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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

このブログでは僕のワークショップ(WS)やイベントの告知をしています。
WSの最新情報や活動の近状に興味ある方はメーリングリストに入ってください。
右の欄にメールアドレスが書かれています。

東京からサステナブル(持続可能な/共生的)社会を育むための実験と実践を行っています。
世界の最新情報やスキル(技術)を学び、
それを体感型のワークショップで日本に紹介しています。
パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション(NVC)、禅(マインドフルネス)、
システム思考、ユースのエンパワーメントなどが活動の軸です。
活動仲間や企画者を常に募集しています。
よろしくお願いします。

次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!

Sunday, November 27, 2011

TUP 創作者のパーマカルチャー活動歴

パーマカルチャーは【家】や【土地】のデザインだけではなく、
経済、社会、文化、生き方などのデザインも含みます。
また、人権問題、構造的抑圧、格差などと取り組みながら、
平和活動を自分の心(ゾーン00)から始めることが
パーマカルチャー・アクティビズムだと考えています。
様々な出会いに恵まれてきたので少しでも彼らの知識と知恵を
広めていきたいと思います。

パーマカルチャー活動歴

東京生まれ、ほとんど日本育ち

2001 - 9/11事件とともにカリフォルニア州立大学サンタクルーズ校生活を始める
   大学二年生で、反戦・非核・平和活動に吸い込まれる


   サステナビリティーとパーマカルチャーに出会う
   同授業でコブのオーブンとストローベール壁を作る
   平和心理学の勉強も始める

2005 - 【持続可能な生活の教育プログラム】のオーガナイザーと講師を務める

2006 - 同プログラムの会長を務め学生中心型教育と
   参加型アクション・リサーチを教えながら学生と探る

2007 - 持続可能な生活(サステナビリティー)を実践してない事に気付き
   仕事やめてコスタリカのジャングルに移住(友達の土地)。
   有機農業をしながら、水道や電気のない小屋でお猿さんや、
   アルマジロや、イグアナと生活をする。
   ソーラーオーブンで料理をしたり、人糞コンポストを実践学習。
   現地のエルダーや農家と交流しながら伝統文化と技術を学ぶ。
   
2008 - キューバ、ニカラグア、グアテマラ、チアパス(南メキシコ)で
   物資に貧しい農家と交流しながらお金のない生活の工夫を学ぶ。
   ニカラグアのパーマカルチャー農場【プロジェクト・ボナ・ファイド】
   パーマカルチャーをようやく理解し始め、感動

2009 - ワシントン州のブロックス・パーマカルチャー・ホームステッドの
   三週間集中デザインコースを受けて、またも感動
   彼らは30年以上パーマカルチャーを文無しの身から始めて実践してきて
   ビル・モリソン作のドキュメンタリー【グローバル・ガーデナーズ】にも
   紹介され、世界中から人が集まるパーマカルチャー・コミュニティー。

   カリフォルニア州のホームレス・ガーデン・プロジェクトでボランティア
   母校のアグロエコロジーと持続可能な食糧システムセンターでボランティア

   イギリスでブリストルやトットネスのトランジション・タウンの
   活動家とインタビューなどを行い、一年お金を使わない生活を実験的に
   行ったマーク・ボイル氏と国際【無買日】に200人参加した
   お金をいっさい使わないイベントを行う。4コースディナーと地ビール付き。

   森の中でデッキの上にブルーシートを張った寝袋野外生活
   寒い夜は着込めるだけ着込んで湯たんぽを抱えながらのサバイバル
   必要な物の多くはゴミ処理場のリサイクルセンターから
   
   有機農業、食べ物の森デザイン、挿し木、接ぎ木、ソーラーシステム、
   配線、配管、先住民の知恵と技術、お薬作り、チナンパ作り、ゲリラ技、
   生活排水システム、糞尿の利用、道具の直し方、動物の捌き方、
   鳥言葉、簡単な大工や石積み、コミュニティー・デザインなどを学ぶ
   
   奈良で川口由一さんと自然農やパーマカルチャーについて話し合う

2011 - ブロックス・パーマカルチャー・ホームステッドで研修生活を続ける
   新しい研修生の為にパーマカルチャーワークショップを行う
   デザインコースで教え始め、ソーシャルパーマカルチャーを担当する

