シンガポールからハロー
明日からタイの僧院プラムビレッジに向う
クリスマスと年越しはマインドフルネス瞑想
平和な一年の終り
平和な一年の始まり
そもそも「一年」という概念が存在しない現実にいきつく
シンガポールはほんとうに不思議な国
「グローバリゼーション」を国にしたような感じ
東京の都心を島にして
それを一つの国家にしたような場所
食べ物の生産をほとんどしていないから
地産地消がほぼ存在しないに等しい
食べ物は世界中から持ち込まれる
水も、命を支えるほとんどの物資も輸入
グローバル経済が破綻したとき
どうするんだろう〜ってよく思ってしまう
グローバリゼーションと言えば
11月11日に行われた幸せの経済フォーラム
そこで、一番刺激的な講演をしたのは
国際ジャーナリストの堤未果さん
辻信一さんからは
日本のナオミ・クライン的な
存在だと紹介された。
彼女のプロフィール
ぜひ、みんなも彼女の話をどこかで聞いてみて欲しい
複雑な状況のまとめる能力、シンプルに伝える力
ストーリーテリングが上手な人
(癖があるから苦手な人もいると思うけど)
心に残った言葉
明日からタイの僧院プラムビレッジに向う
クリスマスと年越しはマインドフルネス瞑想
平和な一年の終り
平和な一年の始まり
そもそも「一年」という概念が存在しない現実にいきつく
シンガポールはほんとうに不思議な国
「グローバリゼーション」を国にしたような感じ
東京の都心を島にして
それを一つの国家にしたような場所
食べ物の生産をほとんどしていないから
地産地消がほぼ存在しないに等しい
食べ物は世界中から持ち込まれる
水も、命を支えるほとんどの物資も輸入
グローバル経済が破綻したとき
どうするんだろう〜ってよく思ってしまう
グローバリゼーションと言えば
11月11日に行われた幸せの経済フォーラム
そこで、一番刺激的な講演をしたのは
国際ジャーナリストの堤未果さん
辻信一さんからは
日本のナオミ・クライン的な
存在だと紹介された。
彼女のプロフィール
ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒業、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科卒業。国連、アムネスティインターナショナルNY支局員、米国野村証券を経て現職。日米を行き来しながら取材、講演、メディア出演を続ける。多くの著書は海外でも翻訳されている。「報道が教えてくれないアメリカ弱者革命」で日本ジャーナリスト会議黒田清新人賞。「ルポ・貧困大国アメリカ」(3部作)で新書大賞2009, 日本エッセイストクラブ賞。「沈みゆく大国アメリカ」(2部作)「政府はもう嘘をつけない」(2部作)「アメリカから〈自由〉が消える」「核大国ニッポン」他多数。講演の内容をうまく伝えられる気がしないから
ぜひ、みんなも彼女の話をどこかで聞いてみて欲しい
複雑な状況のまとめる能力、シンプルに伝える力
ストーリーテリングが上手な人
(癖があるから苦手な人もいると思うけど)
心に残った言葉
- 「分裂」←大事なキーワード(市民を無力にする戦略)
- 米国政府内では「株式会社アメリカ」という冗談が交わされている
- ウォール街は一兆円の政治献金している。政治は有料の商品として扱っている。企業がもうかるように、しっかり投資している。民主党も共和党も両者のスポンサーになっている。一般市民が気づかないのは、民主党 vs 共和党だとメディアが放送しているから。ウォール街などが両者に献金して、政策や法案をコントロールしているところまで気がつかない。
- アメリカでは農業、水、医療、教育、(海の付け足し:軍隊、刑務所も!)などがグローバル企業に売られてしまった。グローバル企業だから、世界中で同じことをやっている。
- 情報も商品。グーグルやフェースブックも多国籍企業、政府にとても近い存在。情報の分断も起こっている
- イラク戦争の目的は石油と農業。イラクは1万年の歴史がある種の開発をしてきた。ものすごく多様な種の種類を持っていた。一番最初にアメリカが爆撃したのは種子の貯蔵庫(アブグレーブ)。米軍が侵入したあと、多国籍企業が農薬とセットで遺伝子組み換えの種と機械とマニュアルを売った
- 全てに値札が付けられて、多様性が減らされて、どんどん大規模にされて、集約化されて、四半期の利益で善し悪しが決められる商品に、世界のあらゆるものがされていく
- 日本でもものすごいスピードで(だいたいこの一年)で、法改正されて値札がつきはじめている。全部アメリカで奪われたもの
- 築地を事例にとると、法改正のほんとうの目的を分からなくするために、対立軸をつくる(築地 vs 豊洲)報道のしかたをする。アメリカの共和党 vs 民主党と同じ戦略。 二つの選択ししかないことに、ほとんどの人が気づかない。対立軸をだすということは、選択肢がなくなるということ。なにがおきているかというと食と流通の単一化。その方が効率的に大企業が儲かる。
- 水道の民営化の改正案を通した時に、なぜかオウム真理教の死刑を全チャンネルが実況中継していた。なぜ死刑の実況中継をするのか?
