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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

このブログでは僕のワークショップ(WS)やイベントの告知をしています。
WSの最新情報や活動の近状に興味ある方はメーリングリストに入ってください。
右の欄にメールアドレスが書かれています。

東京からサステナブル(持続可能な/共生的)社会を育むための実験と実践を行っています。
世界の最新情報やスキル(技術)を学び、
それを体感型のワークショップで日本に紹介しています。
パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション(NVC)、禅(マインドフルネス)、
システム思考、ユースのエンパワーメントなどが活動の軸です。
活動仲間や企画者を常に募集しています。
よろしくお願いします。

次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!

Wednesday, November 16, 2016

【仲間】アクティブなホームレスになりたい!のクラウドファンディング

ギフティビスト仲間(GIFTIVIST:ギフトの実践者)の新井さんが始める面白いプロジェクト。

タイトルがすごい!「アクティブなホームレスになりたい!」

彼は、川口由一さんの自然農やヴィパッサナー瞑想つながりで、本当に色々できる何でも屋。一度会ってみると面白いよ。

クラウドファンディングのサイトに様々な参考情報が、載っているので是非読んでみて。特に、【お金のいらない島】や【自分シェアリング】とかは良い刺激になるはず。!

みんなも思い切った生き方を始めよう!!!!!
人生は冒険!

心が動いたら応援してあげてね〜


以下はクラウドファンディングサイトより




自分自身をみんなにシェアしてもらう「自分シェアリング」を始めるために、移動手段と寝場所を兼ねた「トラックハウス」をつくりたいと思っています。来春から、大工仕事、写真撮影、Webデザイン、マッサージなど、僕ができることを無償で提供し、ダーナ(寄付)によって成り立つ暮らしを始める予定です。

プロジェクトをやろうと思った理由

20年近く、ライターとフォトグラファーの仕事をしてきました。テーマに沿って全国へ取材に出かけ、戻ってきて雑誌の記事や単行本にまとめます。そのたびに思うのが、ひとつのことを取材して帰るのがもったいないということでした。

ある地方に出かけたときに、ひさしぶりに会いたい友人や、前から気になっている人やレストラン等があることに気づきます。僕は「おでん」と「ご当地バーガー」を食べ歩いているので、せっかく近くまで行くなら、ついでにそれらも取材しておきたくなるのです。

2014年秋には、仕事ができて寝泊まりできるように軽バンを改造して、約4か月間の取材旅行に出かけました。車の屋根にソーラーパネルを載せて、発電した電気をバッテリーに貯めて、その自給した電気でパソコンやカメラを使っていました。充電のためにホテルに泊まる必要がなくなり、眺めのいい場所に停めて車内で仕事ができるので、自宅に戻る必要性を感じなくなりました。

【参考】
電源から解放されたらどこでもオフィスになった。自作オフグリッドカーで旅するように仕事をする新井由己さんの「オフグリッド的生活」のススメ
http://greenz.jp/2014/10/20/offgrid_arai/


 続きはcampfire(クラウドファンディングのHP)

Tuesday, November 15, 2016

11.20.2016 日本版アグロエコロジーTOKYOフォーラム


アグロエコロジーって聞いた事ある?

アグロは農という意味で、エコロジーは生態系(命を支えるシステム)。現代の農業や経済活動の在り方はその命を支えるシステム(生態系)を解体してお金に買えようとしている。
それはお金や物の為に内蔵を売るのと変わらない。

パーマカルチャーの実践者も、そもそも農業が環境破壊や権力のヒエラルキー作り(例えば、税金は昔お米で支払っていた)の中心的な役割を果たしてきていたという捉え方をしている。命を育むための農から、権力を集中させたり、お金を作るための農業がどんどん過激化してきて、現代人は食糧を商品として捉えている。変じゃない?


田畑では、人間が生きるために必要な食糧を育てているのではなく、お金を作っている。 そして、大量な食糧が捨てられている一方、餓死する人が大勢いる。なんじゃそれ?



