ギフトの世界】共感の革命を起こしたガンジーの友ビノーバ・バーベ

僕の友人であり先生でもある
サティシュ・クマールが贈る
ビノーバ・バーベのストーリー
心の栄養になる本当にあったお話を
ぜひみんなに読んで欲しい

「私たちに本当に必要なのは
マルクス主義革命でも
社会主義革命でも
資本主義革命でもなんでもない
必要なのは、ただただ共感であり
共感の革命なのだ」 - ビノーバ

ビノーバの話を読むと魂が踊りだす
彼に愛の世界へ招待されている
気持でいっぱいになる
共感の革命をガンジーと共に起こした
日本では知られざる本物のレジェンド
彼は僕の意識のよりどころ

希望を育てたい人
平和を生きたい人
愛の道を歩みたい人

MOVED BY LOVE
「愛に動かされる」を生きた
愛に満ちた巡礼者と出会って欲しい

きっと、
あなたのハートも踊り出すはず


手に入れたい人はゆっくりウェブ


本全体を引用したいくらい素敵な言葉の
オンパレードなんだけど
まずは、ギフトの話をシェアしたい

ダーナ(贈与)の経済学

 では、こうしたビノーバのメッセージの今日的な意味は何かを考えてみましょう。

 第一に私が挙げたいのは、経済の基本はダーナ*、つまりギフトであるということ、です。自然を見ればすぐに分かります。自然界の経済はすべてギフトによって成り立ち、維持されているからです。太陽の光、雨、土。。。、これらはみんな純粋な贈与です。太陽と雨と土からのギフトは草や木です。草木からのギフトは、果実や穀物です。

 すべてギフトによって成り立っている自然界の経済には、商品というものが存在しません。なぜなら、売ることも買うこともないからです。ただただ、与える、与える、与える。これが自然界の経済です。

  人間界における真に人間的な経済とはどんなものでしょう。人間はみな自然界から生まれ、そこで養われる"自然の子どもたち”なのだから本来の人間の経済もまた、自然界の経済と同じであるべきでしょう。母と子の関係をみれば分かります。母親はこどもにただただお乳を与えます。人が死ぬときもそうです。死ぬ人はただたすべてを手放し、あとに残る人々に与える。

 これは今でもなくなっていません。今でも、自然界の経済は営々と続いており、そして本来の人間界の経済も動いているんです。そして少し歴史をさかのぼってみれば、貨幣というものが発明され、普及する前は、何万年、何十万年にわたって人間の経済はすべて贈与経済だったのです。売ったり、買ったり、商品化したりという現象は、つい最近、ほんのこの数百年の間の発明にしかすぎません。

 自分が与える存在であればこそ、何かギフトを受け取ったときにはそれが喜びに成り得るわけです。ギフトを与えることとギフトを受け取ることは、別々には存在できません。だからこそ、ギフトはギフトを生み出すという好循環が生まれます。与えることと受け取ることは一つです。だからそこにはもっと、もっと、と限りなく求める欲求や、そこから生じる悩みや苦しみがありません。それが自然の経済というものです。大地に点からの雨というギフトが注がれると、今度はその土が木を育て、その木は自分の実をどんどんとつけるという形で、贈与の好循環が展開します。

 これとは対照的に、お金というものは贈与にではなく、「負債」に基づいています。現代は、銀行から個人や組織や政府がお金を借りて、暮らしやビジネスや政治を成り立たせるということが経済の基本になっていますが、そこには自由はありません。人々はみな負債という重荷によって縛られるのですから。

 現代人へのビノーバのメッセージは、お金とは単なる手段以上のものであってはいけない、ということです。お金を、まるでそれが目的であるかのように見なしたり、扱ったりしてはいけない。しかし現代世界は正にそうなってしまっている。まるでお金が主人で、人々がそれに仕える奴隷のようになってしまっている。お金が人をコントロールしたり、人の価値を決めたり、争いを引き起こしたり。。。

