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Sunday, June 30, 2019

【英語の記事】life at the peace and permaculture dojo by rapper Mio

イギリスでイベントをしているから
久しぶりに英語のブログをアップデートしてみた

英語が読める方はcheck it out
この前、アップしたMioのyoutubeに英語の字幕がついた(by Mio)

Below is a video of life at the Peace and Permaculture Dojo (the Dojo)


道場 (dojo) means a place (場)of/for the path (道)also known to the West as "dao".  The Dojo is in the early stages of development as a place of practice, and a place of nonviolent/peace activists to gather near Tokyo, but just far enough to be surrounded by rice paddies and the ocean.

In 2018, we experimented with our first residential internship program for Japanese. We had three spots that were filled up with nine people, including a family of five (and two goats). As everything is quite unstructured and organic at the Dojo, it was quite a challenging experiment for all of us, but the learning and growth was priceless.

Things we explored (a sample)
  • simple living e.g. building your own dwelling, cooking with fire and sun, washing by hand (including cloth diapers for two), eating almost completely locally, etc
  • community dynamics and nonviolent communication: how to be authentic, empathetic, and live harmoniously with those who have different perspectives (vegan/non-vegan, toddler/children/20s/30s/40s, single/family, urban/rural, etc)
  • systems thinking and design: community is a system and operates differently than individuals
  • permaculture, natural farming, and ecological regeneration: how to heal the land (and ourselves) and live as part of the ecosystem
  • mindfulness: living in the present moment, engaging with the internal landscape
  • gift economy: living in service, being in alignment with the ecosystem, and having awareness of when things are not a "gift" (like feeling we are pressured to give). Exploring the difference with capitalism through our head, heart, and hands
  •  social change: our relationship to the larger society and our cultural inheritance, roles, and possible contributions in a time of instability
It was an extremely challenging process, especially in the realm of emotions, but I feel such experiences are invaluable and help us grow in ways that modern society rarely offer. AND extremely rewarding (although its not for the rewards that we do this work).

This year (2019) we are doing a five month internship with four residents.

We also have more and more people moving to the area (Isumi, Chiba) involved in running the Dojo and using the Dojo.

Slowly, we will grow our capacity to support more people in their practice.

BELOW are previous articles on the Dojo

Thursday, June 27, 2019

ガンジーの孫とロンドンでアウェイキン・サークル

前回のポストニップン・メッタとの会話 6月24日2019の続き


ギフト仲間のニップンとお話をした後に、
去年お世話になったMitaとSanjayの家に向った。

彼らは毎月アウェイキン・サークルを行っていて、
今回のニップンを囲むスペシャルサークルのホスト役
70人近くの人(知らない人も含め)を家に招待する上に
全員分の食事をギフトする重役を担っていた
愛に動かされている普通の夫婦

実は、去年もぼくは彼らにお世話になった
(以下は去年の話)
ニップンにつなげてもらい
初対面なのに快く家に泊めてもらった上に
僕のお話会アウェイキン・サークルも企画してくれた

彼らの家に到着した瞬間から
笑顔でおもてなし猛攻撃
「お水飲む?」「お茶がいい?」
「お腹すいた?晩ご飯食べる?」
「ちょっと横になる?」
「それともシャワー浴びる?」
「なにか必要だったら教えて」
「お水飲む?」

空港から直行したから
時差ぼけと長旅の疲れで
素敵なオファーの多さに圧倒されたけど
初対面なのにこんなに
手厚い歓迎をしてくれることに感動した

翌日、一緒に泊まっていた茜ちゃんと
彼らの家から次の目的地に向おうと
出発の準備をしていたら
Mitaが娘と一緒に素敵なカードを
僕と茜ちゃんに渡してくれた

「うちにとまってくれてありがとう」
というような感謝の手紙
さらに、その封筒のなかにはお金も入っていた
「娘になにかお土産を買ってね」

泊めてもらったのに
逆に、ここまで感謝してもらって
さらに、普通なら宿泊者がお金を払う現代社会で
逆に、お金をもらう新鮮な流れが
「非常識」すぎて戸惑いと喜びに包まれた
これが、ぼくが体験してきたギフトカルチャー
ニップンが言った言葉
don't focus on what you can get, focus on what you can give
自分がなにを得られるかに意識を向けるのではなく
自分がなにを(心から)贈れるかを意識してみよう

その在り方が
自分の中のやさしさや寛容さを育み
世の中に愛の波紋を広めてく
「良いこと」をやるというよりも
自分の心を養うためにやる

前おきが長くなったけど
そんな家族の家で行われる
アウェイキン・サークルに
突如、ガンジーの孫が参加することになった。
Rajmohan Gandhi(ラジモハン・ガンジー)
彼もニップンのことを知っていて
ニップンも彼のことを知っていたので
たまたまロンドンにいた二人が
そこで初めて出会う運びとなった。