ま、かたい話になっちゃったんだけど、僕は大学生のときにアグロエコロジーと出会った。学生が立ち上げたオーガニックガーデンで、ガーデンニングについて学びながら、一緒に持ち寄りご飯を定期的にして、楽しく大学生活をおくっていた。そして、みんなの美味しい手料理を分かち合いながら、政治、経済、哲学、キノコ、植物などについて教え合ったり議論をしていた。これこそ本来の教育じゃない?(因に、このプログラムはProgram In Community and Agroecologyっていうものだった。日本語の記事はここ


で、去年のアグロエコロジー会議に続き、今年もその続編への登壇を依頼された。大学の時の話、仲間が日本で展開し始めたエディブルスクールヤード(食育菜園)、そして最近スタートした【パーマカルチャーと平和道場】について話す予定。テーマは社会を変えるためのインフラ作り。次の世代を育てる仕組みの重要性について話そうと思っている。仲間の佳奈ちゃんがサンフランシスコから来日して、そっちの面白い取り組みについても話すみたいだよ。オススメ!



 <概要>
*正式催名:日本版アグロエコロジーTOKYOフォーラム
(~ほんとうの持続可能な平和を考える~有機農業の日プレ・イベント)
*日時:2016年11月20日(日)開場12:30/開演13:00~18:00終了予定
*場所:國學院大學渋谷キャンパス常磐松ホール(渋谷区東4-10-28)
・アクセス:http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access_shibuya.html
*定員:100名
*参加費:1口500円カンパ(登壇者の交通費等に充てさせて頂きます。)/学生無料

*申込:http://kokucheese.com/event/index/435356/


<内容>司会:ハッタケンタロー氏(種まき大作戦)
□主催側挨拶:『資本主義の行く末とアグロエコロジーの台頭』古沢広祐氏(國學院大學)[13:05-]

□第1部:農なくして平和なし~米国と日本の現場から~
*来日講演:『退役軍人が語る平和 ”NO FARM / NO PEACE”』B・H氏(ベテランズ・フォー・ピース)[13:20-]

海兵隊に8年半所属。2003年のイラク侵攻の際は海兵隊武装偵察部隊の戦闘員。VFPの沖縄・済州島代表団の一人として、米国の占領政策を終わらせるべきだということを、現地の米兵に理解してもらえるよう努めた。
また、世界平和という究極の目標のため、石油由来製品を使わず太陽光を利用した水耕栽培を「平和への武器」とするなど、ユニークな問題解決を提案している。

*基調講演:『人の手で還す緑の自給、そして平和~アグロエコロジーの里・高畠からのネットワーク~』吉川成美氏(県立広島大学院)[14:00-]

農業人類学研究。「農業は人類が手にした最初の芸術、農業は自然破壊の始まり」であるとして、農業が、人類と野生が共に美しく生き抜くための社会技術になりうるかを追及したいと考えている。2011年東日本大震災以降、有機農業運動の現代版を目指して「たかはた共生プロジェクト」を設立、山形県高畠町の星寛治代表の許、副代表を務める。国際CSAネットワークURGENCI理事。アジアのCSAネットワーク化への研究・教育プロジェクトを推進中。県立広島大学大学院経営管理研究科准教授、早稲田大学早稲田環境学研究所客員准教授
>コメント:『平和のために“次の時代を、先に生きる”』髙坂勝氏(脱成長ミーティング)[14:30-]


= 休憩[14:45-15:00] =


□第2部:幸せから平和を紡ぐアグロエコロジーの先行事例

*海外事例プレゼン:

・『持続可能な都市づくり〜サンフランシスコのコミュニティーガーデンから』佳奈・ロマン=アルカラ氏(食料システム研究者・翻訳家)[15:00-]

・『未来の世界を育むためには?共生革命のインフラ平和道場!』ソーヤー海氏(共生革命家)[15:30-]