- 全部のチャンネルが同じニュースをしている時は、かならず国会中継を見てください。NHKはだめ。国会のホームページにあるノーカットの動画を見るんです。そして、比べてみる。NHKや他のチャンネルがカットしているところが、知られたくないところ。私たちが見なきゃいけない情報は伏せられているから、一時情報を見てください。
- 市民が一時情報をアクセスすることが習慣になったら、社会は変わる
- どうして政治は変わらないのか?重要なことを市民がしらないから。たくさんの人が情報にアクセスしていない。だから、選択肢がいつの間にか奪われている。
- 日本はいろんなランキングで一位で、マスコミ鵜呑みランキングもぶっちぎり一位。
- ネットのニュースも微妙。SNSはとっても便利だけど、落とし穴は「早い」こと。早く答えをもらわなきゃ。ウォール街も同じ、四半期で結果を出さなきゃ。ゆっくり深い時間が奪われていく。SNSは人々を分断するようになってきた。同じ意見の人で集まって分断されていく。
- フェースブックの創業者が言ったこと。 フェースブックは大衆操作のもっとも優れた発明である。
- ツイッターも似ている。どんどん早く考えることを強要されていく
- 100年単位でものを設計することは、もの凄く大事(築地、農業、医療なども100年単位で設計されてきた)。短期間で結果をだすことは、私たちを分断させて、大事なものに気づかなくさせてしまっている。自然のリズムとつながりを取り戻すきっかけを失っている。
- なぜ、環境運動と経済の問題が結びつかないのか?ヘレナが言うように、ビッグピクチャーを見よう。どこでつながっているのか。運動どうしの横のつながりをつくる。
- 大事なのは、私たちがもっている共通のビジョンを拡げること。どんな社会にしたいのか?トランプや安倍総理以前にもどってもだめ。どうすれば、私たちはつながっていけるのか? 縦でもつながる必要だし、ななめでもつながる必要がある。右側の人ともつながっていく必要もある。対立・分断していればしているほど、効率よく利益を得られる。
- 一番情報操作されない戦略、深くゆっくり考える 。考えない消費者から、考える市民になる
- 東大の鈴木先生の言葉「今だけ、金だけ、自分だけ」。この時代の重要なキーワード
- 日本の「お互い様」の思想を取り戻そう。
彼女の新しい本「日本が売られる」に
講演の内容が詳しく書かれている
日本人がワクワクするようなビジョン作りを
一緒にしようという話に行き着いた。
(厳密にいうとビジョン作りのプロセス)
市民が創造する次の100年ビジョン
カナダでは上手くいっているらしい
壮大なプロジェクトだけど
全市民が参加したくなる
ムーブメントの土台作りに挑むのは
とてもワクワクする。
多様な人とつながっていこう
苦手なひとも、意見が合わない人も
分断が続けば、パワーが集まらない
違いを乗り越えて
本物の共生を実現してみよう!
講演の内容が詳しく書かれている
〈目次〉講演のあと、彼女と控え室で盛り上がって
まえがき いつの間にかどんどん売られる日本
第1章 日本人の資産が売られる
1 水が売られる(水道民営化)
2 土が売られる(汚染土の再利用)
3 タネが売られる(種子法廃止)
4 ミツバチの命が売られる(農薬規制緩和)
5 食の選択肢が売られる(遺伝子組み換え食品表示消滅)
6 牛乳が売られる(生乳流通自由化)
7 農地が売られる(農地法改正)
8 森が売られる(森林経営管理法)
9 海が売られる(漁協法改正)
10 築地が売られる(卸売市場解体)
第2章 日本人の未来が売られる
1労働者が売られる(高度プロフェッショナル制度)
2日本人の仕事が売られる(改正国家戦略特区法)
3ブラック企業対策が売られる(労働監督部門民営化)
4ギャンブルが売られる(IR法)
5学校が売られる(公設民営学校解禁)
6医療が売られる(医療タダ乗り)
7老後が売られる(介護の投資商品化)
8個人情報が売られる(マイナンバー包囲網拡大)
第3章 売られたものは取り返せ
1 お笑い芸人の草の根政治革命 〜イタリア
2 92歳の首相が消費税廃止〜マレーシア
3 有機農業大国となり、ハゲタカたちから国を守る 〜ロシア
4 巨大水企業のふるさとで水道公営化を叫ぶ〜フランス
5 考える消費者と協同組合の最強タッグ 〜スイス
6 もう止められない! 子供を農薬から守る母親たち 〜アメリカ
あとがき 売らせない日本
日本人がワクワクするようなビジョン作りを
一緒にしようという話に行き着いた。
(厳密にいうとビジョン作りのプロセス)
市民が創造する次の100年ビジョン
カナダでは上手くいっているらしい
壮大なプロジェクトだけど
全市民が参加したくなる
ムーブメントの土台作りに挑むのは
とてもワクワクする。
多様な人とつながっていこう
苦手なひとも、意見が合わない人も
分断が続けば、パワーが集まらない
違いを乗り越えて
本物の共生を実現してみよう!