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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

このブログでは僕のワークショップ(WS)やイベントの告知をしています。
WSの最新情報や活動の近状に興味ある方はメーリングリストに入ってください。
右の欄にメールアドレスが書かれています。

東京からサステナブル(持続可能な/共生的)社会を育むための実験と実践を行っています。
世界の最新情報やスキル(技術)を学び、
それを体感型のワークショップで日本に紹介しています。
パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション(NVC)、禅(マインドフルネス)、
システム思考、ユースのエンパワーメントなどが活動の軸です。
活動仲間や企画者を常に募集しています。
よろしくお願いします。

次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!

Tuesday, August 30, 2016

【10月旅のお誘い】カリフォルニアのパーマカルチャーとギフトの世界

*9月12日:締め切りました!

*8月8日に告知したものに幾つか詳細と訂正を付足したよ
大きな変更は参加費が【経費+ドネーション】になったこと 

行ける人は一緒に行こう!!!
本当に凄い世界だから


現地通訳/キュレーション:ソーヤー海と鈴木えりエディブル・メディア

ソーヤー海くんやTUPに大きなインスピレーションを与えてくれるカリフォルニアの共生革命家たち。中でもサンフランシスコ・バークレー・オークランドなど「ベイエリア」と呼ばれている地域では、60年代から公民権運動・環境保全運動・ヒッピーに代表される反戦・平和運動など市民活動の歴史が長く、リベラルな文化が育ってきた場所です。世界を影響してきたアクティビスト・文化の創作者達の溜まり場。とにかく面白い!

そんなベイエリアにはコミュニティガーデンが数多くあり、複数のアーバンパーマカルチャーモデルが存在しています。

ベイエリアは、つくりたい未来をつくっている魅力あふれる人たちと出会い、彼らの実践を体験できる最高の場なのです。

アーバンパーマカルチャーの決定版!

アラメニー農園 Alemany Farm http://www.alemanyfarm.org/


映画 「都市を耕す エディブルシティ」http://edible-media.com/movie-ediblecity/ にも登場するファーム。サンフランシスコのど真ん中にあるコミュニティーガーデン。ゲリラガーデンから始まったよ。



創立者のアントニオと奥さんのかなちゃん。二人はアグロエコロジーを専門とする都会のガーデナー。アラメニー農園のストーリーを聞いたり、二人のイチオシのパーマカルチャーモデルも紹介してもらう予定です。

Edible Schoolyard Berkeley http://edibleschoolyard.org/



©Edible Schoolyard Project 
アリス・ウォータースが提唱して1995年に始まったガーデン+キッチン教育の大御所・エディブル・スクールヤードのガーデン。一年間エディブルスクールヤードでボランティアとしてカリキュラムを直に体験してきた鈴木栄里による詳細なガーデンツアーつき。

 

映画 「都市を耕す エディブルシティ」にも Occypy Farm (農園を占拠せよ!)という運動の場として出てくるGill Tract 。大学が開発を予定していた農場地を、地域のアクティビストたちがオキュパイ(占拠)して生まれたガーデン。このゲリラガーデニングを経て今では大学とコミュニティーがアグロエコロジーを実践共同研究をすることになっています。Occupy Farmの活動にも関わり、現在もガーデン活動に従事するアクティビストたちによるツアーです。
ガーデンでの作業もできる可能性があります(予定)




ギフティビストたちを訪問

ベイエリアにはソーヤー海くんとTUP活動の根底にある「ギフトエコロジー」の世界を実践している人たちがたくさんいます。ギフト+アクティビスト=ギフティビストと呼んでいます。

海くんによる、ギフトエコロジーへの思いはこちらをご覧ください。 http://tokyourbanpermaculture.blogspot.jp/2016/07/blog-post_21.html


TUPにたくさんの勇気を与えてくれているギフティビズムの師匠であるパンチョとサム。現代のガンジーとも呼ばれる彼らの「愛」のあり方からは、インスピレーションを受けまくること間違いなし!

彼らの魅力については、元anan編集者で、去年のツアー参加者であるアヤちゃんの、読み応えのあるブログをぜひ!

世の中には、無名のヒーローがたくさんいます。SFのTreeさんは、そんな一人。SFのギフティビズムの父として、多くの後続世代から慕われています。

無料で人々に食べ物と種を提供し続けて30年。彼の種から多くのアーバンファームが始まりました。同じく、アヤちゃんの別の記事をご覧ください。

ベイエリアには持続可能な社会のモデルを成功させている、魅力的な実践者がたくさんいます。ベイエリアの魅力は、若者が理想を追求し、信念として行動したことが、仕組みとして成り立つ。その蓄積が30年以上あること。
つくりたい未来を歩み続けて、つくっている人たちの世界を一緒に体験してみましょう!

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日程: 10月24日(月)〜10月29日(土)

集合・解散場所:最寄りの空港はサンフランシスコ国際空港

参加人数:12名

参加費: 85,000円 + 恩送りドネーション*

早割あり。9月14日までにお申し込みいただいた方は、80,000円

* 恩送りドネーションについて
このギフトツアーは「恩送り」の精神で成り立ち、続けています。
ツアーで体感したギフティビズムの世界を広げたい心が動いた方は、自分にできるギフトとして、ドネーションをお好きなだけ。
ドネーションは、来年のツアーや、ツアーで出会った人たちの活動へのサポートとなります。

含まれるもの: 通訳、宿泊、滞在中の交通費、食費、コーディネート+ファシリテーション
含まれないもの: 航空費、海外旅行保険、外食費

申し込みフォーム
*9月12日:締め切りました! 