*国内事例プレゼン:

・『棚田の限界集落から見えるもう一つの未来』林良樹氏(アースアーティスト)[16:00-]

・『お米、大豆、そして塩。自給することから見えてきたこと。』柿田祥誉氏(イマジン自給道場)[16:30-]

*オープン・トークセッション:『“五穀豊穣/天下泰平”のために今日からできること』[17:00-]
・ソーヤー海氏(ファシリテーター)/佳奈・ロマン=アルカラ氏/林良樹氏/柿田祥誉氏
>特別ゲスト:臼井健二氏(シャロムコミュニティ)

□総括:『アグロエコロジーとオーガニックの出会い~国境を越えた平和を!』

本野一郎氏(「有機農業の日」運動・全国有機農業推進協議会)[17:50-18:00]


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*シティ・ファーマーズ・ネットワーク発起人
農力向上委員会 西村ユタカ

・公式サイト:http://reculti.org/
・公式ブログ:http://www.blog-headline.jp/agriability/



Monday, November 14, 2016

共生革命家がオススメする3つのワーク

僕はフォロワーが欲しいのではなく、
一緒に社会を変える仲間を求めている。

僕は救世主でもなんでもなく
命への情熱がある一人の人間(アフロ付き)。

多くの仲間と共に
愛と希望の種を植えて
しっかりと新しい現実を育てていきたい。

それには一人一人が自分の
トラウマや絶望を癒すことが必要だし
より鮮明に現実を捉える訓練をして
強い精神性、勇気を育てることが
欠かせないと思っている。

絶望と急変が多いこの時代、
意識を鍛えることと
仲間をふやすことが
さらに重要になってくる。

これが本質的な幸せへの道だと思っている。

今、人類が抱えている問題は
お金で解決できるものではないし
テクノロジーやイノベーションで
どうこうという次元の問題ではない。

アインシュタインのこんな言葉がある
Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results
同じことを繰り返しながら、
違う結果をのぞむこと、
それを狂気という。

僕たちの言動、そして現実は
僕たちの意識から生まれる。

そこでオススメしたい
意識変容のワークを3つほど紹介したい。
以下はTUP以外が提供しているもの。
一つ一つ違う感じのワークで
合う合わないはあると思うけど、
一度は全部体験してみて欲しい。
何事も自分で体験して
続けるか続けないかを決めたらいいと思う。
これらをベースに自分のワークを
創作するのも面白いと思う。


まず最初は僕もなんどか
コラボしたことのあるチェンドリ。
 シンプルで分かりやすく
最初の一歩としてとても
いいプログラムだと感じたもの。

1。チェンジ・ザ・ドリームシンポジウム(チェンドリ)

世界を広く見渡せば、地球温暖化を含む環境の破壊はとどまるところを知らず進行しています。また、人種差別の問題は未だ根強く残り、貧富の格差はますます広がる社会になっています。さらには、生きづらさから精神的に追い詰められていく人たちの数は洋の東西を問わず日に日に増えています。

誰しもこのような問題に直面したことがあると思います。そして、次のような問いを自問したのではないでしょうか?

「いったい、何が今世界で起きているのか?」
「そもそも、どうしてこんなことになってしまったのか?」
「こらから、どんな可能性があり得るのか?」
「そのために、どこから始めればいいのか?


【チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム】は、これらの問いに対して、答えを提供するというよりも、一人ひとりが深く考え、自分なりの答えを見つけていただくきっかけを提供するための参加体験型プログラムです。


〜あなたはこの世の中に何を残していきますか?〜

シンポジウムといっても、ただ話を聴くだけのプログラムではありません。
様々な科学的データ、各界の著名人や専門家に対するインタビュー、心に残る映像を見ていただきながら、これらの情報をより深く体感するための演習や参加者同士で感じたことをシェアするなど、実際に一人ひとりが自分なりの答えを見つけていくために参加し体験していくプログラムです。