一時間みんなで静かにめいそうをした後
二人のライブトークが始まった

印象に残った言葉をシェアしたい


マイクを持っているのがニップンで、椅子に座っている方がガンジーの孫


ニップン
‘It’s not what we do but who we become from what we do and what are we seeking through that becoming process. The size of what we all do doesn’t matter because we are all instruments of the same grace.’
何をやっているか(肩書きや実績)が大事なのではなく、その行為を通してどんな人になるのかが重要。そして、その在り方のプロセスでなにを求めているのか。やることの大きさ(スケール)は大切ではない。なぜかというと私たちはみな同じグレイス*の道具であるから。
僕たちは自分たちの存在にあまりにも自信がなく、自己紹介をするときに、すぐに自分の肩書き(名刺)を相手に渡してしまう。大切なのは何をやっているかではなく、それをやってどんな人になるかなんだ。
*グレイスについては前回のポストを参照してね

ビノーバ・バーベと共に活動していた年配のガンディアン(非暴力活動家) から頂いたアドバイス。「サティヤーグラハ」(非暴力非服従・愛を原動力とした直接行動)を行って、暴力的な状況が変わらなければ、よりやさしくなりなさい。そして、それでも暴力的な状況がかわらなければ、もっとやさしくなりなさい。

ガンジーが提唱していたガンディアンの在り方とは、10%サティヤーグラハ、90%建設的なプログラム(constructive program)。


インドで多くの人を病気にしていたトイレの衛生問題に取組んでいた、有名なガンディアンがいた。かれは何万ものトイレをつくってインド中に設置した。多くの人に親しまれていた彼が亡くなった時に、彼の妻がこう言った
「あなた達はわたしの旦那の本当の姿を知らない。40年間の結婚生活の中で彼は一度も、わたしに怒ったことがないやさしい人でした」
大切なのは何をやっているかではなく、それをやってどんな人になるかなんだ。

ガンジーの孫 

彼は話の中でマハトマ・ガンジーの人間性を強調してくれた
ガンジーの愛はどこからきたのか?彼は親にものすごく愛されて育ったのだ。「私は、世界で一番親に愛されてきた子供なのだ」とガンジーが自ら言っていた。

今の時代に必要なのは、愛やポジティブな話だけではなく、闇と向き合ってしっかりと「それは危ない」と声を上げる勇気。今では世界中で過激派の力が増していて、その勢力に立ち向かう人々が少ない。

ガンジーは自分の命が危ないことを常に認識していた。 暗殺される前は、数ヶ月間ずっとイスラム教徒(ガンジーはヒンズー教)と頻繁に面会をしていた。イスラム教徒に対する迫害の状況を把握するために。ヒンズー教徒のガンジーがイスラム教徒と会うことは、多くのヒンズー教を怒らせていた。そんな緊迫していた状況の中で、面会をしていたイスラム教徒にガンジーがお願いをした。「私のために祈って欲しい。私が殺される時に、私が殺害者を愛で迎え入れることができるように祈ってくれ。」
ガンジーは後に、同じ宗教であるはずのヒンズー教徒に殺される。

ガンジーは孤独だった。ガンジーを人間としてみる人がいなく、「偉大なガンジー」に対等な人間として寄り添う人がいなかった。でも、私たちと同じように、ガンジーも不安があったり、支えを必要としていたんだ。でも、彼は奉仕者として、みんなのためにできることはいつもやって、自分からはなにかを求めることはなかった。

僕の解釈と拙い翻訳でもともとの意味が変わっているかもしれないので、英語ができるかたは二人の話のオーディオをぜひ聞いて欲しい(微妙に噛み合ってなかった感じが面白かった)。audio recording

以下は、ロンドンのサービススペース*のニューズレターより
*サービススペースは、アウェイキンサークルやカルマキッチンなどを始めたギフトと奉仕のネットワーク。



Building Bridges One-Day Retreat

Nipun and Jin-Wei's visit served as a catalyst for us to host another One-Day Retreat, where we collectively explored the theme Building Bridges in Times of Disconnection. Around 55 changemakers came together in Pimlico from places near and far including Paris, Vienna, Australia, India, Brighton, Hertfordshire, Chippenham and all over London, to plant seeds of goodness in our hearts and co-create a more kind, compassionate and generous world by being the change we wish to see. This was the first of several gatherings planned for Nipun and Jin-Wei's visit and seeded many beautiful ripples over the course of the day, which you can read all about at this blog post and see photos from the day too!  One of the participants who came all the way from Paris, Oliver, shared reflections in a heart-felt letter to himself following the retreat.