 こうしたお金と負債を基本にした経済の対極に、ビノーバはダーナという言葉を置いた。そしてこれを来るべき世界の合言葉として提案したのです。これまでは寄付とか寄贈 というえば、宗教や慈善事業などのことだと思われていた。でもこれからは、「人生におけるすべての行為がダーナだ、人生とはダーナなのだ」、と考えよう、と。


*「ダーナ」について上の引用の前ページにこう書かれている

ただ条件を付けないで、見返りを全く期待しないで差し出すものなら、何であっても、それはダーナ。誰もが与え合うというこののシェアリングによって、本当の意味での社会の豊かさが生まれるのです。

【引用】


ビノーバ
サティシュ
辻さん
上野さん
素敵な本を
ありがとう 

Thursday, October 12, 2017

【BOOK】持続可能な生き方をデザインしよう(僕のはじめての原稿)

ついに出た!


僕が初めて書いた原稿。
最初で最後(かも)



【ザ・メイキング・オブこの本:産みの苦しみと辛抱】

2012年から一緒に脱原発の活動していた二十歳くらいの子の母が、大学生向けのESD(Education for Sustainable Development)の本を一緒に作らないかって誘われたところからこの企画が始まった。

僕も、日本での活動を始めたばかりで、本に記事を投稿することはとても新鮮な機会だった(Urban Permaculture Guideが出る前)。出版の世界のこともあまり知らず、とりあえずパッションの勢いで何十時間もかけて、自分の思いと広めたいことを書き上げてみた。

いや〜苦痛だった。自分の日本語の不自由さ(それからだいぶ上達したと思う)、こみ上げる日本社会(日本だけじゃないけど)への不満と嘆き、そして、子供の時から読むのも書くのも得意じゃない中で、書いたり読み返す辛さ。しかも、その時はスーパー鬱。全然楽しくなかった。音痴でそれを気にしているのに、人前で歌う練習をする感じ x 鬱。「でも、俺は歌って伝えたいことがあるんだ〜!!!」という勢いで書き上げた。ミッションに突き動かされていた。

初稿を書いてから、二度と読みたくないと思いながらその原稿を関口さん(企画に誘ってくれた人)投げ出した。が、もちろん、そこから編集のプロセスが始まり、なんども指摘が入り戻される。ガーン。ここまでやって放棄はできないけど、モチベーションと実力が足りない。

そんな感じでやりながら、関口さんをはじめ、ライターのまみちゃん、チェンドリのファシリテーターの若い仲間達、齊藤由香ちゃん、そしてマーマーマガジンの服部みれいさんなどにフィードバックや編集を手伝ってもらった(誰かこぼれていたら教えて〜)。

みんな、本当にありがとう!!!僕一人で書いた記事じゃないことをみんなに知って欲しい。

とにかく精神的にめっちゃ大変だった。
よく、ブログを書けているもんだ。

なんとか、ちゃんとした記事っぽいものを完成させて関口さんに送ったら、今度は何ヶ月も本の進捗情報がなく、企画がずっと行き詰まっている状況になっていたらしい。あれだけ頑張ったのに2年も出版されないまま、残念さを感じながら出版の世界はそういうものだと信じはじめた。2年も立てば、自分が書いた内容も変わるし、企画に関わっている人の人生も変わってしまう。諦めるしかない。せいぜいブログにアップしようって思ってた。

この体験以降、二度と出版物を自分で書かないと決めた(全ては無常だからまたいつか書くかもしれないけど)。だからUrban Permaculture Guideは「僕は書きたくないけど、本を作りたい!」って感じで始まった。

ほぼ諦め切った頃に、家に一冊の本が届いていた。

Oh My God!!!!

遂に出版された〜!!!!!

いや〜嬉しいもんだね。



【オススメ!】

まだ、自分の記事以外は読んでないけど(読むのが苦手なんだよ〜)、ぜひぜひ僕の記事を読んで欲しい!頑張ったから!というのもあるし、大学時代、僕の人生を大きく変えた革命的な教育プログラムThe Education For Sustainable Living Programをみんなに紹介したい。

こういう教育をやれば、絶対時代は変わる。日本の教育を根本的に変えない限りは、僕たちが抱えている致命的な課題を解決することはできない。勇気とビジョンがある、創造的で行動力のある若者をみんなで育てていきたい。This is really important!