ホームページ:Change the Dream Symposium


次は、僕の周りのアクティビストを
先導してきたジョアンナメイシーさんが
何年もかけて磨き上げたディープなワーク。
仲間の斉藤ゆかちゃんや榎本ひでさんなどが
日本でたびたび開催している。

2。アクティブ・ホープ(つながりを取り戻すワーク)

ジョアンナ・メイシーは、仏教学者であり、社会活動家として80年代初めから「絶望と再生のワークショップ」を行なっていました。

社会問題や原発事故、紛争などによって、世界や地球の絶望を感じたときにそこで意識を喪失するのではなく、感じた絶望としっかり向き合い、その自分の中の痛みは、愛があるからこそ感じることを認識し、生命のつながりへの目覚めをワークショップを通して深めていきます。

このワークは、その後「つながりを取り戻すワーク(Work that Reconnects)」と名を変えました。一人ひとりの内側にある声・智慧・力、そして他者との深いつながりをとり戻すワークです。

「アクティブ・ホープ(Active Hope)」とは、直訳すると「積極的な希望」あるいは「能動的な希望」という意味になります。
希望は通常、状況が自分にとって望ましいものとなった時に自然と湧いてくるものだと考えられがちですが、実はそれは状況がどうであるかにかかわらず、自分が選ぶことのできるものだというのが、このアクティブ・ホープの考え方です。
長年、ジョアンナ・メイシーが実践してきた「つながりを取り戻すワーク」の理論的枠組みと、その実践法を提示したものです。



ホームページ:ACTIVE HOPE
*ワークショップは不定期開催


最後が僕の人生を大きく影響した
10日間の瞑想プログラム。
 このヴィパッサナー瞑想を体験してから
ギフトで生きようって決心ができた。
究極の意識のワークだと思う。
僕が尊敬しているアクティビストは
結構ヴィパッサナー瞑想者が多い。
死ぬ前は絶対体験して欲しい!

3。 ヴィパッサナー瞑想

「ものごとをありのままに見る」という意味のヴィパッサナーは、インドの最も古い瞑想法のひとつです。この瞑想法は2500年以上も昔、インドで、人間すべてに共通する病のための普遍的な治療法、すなわち「生きる技」として指導されました。ヴィパッサナー瞑想に関するさらにくわしい説明は、ゴエンカ氏の講演『生きる技』をご参照ください。
 
ヴィパッサナー瞑想法は合宿の十日間コースで指導されます。参加者は、10日の間、瞑想法の基本を学び、この技の恩恵を実感できるように十分に実践します。合宿コースの参加にあたり、瞑想の経験は必要ありません。『瞑想法の紹介と『コース中の規律』を読み、コースの日程を確かめた上でお申込みください。

合宿コースは、日本にあるヴィパッサナー瞑想センターで行われます。日本にはセンターが二ヵ所あります。京都府船井郡京丹波町ダンマバーヌ・センターと千葉県長生郡睦沢町ダンマーディッチャ・センターです。コースは年間を通じて行われています。コース・スケジュールは、各センターのページでご覧ください。世界各国でのコースに関しては、www.dhamma.orgをご参照ください。

合宿コースは寄付のみによって運営されております。合宿の参加費用は食費、宿泊費を含めて、一切請求されません。すべての経費は、コースを終了し、ヴィパッサナーから恩恵を受けた人たちの「他の人たちにもこの機会が与えられるように」との思いから行う寄付によってまかなわれております。瞑想の指導者も何ら報酬を受け取りません。また合宿コースの運営メンバーも全員ボランティアとして参加しております。

ホームページ:日本ヴィパッサナー協会

Tuesday, November 8, 2016

11.12.2016 トランジション・シンポジウム 2016

トランジション・シンポジウム 2016

 2016年11月12日(土)


大きな災害に見舞われた熊本での緊急支援、復興の歩みの中で、「地域コミュニティーの厚さが地域のレジリエンスを高める」という実例を紹介しながら、地域コミュニティの大切さ、それを作り、維持していくにはどうしていけばいいのか、といったテーマを話します。

