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Saturday, December 16, 2017

【子育て】と言う名の平和活動 PART 1 「生まれる前」

今年は念願の命を授かりました

よく、子供ができると
全てが変わるって聞いていて
いままでは
きっとそうなんだろうなって
軽く流していた

でも、やっとその世界に入って
全てが変わった実感をかみしめている

なにが変わったかというと
【意識】

意識が変わると全てが変わる

【個人】から【家族】という存在になった

生態系の一員といいながら
恋愛関係の中では【個】として動いてきたことが多い
活動家の世界ではよくあるパターンだと思う
世の中のためにといいながら
大事な人たちとの時間を削ってしまう傾向
会社員も一緒か?
現代社会の当たり前かもしれない

ただ、
平和活動家として
家族との関係を犠牲にするのは
どこか致命的な矛盾がある
分かっていながらでも
そこを変えるのは難しい

ポルトガルにあるエッジの効いた
エコビレッジ TAMERAで聞いた言葉
"There can not be peace in the world as long as there is war in love."
「愛(恋愛)の中に戦争がある限り、
世の中に平和は訪れない」
(ちなみに、あそこは徹底的に愛の自由を追求している)

非暴力コミュニケーションや
禅僧ティクナットハンのコミュニティー
プラムビレッジの影響もあって
恋愛を平和活動の実践の場にしてきた
自分を犠牲にせず
相手を大事にする
(その話は長くなるからまたこんど)

そこで、
今年、彼女が妊娠していることが発覚したときに
彼女が一番必要としているのは
僕のプレゼンス(心身ともにすること)と
何度も伝えられた
(書き出してみると当たり前だよね)

妊娠前から言われていたことだけど
新たな命を迎えることになってから
その重要さが腑に落ちた

そんなわけで
今年は基本的には外向けの活動を辞めることに決めた
一般的に言うと仕事を一年間休むこと
(ツアーや道場プロジェクトは続けたけど)

自分のパッション、ミッション、成長、
そしてアイデンティティでもある活動を
大きくスケールダウンするのは
ずっと拒んできたこと

でも、僕のプライオリティは
彼女が心地よく日々を過ごせて
心身健康な状態で子供を迎えること

そもそも子供が欲しかったのは僕だし
彼女と子供には最高の出産体験をしてほしかった
そのエネルギーの軌道で
新しい命を地球に招待したかったし
それが彼女と世界のヒーリングにもなると感じた

心地よい自然豊かな場所で生活して
美味しい新鮮な野菜を毎日食べて
共感しあったり
お祝いを日々伝え合って
質の高い時間を共に過ごすことに
創造力をそそいできた
資本主義経済価値が低いものばかりだけど
命の経済の中ではプライスレス

外向けの活動をしてない分
収入がほとんどなくなって
赤ちゃんを迎える準備で出費は上がったけど
そこもなるべく気にせずに
(破産するまで)
生き生きとする命のリズムを
パートナーや
僕たちの実験を支えてくれている
素敵な人たちとつくってきた

とても贅沢な9ヶ月だった
現代社会の中で暮らしている人が
夢にもしない生き方かもしれない
赤ちゃんを迎えるために
心と体のケアをする日々

子供を迎える全ての親に
こういう余裕のある準備をしてほしい
勿論、一般社会では9ヶ月も簡単に休めないし
「お金がないと食っていけない」って思って
仕事・会社を優先してしまいがちだけど

なんのために生きているんだろう?

僕たちはなんのために恋をしているんだろう?

どんな世界に子供を招待したいんだろうか?

って考えると、
違う生き方をしたくならない?

僕は、命を豊かにするために生きたい
そして、恋をしている人と深くつながって
ともに癒し合い、支え合い、成長をする存在でありたい
子供には、愛と共感と思いやりが豊富な世界に招待したい

これに、僕の命のエネルギー
時間、お金を含めた資源、創造力を
全部そそぎたい

それが本来の人間の在り方だったんじゃないかな?

これこそ共生革命の一つのかたちだと感じている

IMAGINE みんながこういう生き方をしたら


【PART 2 出産後】 に続く

*今日も赤ちゃんが泣き続けて寝不足
修行が続く。。。。

世界中のママとパパ達 RESPECT!
いや〜みんな凄いですよ
みんなの凄さがやっと分かってきた!!!
ありがとう