問い合わせの方は tup.tour(a)gmail.com まで連絡ください。
(a)を@に変えてください


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スケジュール詳細 (予定。変更される場合もあります)

10月24日 (月)
16時 サンフランシスコ空港近くの宿泊先に集合
みんなで夕食を作ってオリエンテーション

10月25日(火)
サンフランシスコ巡り
 
サンフランシスコのど真ん中、ゲリラガーデンとして始まったコミュニティガーデン

  • Tree’s garden
Treeさんの愛情が詰まったアーバンコミュニティガーデン。Treeさんと一緒にガーデン作業も体験予定です。

など


10月26日(水)〜28日(金)
イーストベイ巡り

Photo from Aya Doi

Casa de Paz は パンチョやサムを始め、ベイエリアの活動家・ピースメーカーの拠点。裏庭には立派なアーバンパーマカルチャーガーデン。


AWAKIN Circleは彼らが自分たちの家を解放し、週に一度行っている集まり。
① 静かな1時間 (ただ静かに座ったり、自分たちの好きな瞑想を実践する時間)
② 傾聴の時間 (毎週選ばれる希望あふれる文章の朗読を聞き、それに対して感じたことを一人一人が話し、みんながじっくり聴く時間)
③ 食事の時間 (彼らが愛を込めて準備したベジタリアン料理を無償で振舞ってくれます)。
この3つの時間から成り立っていて、ふだん立ち止まったり、じっくり人の話を聞いてもらったり、心を開いて人の話を聞いたり、じっくりゆっくり食事をする機会の少ない現代の私たちに大切な時間を提供しています。

都会でバイオディーゼルが買える給油所。
小さなお店で、雨水タンクなどアーバンパーマカルチャーの実践がされています。
女性だけのワーカーズコープ(協同組合方式。従業員が経営者)として成功しているモデル。

お店は、養蜂キット、種、マニアックなどアーバンパーマカルチャーの書籍などでいっぱい!

-  Edible Schoolyard Berkeley http://edibleschoolyard.org/

   
泣く子も黙る(?)、エディブルスクールヤード。TVや書籍で見るよりずっと美しいです。


Gill Tractは大学が開発を予定していた農場地を地域の活動家、住民、学生達がオキュパイ。このゲリラガーデニングを経て今では大学とコミュニティーがアグロエコロジー実践共同研究をすることになった場所。ウォール街を占拠せよ!」の波紋から生まれたコミュニティー農場。

Occupy The Farmというドキュメンタリー映画にもなっている

都会型パーマカルチャーのモデルが盛りだくさんの実験場+コミュニティ

参加者のみんなもパーマカルチャー体験 
(こちらは去年スパイラルガーデンを作った時の様子)


空き家を改造して作った市民のハッカーラボ。様々な市民団体の拠点。「ウォール街を占拠せよ!」の波紋から生まれたゲリラ基地。写真はバイオラボの様子。

などなど。

10月29日 (土)
振り返り+チェックアウト
13時 宿泊先で解散

[オプショナル]
10月30日(日)まで残れる人はカルマキッチン (11:00 ~ 14:00) が開催されるので、訪問することをオススメします。カルマキッチンは月に一度開催される恩送り(ペイフォワード。未来の人の経験に投資するという方法)で7年間続いているレストラン。

カルマキッチンについてはアヤちゃんの体験談を読んでみてください

Come Join Us!


*参加費の変更とデザインについて、鈴木えりの思い
最初の告知から、いろいろ考えた末、より多くの人が参加しやすいように参加費を下げることにしました。


同時に去年のギフトツアーの経験から、今回もギフティビストたちを紹介するにあたってツアーに参加するみんなにも、ぜひ直に私が体験して、感動して、この世界で生きたいと思ったギフトの生態系の世界を経験してみてほしいという思いがフツフツと湧き上がってきました。


去年始めての試みとして行ったギフトツアーは恩送りの精神によって成り立ちました。ツアーに参加した人からは「次回のギフトツアーに使ってほしい」とツアー後ドネーションをただいたり、「ツアーには参加できないけどギフトツアーに貢献したい」という思いでドネーションしていただいたり、去年のみんなからのギフトがありました。そのギフトを循環させたいってずっと思っていたんだけど、そのベストの循環先が今年のカリフォルニアツアーだと思ったんです。


ツアーの後、みなさんの心が動き、「したいから」という思いが沸き起こったら、出会ったギフティビストの未来の活動へのサポートや次回ギフトツアーの参加者へ、恩送りドネーションすることも可能です。


今回はもう一つのツアー(Bioneersツアー)が同時進行していて、前回に比べて事前に関係者とのコミュニケーションを緻密にとることが時間的に難しいことがあり、前回のように全てギフトで行うツアーは困難と判断しました。だからAirBnbを宿にしてくを借りて行うので実費経費が結構でちゃいます。そのような経緯で参加費を設定しました。


でも、愛に溢れたパンチョやツリーさんに出会い、彼らの生き方を知ってほしいし、それによって心が動いた人にはぜひギフティビズムに参加してほしいです。このツアーが皆へのギフトの生態系への招待になったら嬉しいです。



10月20〜24日に行われるBIONEERSツアーの詳細