 日本に住んでいると、人ごとではない自然災害は、現在の生活を支えるあらゆるインフラを奪っていきます。その中で、1人では無力でも、人々が手を取り合えば、どんな災害も乗り越えることができる。現地からの声で、地域コミュニティの大切さを考えます。


第1部 上映会
11:00~12:00 特別試写会
「未来紀行~先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅」(梶間陽一制作)

12:00~13:00 昼食休憩

第2部 シンポジウム
13:00~13:30 トランジション・タウンって何?
13:30~15:00 「災害とトランジション」事例発表報告
吉田俊郎 「南阿蘇村と西原村 災害時に人々はどう動いたか?」
小野寺真希「気仙沼での活動とNPO法人底上げの目指すもの」
石本めぐみ「女性支援の現場で NPO法人WOMEN’S EYEの活動」
など

15:00~15:15 休憩
15:15~15:30 質疑応答
15:30~16:00 ディスカッション
16:00~16:30 こうやって始まった!新しいTTの紹介
16:30~16:40 トランジションジャパンからのご案内

その後、場所を変えて懇親会 c

場所:明治学院大学 白金キャンパス 
パレットゾーン2F アートホール
(東京都港区白金台1-2-37)
http://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/
アクセス
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/index.html
白金台駅/2番出口 徒歩約7分
白金高輪駅/1番出口 徒歩約7分
高輪台駅/A2番出口 徒歩約7分

【参加費】
第1部 500円
第2部 1000円
明治学院大学の学生、教職員は無料
DVD未来紀行付き参加費 3000円

懇親会 3500円程度
※お店を予約しますので、できる限り事前にご予約ください。

【申し込み方法】
「コクチーズプロ トランジションジャパン」で検索。
以下のフォームよりお申し込みください。
http://www.kokuchpro.com/event/b42354694c76f7b109f3b2e0a4407e02/

【お問い合せ】
transitionjapan(a)gmail.com   (a)を@に
なるべく、メールでお問い合せください。

【昼食について】
近くには買ったり食べたりする場所がほとんどありません。
ランチはご持参されるか、または、ご希望の方は「大豆ミートの胡麻香り揚げ弁当」(1050円)
http://m-delivery.jp/bentou/vegemeatgoma.html
(オーガニック/ベジ)に限り、ご予約時にご注文できます
お申し込みフォーム、参加者コメントにご記入ください。(11月8日締め切り)
お飲物もご持参されることをお勧めします。

【懇親会について】
懇親会の場を別会場に設けますので、ひきつづき交流をお楽しみいただけます。参加費3500円程度の予定です。席を確保する都合上、できる限り事前にお申し込みください。

また、当日のボランティアスタッフも募集しています、ご協力いただける方は
transitionjapan@gmail.com までご連絡ください。

主催:特定非営利活動法人トランジション・ジャパン
http://transition-japan.net/

後援:明治学院大学国際平和研究所
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/ 



Sunday, November 6, 2016

【ドキュメンタリー】レオナルドデカプリオの「地球が壊れる前に Before The Flood」

【公開期間:10月31日(月)12:00~11月8日(火)14:00


こんにちは、TUPのレミです。
すでにご存知の方も多いと思いますが、
火曜日まで無料で見られる素晴らしい映像の紹介です。

【Knowledge is a power〜知るということが、力になるから】
今はコミュニティで活動している「TUP」の最初の種は、海くんの「絶望」と「希望」
海くんや、海くんの仲間の世界中の優しいアクティビストは、
世界の悲しみや絶望を見て、そこから希望に向かって歩み続けている人たちです。
希望だけでは歩めないことを知っていて、どんなに痛くても世界の先端の現実を観察することを、よくしています。
そこから、希望を選択していく。

