Pages

Wednesday, December 20, 2017

【子育て】と言う名の平和活動 PART 2「出産前後」

【子育て】と言う名の平和活動 PART 1 「生まれる前」の続き

僕の仕事は
【平和】への理解を深めて
それを日々実践すること

生態系の一員として
命に仕える

生態系という組織
(世界で一番大きな組織)では
役割さえ果たせば
自由に生きていける

こういう世界観で子供を迎えた
(とても大事な前提だと思う)

今は、会社や学校を優先することはなく
(全部辞めた)
常に命優先で生きてようとしている

そういうわけで
 PART 1でも書いたとおり
活動をほとんど休止して
パートナーと生きる活動(生活)に集中している
物理的な巣作りもしながら
二人の心の巣作りを一緒に試行錯誤しながらしている
向き合い辛い課題を話し合ったり
(性の話とか、活動で逮捕される可能性の話とか)
 そして、二人の根っこにある信頼を深め合ったり
安心と自由を大切にする愛
形よりニーズに意識を向ける関係性
なにが起こるか予測ができない怖さもあったけど
とても貴重で美しいプロセス
オススメだよ〜

彼女の妊娠中も
なるべく彼女に寄り添うように心がけて
僕には体験できない
体と心の変容が起こっていることを
忘れないように
彼女に好奇心を向けた
不安や恐れにもなるべく共感するように心がけた
(油断していると評価や分析とかしちゃっうけど)
男だとやっぱり分からない領域がある気がする
知りたいけど、完全には踏み入れられない
母という世界
でも、共感はできるし
間接的に体験することもできる
僕はそれがしたかった
それが僕の歓びになった

テーマは常に【安心】

とても根源的なニーズ
きっと、深い【安心】がみんなの中にあれば
戦争も暴力も奪い合いもなくなる
不安があるからこういう事が起きるんじゃないかな?
妊娠中のお母さん達のほとんどは
いろんな不安を抱えているんじゃないかな?
とくに、パートナーが仕事でいなかったり
パートナーと関係性が上手くいってなかったり
シングルマザーだったり。
(シングルファザーも!)
そして、その不安は子供に受け継がれる

その安心をなるべく満たすためには
僕のプレゼンスが必要だった
彼女の自信を育てることも
一緒にいて励ますことによってできたと思う
そうやって依存関係ではなく
共存関係を共につくってきた

そんな毎日を過ごしながら
だんだんと予定日が近づいてきた
「一緒に出産」することを決めていたから
陣痛から生まれるまで
ずっと彼女の隣にいた
これも全ての男性に体験して欲しいこと
NOT TO BE MISSED!

野生化するパートナー
そして体から出てくるもう一人の命
感動というよりも
僕も彼女と一緒に動物に戻った感覚だった
WE ARE ALL ANIMALS

子供を出すのを手伝いながら
出てくる赤ちゃんをみるのは
不思議な感覚だった
説明できない領域の話だからぜひ自分で体験してみて!

理想は、自宅出産だったんだけど
事情がありそれはかなわなかった
でも、
自然分娩に立ち会えたのは最高だった
夫婦が共に出産することは
社会として全面的にサポートしてほしいね
そうなれば政治も経済も大きく変わると思う

ま、そんな感じで二人が三人になった。
因に、生まれるまで性を知らなかったから
それもとても素敵なサプライズ
最近は、テクノロジーに自然の神秘、
センスオブワンダーが奪われている気がする
自然に知らされるまで
知らないことには意味がある
なので、性別は赤ちゃんが出て来てから初めて知った
NICE SURPRISE!

入院中は僕が毎日三食
出汁から地産地消の野菜で料理をして
自転車で届けた
なんかそれがその時の人生のミッションとなって
結構楽しかった
「美味しい健康なご飯を届けないと!」
それと、共感(ほんとに共感は大事だよ)

生まれてからほぼ毎日
3人で新しい家族暮らしをしている
産後一か月は彼女の母が
彼女の体づくりをするために一緒に住んでいた
一ヶ月間いろんな中国の漢方を飲ませてた

ママは産後一か月はしっかり休むのが重要
そのためには
家事とか精神的なサポートとか
赤ちゃんのケアを数人ですることが必要
パワフルなママ達は一人でやっちゃうけど
しっかり休まないと
体が回復しないことがある
僕たちの場合は、
出産前より今の方が健康になった
彼女も生まれ変わった感じ

家事は僕と彼女の母が全部やって
彼女には赤ちゃんのケアと産後の回復に
専念してもらった

母乳だけじゃ足りなかったから
ミルクも足していて
彼女が2時間以上寝れるように
最初は僕が22時と朝4時の
授乳担当していた
そして、彼女の母が朝7時担当

22時に授乳して、
23時頃やっと寝て
また朝4時に起きて
オムツ替え→授乳→げっぷ→寝かせるのは
中々大変だった
とくに、授乳の後泣きまくる時
みんな起きちゃうんじゃないかって心配したり
自分も眠いのに必死にだっこしながら揺らしたり
時計をみると6時!ガーン!
諦めたくっても諦められる状況じゃないし
マジで!どうしたらいいんだ!って何度も頭の中で叫んだ

ここでの大きな気づき
お母さん達はこれが当たり前の毎日
一般的にはママが一人で
授乳を全部しているんだと思うけど
僕は夜勤22時と4時だけでバテテいるのに
ママ達は24時間態勢でやっている
ほんと凄いね
これができる男はあまりいないと思う
これはもっともっと社会として評価したいな
こんな気づきがあったのも
ちょっとママっぽく夜勤の授乳ができたから

僕たちの場合は
大人が三人掛かりで
新生児を育てるとても贅沢な状況だった
それでも泣き止まない子に
三人ともバテル日もあった
どうやって世界中のお母さん達は
ほぼ一人で子供を育てられるんだろう?
三人でやっと余裕があったりなかったり
子供を手放したり
子供を殺してしまったママ達の
気持がわかる気がする
相当、追い込まれていたんだろうな
もうちょっとサポートがあったら
全然違う道があったのに

核家族として子供を育てるのは
相当ハード
とくに親のどちらかがフルタイムで働いていたら
僕はコミュニティーとして子供を育てたい
僕の子ではなく、みんなの子であってほしい
その世界を取り戻したい
そして余裕のある子育てをして
余裕のある世界に子供を招待したい
なんで、僕たちはこんなに余裕のない世界を
つくってしまったんだろう?

ママとパパのみなさん
お疲れさま!
みんながやっていることは
過小評価されている
とっても重要な役割
いろんな不安や葛藤
日々難しい決断をしているママとパパ達に
改めて感謝を伝えたい
ありがとう!

いつか、そんなママとパパ達が
もっと余裕のある中で子供を育て
多くの人にサポートされ
しっかりと休める社会を贈りたい
ITS NOT EASY BUT ITS WORTH IT
 
がんばっているママとパパを
みんなでサポートしよう!
(仕事と違って子育ては
24時間営業だからね〜 )
妊婦さんにも愛のある言葉
思いやりのあるサポートをしよう

これが真の平和につながる
平和な家族が平和な子を育てる
平和な子が平和な社会を育む
平和な社会は一つの大家族
大家族がコミュニティーとして
子供を育てる時代を一緒に創造しよう!

今日も一日泣き続けて
二人とも疲れ果てたあげく
寝る前にうんこまみれ

共生革命パパの修行は続く

MOVED BY LOVE