   オレゴン州のポートランドでシティリペア主催の十日間の
   アーバン・パーマカルチャー活動祭りに参加する
   
他にも教育学や効果的なミーティング作法、ファシリテーション、
非暴力コミュニケーションなどを教えながら学んできました。

東京で皆さんと頑張っていきたいと思っています。
宜しくお願いします。

Tuesday, November 15, 2011

ビジョンと費用の理念

TUPのビジョン(下書き)

アーバンパーマカルチャーを東京で普及し、住民を活性化し、パーマカルチャー活動家で東京を一気に変身する事です。依存、【しょうがない】、消費という文化から脱退し、本当の幸せ、心の繋がり、深い意識をテーマとしたサステナビリティー文化へのトランジションを実践していきます。教育、研究、実験、遊び、そして一番重要な要素な【実践】でアーバンパーマカルチャーの最先端を東京に解き放したいです。自宅、地域、政治、経済、社会、文化、そして自分たちの心を癒して健康な状態にしましょう!

集会、勉強会、ワークショップなどを頻繁に行い、すでに活動している人々と団体などと連携をしながら、【共生文化革命】を着々と育んでいきます。

理想を現実に!


費用の理念

僕は心のある交換が一番大切だと思います。今まで様々な人に支えられたり、支えてきたり、消費を超えたやり取りなどを経験してきて、色々考えてきました。まだ考えはしっかりまとまっていませんが、頑張ってへたくそな日本語で文章にしてみます。

ここ数年、生活費を極力減らして農的な暮らしをしてきました。必要な物の多くは自分で作ったり、ゴミ箱、ゴミ処理場、リサイクルセンター、自然などで手に入れていました。航空券などを買う為に集中的に働く事もあるし、家族のサポートもしてもらっています。東京に移住し、生産せずに食糧は全部消費する生活となり、日々の交通費、四月からの大学費などと一気にお金が必要な状況に陥ってしまいました。最近は毎日どのようにして平和活動/持続可能な社会作り活動などを続けながら、金銭的にバランスのとれた生活をするかを考えています。大きな悩みです。活動の妨げにならない仕事が見つかるのでしょうか?

そこで、活動を通して生活する事が一番理想的だと思い、ワークショップなど行って生活していこうとかと考え始めました。他所のパーマカルチャー講座の募集人数と費用などの情報収集をしたり、自分のワークショップの金銭的な価値などを考えてきました。だんだんと収入のポテンシャルに執着/欲などが心に現れ、そんな要素に影響されたワークショップではビジョンが実現しないと感じ始めました。そこで、色んな考えがふくれあがりました。

1.パーマカルチャーは自分のパッションなので、今回のワークショップを商品またはサービスとして消費して欲しくないです。またパッションに値段を付けるのは難しいです。

2.ある金額を指定してしまうと、それを払えない人達がワークショップを受けられなくなってしまいます。金銭的な差別をしたくはありません。僕もこの前、里山を整備するイベントに誘われて、いくらかかるのかと聞いたら6000円ぷらす交通費と言われて断念。みんなに広めたい運動なのでだれでも参加できるようにしたいです。

そのうえ、お金の価値は人それぞれです。来月の家賃が払えるかどうかと悩んでいる人の一万円と、一日の食費に平気で一万円を使ってしまう人のお金の価値は僕は違うと思っています。良い悪いと区別するのではなく、その人にとってどれだけの価値があるのかを心で受け止めていきたいです。

3.また、お金だけの交換ではなく、その人が持っている特技や資源などで支え合う事も良いと思っています。ウーフ(wwoof)やワークトレード(work trade)、マッサージ、治療、野菜、取れたての産物などを用いた交換などをいままで経験してきてとても素敵だと感じました。

4.農家とかと行ってきたギフトエコノミーや十日間のヴィパッサナー瞑想で経験したダーナ(ペイ・イット・フォワード)などにも関心があります。

自分の日本語に自身がないのでネットで説明を見つけました。
これはバークレーにあるメニューに値段のないネパール料理店のお話です。
メニューには値段が書かれていません。
なぜなら、食事後にいくら払うかを「客」が
決める仕組み だからです。