仲間のゆみちんの感想をシェアします。
この週末にぜひ、おうちで時間をとって、あるいは仲間たちと小さな上映会があちこちで企画してみてもよさそうです♡

ーーー(以下ゆみちん)ーーー

NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNEL
「地球が壊れる前に Before The Flood」
レオナルド・ディカプリオが
2年間にわたって世界をめぐり
科学者や技術者、政治家たちと対話をし取材をした
地球の危機の現状報告。
本当に今 わたしたちひとりひとりが行動しなければ
この星の未来は ない。
それがはっきりと わかってしまう。
11月8日(火)14:00まで無料で見られます。
全員見たほうがいい作品です、これは。

まずは、わたしたちの暮らしを変えること。
わたしたちは選択できる。
食べるもの。身につけるもの。暮らしかたすべてを。
ペットボトルはもうやめよ。過剰包装いらない。
肉を食べるなら牛肉から鶏肉へシフト。(←作品の中に詳しく)
信頼できる生産者やお店で買うことで態度表明。
・・・などなどたくさん、できることがある。
わかっちゃいたし、行動していたけれど、
これを見たら、一気に、身が引き締まった。
政治家は、世論で動く。
わたしたちの行動が、世論をつくる。
レオナルドは言う。多くの政治家の前で。
//
そろそろ、この辺りで、化学燃料業界には
政治などへの介入をやめてもらいましょう。
世界は今、見ています。
皆さんの行動が、未来の世代の運命を決めます。
皆さんは、地球の 未来の 最後の 希望です。
今 行動しなければ わたしたちも
地球上に存在する全ての命もすべて
失われるのです。
//
この言葉に至るまでの、彼自身の旅。
地球が負った多くの傷跡に
涙なしには見られないけれど
絶対、見なきゃいかんです。
現状から目を背けていたら、だめだ。

【本 We Work Here】坂口恭平の経済観(一部)

前回の投稿に付足したかった、本We Work HEREに書かれている坂口恭平さんのインタビューの言葉。



お金は日本銀行券だけじゃないから

俺は資本主義だけが経済だと思ってないから。経済というのは語源があって「経世済民」という中国語。それが明治時代に熟語になったのが「経済」という日本語。世をおさめて民をたすける、そういう意味。単純にそういうことを実践すれば実は何らかのかたちで対価が支払われてる。俺の場合は、ゼロ円でやったものの方がすごい強い経済、通貨が流れてる。通貨(カレンシー)とは海流(カレント)が元の意味なんだよね。流れができてるということが俺にすごく大事で、単純に資本主義は今ガチガチになって固まっちゃってるから、それ以外で生きていこうと思って。

(省略)

今の世の中はこれを誤解している人が多すぎる、いきなり日本銀行券*に行っちゃうから。

*日本銀行券:日本銀行法を根拠に、日本の中央銀行である日本銀行が発行する紙幣。日本国内で法定通貨として無制限に通用する強制通用力が付与されている。ちなみに硬貨は独立行政法人造貨局が発行している。

(だいぶ省略)

。。。そういう経済を俺は「態度経済*」と呼んでて、日本銀行券よりもそっちのほうがよっぽど価値があると思っている。お金がなくて困っている人には「頼むから生活保護もらって、一円も金にならない仕事をやってくれませんか?」ってお願いする。この前電話でしたおばちゃんは生活保護をもらったけど、刺繍が好きだからそのお金で刺繍をしてる。俺にとっては、それが一番大事な「仕事」なわけ。

 *態度経済:貨幣の代わりに人の態度を交換し、投資するという経済の考え方。


他にも良いこと書いてあるので、良かったら記事全部を読んでみて。

Tuesday, November 1, 2016

【BOOK】We Work Hereにインタビューが載っているよ(& Live Green 地球生活書)