僕を育ててくれたのはこのEducation for Sustainable Living Program. ファシリテーション、非暴力コミュニケーション、オーガナイジング、サティシュ・クマール、ヴァンダナ・シヴァ、共生、サステナビリティーなどなど、全部このプログラムで出会ったもの。







9.11とイラクの戦争から始まった、僕の革命家としてのコンパクトなライフストーリも書き上げたよ。check it out!

 


とくに、教育者や学生に読んで欲しい!

みんな学生だから、みんなに読んで欲しい!

他にも、パワフルなアクティビスト達の
素敵な記事があるよ(読んでないけど)。

次はもっと女性をフィーチャーして欲しいな〜


【目次】

序章 いまを生きる意味─自分・世界・宇宙・未来─[古沢広祐]

 コラム 宇宙史・地球史の中に私たちの時代を位置づけて考える[川上紳一・古沢広祐]


第1部 文明の転換期に地球と社会を捉える大きな目を養う

第1章 千年持続可能な社会へ─パラダイムシフトの時代を生きる─[高野雅夫・川上紳一]

 コラム 自然公共の大益──田中正造の遺志[三本木國喜]

 コラム 学生環境サークル「ESDクオリア」[川上紳一・勝田長貴・塚本明日香]

第2章 豊かさを変える─カタツムリの知恵と脱成長─[中野佳裕]

 コラム「連帯経済」とは?[田中滋]

第3章 人間の身の丈テクノロジーでシェアするマイクロビジネスづくり─いいことで、みんなで、愉しく稼ぐ[藤村靖之]

コラム 韓国で月3万円ビジネス[藤村靖之]


第2部 幸せな未来をつくることが持続可能な働き方・暮らし方になる

第4章 Be The Change! みんなが大切にされる社会づくり[ソーヤ海]

 コラム 都市近郊型体験農園で地域の食卓をつなぐ取り組み──GFI(Good Foods Information)Project[飯尾裕光]

 コラム フランスのレンヌ市で立ち上げた、産消提携グループ「ひろこのパニエ」[アンベール‐雨宮裕子]

第5章 サステナブルビジネスでイノチの全体性を取り戻す[村田元夫]

 コラム ジュエリーブランドを通じた社会貢献──HASUNAの挑戦[白木夏子]

第6章 信用金庫としての挑戦─脱原発への活動を通じて「お金の弊害」と戦う─[吉原毅]

 コラムビットコインから見るお金の本質──貨幣とは、もともと仮想のもの[吉原毅]

第7章 フェアトレードで持続可能な共生社会づくり─人と地球、人と人をつなぐ風の交差点になる─[土井ゆきこ]

 コラム エシカルファッション──9つのやりかた[竹村伊央]

 コラム 公教育が教えない知恵や生き方を学ぶ場──PARC自由学校[大江正章]

第8章 誰も排除されない社会をつくる[田村太郎]

 コラム 東北の復興から考える「これからの社会」[田村太郎]

第9章 小さな声を伝える場をつくる─一人ひとりがメディアをつくる参加型市民社会へ─[白石草]

 コラム “減思力”を防ぎ、判断力・批判力を育むために──放射線副読本とメディア・リテラシー[後藤忍]

第10章 終わりなき今を生きよう─暮らしと仕事に境界を設けない生き方─[井筒耕平]

 コラム 椛島農園の挑戦──南の大地・阿蘇より[椛島剛士]

 コラム 「地球のしごと大學」──持続可能なしごとを創り出す実践的な学びの場[高浜大介]

第11章 心豊かに暮らせるコミュニティ「石徹白」が続いていくために[平野彰秀・平野馨生里]

 コラム 石徹白洋品店[平野馨生里]

明石出版より


関口さんにはとくに感謝を伝えたい
成長するチャンスに誘ってくれて
ありがとう

みんなおつかれさまでした