ギフトエコノミーとは、
自ら進んで与えることを前提に成立する経済。

需給関係で価格が決まり、貨幣の支払いと引き換えに
モノやサービスが提供される市場経済とは異なり、
ギフトエコノミーでは、お互いの善意と信頼関係が必要です。

ところが、この店では、ギフトに対して直接の見返りを
期待するのではなく、信頼関係のない見知らぬ次の人に
対してギフトを送るという思想、すなわち

「ペイ・イット・フォワード」 が
根底にあります。

エコノミーとは、「ペイ・イット・フォワード」 が
自ら進んで与えることを前提に成立する経済。

需給関係で価格が決まり、貨幣の支払いと引き換えに
モノやサービスが提供される市場経済とは異なり、
ギフトエコノミーでは、お互いの善意と信頼関係が必要です。

ところが、この店では、ギフトに対して直接の見返りを
期待するのではなく、信頼関係のない見知らぬ次の人に
対してギフトを送るという思想、すなわち

http://www.mindreading.jp/blog/archives/200802/2008-02-04T0453.html


そしてダーナの説明

dâna(ダーナ) は「あげる」「与える」ということで、英語の give です。「お布施」という言葉からは宗教的な寄付行為を連想しますが、ダーナはもっと単純で広い意味です。誰かに何かを与えることはすべてダーナになります。知識のある人が何かを教えてあげたり、時間のある人がその時間を使って誰かの役に立つこともダーナです。人は他人に何かを与えることによって社会の中で役に立つ存在となり、その生き方が意味のあるものとなります。

http://www.j-theravada.net/pali/key-dana.html


5.パーマカルチャー倫理のひとつがShare the Abundance(豊富な物を分けあう)です。自分が持っている豊富な物と言えば、ここ数年実践してきたパーマカルチャーと平和活動の情報や経験、そして活動に情熱的なエネルギーだと思います。それを広めるのが僕の使命だと感じています。


こんな事を言いつつも、やっぱりこれからどう生活していくのかが心配ですが、そんなことにとらわれずベストを尽くして、素敵なワークショップをみんなで作っていきたいと思っています。新しい文化作りの実験。

長くなりましたが、
そういう事で費用は参加者一人一人が
自分で最後に決める形にします。
その方が難しいと思いますが、
社会的習慣を変えるのは難しい事なのです。
一緒に頑張りましょう。

これを読んでいただいただけでも、
消費以上の関係ができたと思います。
大切なのはビジョンと心。

Monday, November 14, 2011

アーバンパーマカルチャー・ワークショップのお知らせ

TUPのキックオフ・イベントのお知らせです!

【 実験的実践 アーバンパーマカルチャーとコミュニティー作り】

日時 2011年12月 3日〜4日(土日)10:00〜17:00
場所 井の頭ファームハウス (武蔵野市吉祥寺)
参加人数は10人まで。
先着順ですが両日最初から最後まで参加できる方を優先します。
今回の実験(ワークショップ)が成功すれば、
一、二ヶ月に一回このワークショップを行う予定です。
持ち物 心、書くもの、みんなと楽しみたいもの、パッション
お昼は持ち寄りパーティー(ポットラック)なので、
手作りの料理を一品お願いします。
費用:ドネーションです。
参加者一人一人に決めて頂きます。
消費ではなく心のあるやり取りをしたいと思います。
詳しくは下のリンクを見てください。
スケジュール
12/3土曜日
10時から開始!
場所と企画の紹介
繋がり作り(一日中)
パーマカルチャーの基本
アーバンパーマカルチャーのベストプラクティス
庭のデザイン実践と家の可能性(ゾーン1と2)

12/4日曜日
繋がり作り(一日中)
ソーシャルパーマカルチャー(コミュニティー作りなど)
成功事例の紹介
  • トランジション・タウン(イギリスのトットネスや神奈川の藤野)
  • Transition Town
  • シティリペア(オレゴン州のポートランド)
  • City Repair
  • フリーコノミー(イギリス)
  • Freeconomy
  • ビレッジ型デモ(タハリール広場、オキュパイ運動など)
地域のデザイン実践
これからの活動の話し合い
講義、スライドショー、グループワーク、ディスカッション、
ゲームと実践を交えた参加型ワークショップにします。

参加したい方は PERMACULTIVATOR(アット)GMAIL.COMに
メールを送ってください。
楽しみにしています。
Welcome!
This is a new sprout from Living Permaculture,
transplanted in Tokyo.
Its time to grow an urban permaculture revolution.

ようこそ
これはパーマカルチャー生活ブログから、
東京に移植された新しい芽です。
よろしく!