インタビュー記事が本【We Work Here】の中に紹介されたよ〜


後ろにある【Live Green 地球生活書 1990年】は、この前屋久島に行ったときに星川淳さん(プラブッダ)に頂いたもの。僕の先生などが紹介されていたり、僕がやろうとしていることを2、30年前からやっていることを知るきっかけになった。そんな繋がりが発見できて嬉しくなった。日本にも愛に動かされて時代を変えてきた人々がたくさんいる。彼に「海君は一人60年代をやっている人だよね」みたいな事を言われた。それもなんか嬉しい。一人じゃないけど。

さて、本題。We Work Hereは自由大学でアーバンパーマカルチャーの講座とCommune 246で屋上コミュニティーガーデンをつくっている縁で、取材のお誘いを頂いた。まだほとんど読んでいないけど、知り合いのハリス鈴木絵美(change.orgアジアディレクター)、
会おうとしたけどまだ会えていない坂口恭平(新政府総理大臣?)、名前を良く聞くShing02などの記事は面白かった。女性がもっとフィーチャーされて欲しかったけど、都会に住んでいる人や就職を迎える学生とかには楽しい刺激になるはず。Check it out! 

We Work Here Homepage(詳細と購入)

We Work HERE

東京のあたらしい働き方100
月曜の朝、都心へ向かう働く人たちでギュウギュウの通勤電車。ストレス極限状態で張りつめた空気、一触即発。隣の人の肘が当たる、鞄がドアにはさまる、足を踏まれる、舌打ち。ふとしたきっかけで溜まったストレスが爆発して怒鳴り声。どうして東京で働く人たちは、こんなにも楽しくなさそうに見えるのか? 何が僕らをイライラさせているのか?それは満員電車だけが原因ではないような気がします。

もはや東京で働く人にとっては見慣れてしまった風景ですが、ここにいまの「働き方」の問題が表れている気がします。働くことは楽しいことではないのか? 楽しく仕事をしてはいけないのか? 仕事とは金を稼ぐだけのものなのか? いったい誰のために働いているのか? いったい何のために働いているのか? いろんな疑問が湧いてきます。

当たり前に就職活動をして、自己分析と自己アピールを繰り返してようやく会社に入って、上から振ってきた仕事を日々こなしながら、役職アップと給料アップを目指す。二重人格的にワークとライフを切り分けて、仕事で溜まったストレスを移動中のスマホゲームやアフターファイブの飲み屋で解消し、週末はテレビで紹介されていた流行りのお店で買い物をし、食べログ高得点のレストランでおいしい料理を食べ、プライベートライフを満喫することで明日から始まる仕事に備える。

東京で生きる私たちにとってこれが都市の生き方だし、尊いことなのかもしれませんが、本当にこれだけが「生きる」ことであり「働く」ことなのでしょうか? 絶えずバランスを取りながら回し続けるワークとライフの終わりのないサイクル、しかしそのサイクルだけでは回収されない、人間にとって大切な何かが、その歪みや軋みが満員電車の中で悲鳴を上げているように思えるのです。

このような問題意識を背景に、僕たちが働く「みどり荘」の一風変わった仲間たちや、彼らとのつながりで出会った人たち、ワークとライフの区別が曖昧で、ただここで楽しく生きて働いているように見える人たち、「生きる」と「働く」が一緒になったような人たち、そんな100人に「働くとは何か?」という問いをぶつけてまとめたのがこの本です。彼らが語る「働き方」の中に、ひょっとしたら未来の働き方のスタンダードになりえるものがあるかもしれません。

だからといって「働くとは何か?」の答えがこの本に載っているわけではありません。ただ、それぞれの「HERE」に至る100人100通りの道があるだけです。この本の登場人物たちは、読者のロールモデルにはならないし、参考にならないし、参考にしてほしくもない。成功者のノウハウを聞いてそのテクニックを真似をすれば成功への道が開かれるなんて都合のいい話、僕たちには信じられない。働くひとり一人が「働くとは何か?」を考え続けて、行動し続けることで、その人だけの道ができる、そう信じています。



僕のインタビュー(読めるかな?)