Awakin Circle with Nipun and Rajmohan Gandhi

It was grace that brought together 75 changemakers on a beautiful summer evening in Harrow.  We circled up in the garden to share collective silence and hear inspiring stories and insights from Nipun, the founder of ServiceSpace, and Rajmohan Gandhi, one of Mahatma Gandhi's grandsons.  Rajmohanji and his wife Usha happened to be in London and he joined the circle as a surprise guest, having graciously accepted Nipun's invitation only one day earlier.  Nipun opened with a beautiful phrase, which anchored much of his sharing that followed:  "We are not what we do.  What are who we become by what we do."  The dialogue that unfolded between Nipun and Rajmohanji left everyone's hearts full as we heard incredible stories from Gandhi's life along with other Gandhians like Arun Dada and Ishwar Patel.  You can learn more about the circle from this blog post and tune into the audio recording of the incredible dialogue that unfolded.


We look forward to keeping the ripples from these inspiring few weeks in motion as we come together for Awakin Circles in coming weeks.

With love and gratitude,

Trishna, Ani, Mita, Vicky, Shamash and Ewa :)

Tuesday, June 25, 2019

ニップン・メッタとの会話 6月24日2019



サティシュ・クマールに続き
昨日はロンドンでニップン・メッタと会ってきた

サティシュもニップンも
僕にとっては敬愛している先生であり
仲間であり、友達でもある

彼らは共にガンジーやビノーバ・バーベなどに
大きく影響されてきた愛の活動家達
彼らのBEING  在り方に心がときめく

ニップンのタイトなスケジュールの中
一時間ちょっとギフト、非暴力、
システムチェンジなどについて対話をした。


内容をちょっとシェアすると

僕がいま統合しようとしている幾つかの要素をシェアした
  • ニップンやサティシュなどが強調する心の変容、愛に動かされること、ギフトの在り方(BEING・SOUL)
  • ヘレナ・ノーバーグホッジが語るグローバリゼーションと破壊的な経済システムの話とローカリゼーション(SYSTEMS・SOCIETY)
  • パーマカルチャーや自然と共生する生き方(AGRICULTURE・SOIL)
全部つながっていて、サティシュが提唱するSoil Soul Societyの三位一体含まれているのだけれど、まだ僕の中で統合しきれていない感じもする。それぞれの人や分野の世界観の違いや、全部同時にやりきれない自分の現状とか。さらに、子育てや家族にしっかり時間とエネルギーをとることとの統合を考えると、Oh my god!

そんな、話から始まったニップンとの対話から受け取ったタネ

【How we see TIME】 ガンジーや彼のような愛の活動家は、僕たちの生きている期間で「結果」を求めない。1000年単位とかで見た時、何が残るか?経済システムはたかが数百年しか続かない。でも、僕たちが行う愛の行為はより長い時間軸で波紋が広まり続ける。
【Choosing the HEART】ある大企業の在り方を変えるチャンスがあったとしても、目の前の人の心を変容させる機会があったとしたら、非暴力の実践者は100%目の前の人のハートを選ぶ。ハートが変われば、その後のすべての行為や、その人と関わるすべての人が、その愛の変容に影響されていく。それこそが「スケールアップ」ではないのか。システムも大事だけど、システムよりハートの変容に希望を感じる。それがガンジーやその伝統を受け継ぐ人たちの道。
 【We may not see the CHANGE】僕たちの寿命以上の単位でものごとを捉えた時、僕たちが自分たちが蒔いた種がどういう結果になるかを見ることがないかもしれない。こんな表現がある「we may not sit under the shade of the tree we plant」(僕たちが植えた木の木陰の下で座ることがないかもしれない)
 【PRESENCE】僕たちが贈れる(ギフトできる)もっともすてきなものはプレゼンス。どんな行為(DOING)よりもパワルフなギフト。そのプレゼンスで、自分や相手、世の中が変容していく。
【GRACE】「 グレイス」という言葉をニップンはなんども口にしていた。ニュアンスが大切だから和訳しにくいけど、キリスト教では「神の愛」として使われている表現。自分以上のもの凄い愛とやさしさ。そのエネルギーに僕たちは動かされている。このグレイスがすべてを可能にしている。そして、世界のガンジー、キング牧師、マンデラ、マザーテレサの様な人たちはこのグレイスに動かされてきた人たち。ガンジーは「塩の行進」の前にイギリス支配を撤廃する戦略を日々ねっていたわけではなく、その瞬間瞬間、神とつながってグレイスに動かされていた。
ナイフを持ってかつあげする人に、愛をもって接して、最終的にはご飯をおごったひとの話もしていた。彼もグレイスに動かされていたと。(その話は、ニップンのTEDxトークに出てくる素敵な話。リンクはここ

夜にはニップンを囲んだアウェイキン・サークルに参加した
そこに突如ガンジーの孫も登場!!!
ザ・ガンジーの!!!

その話はまた今度


BE MOVED BY GRACE

Monday, June 24, 2019

7.6.2019 共感コミュニケーション@兵庫県西宮

シューマッハカレッジ体験 with サティシュクマールの旅が終わって、多くの変容があった美しい時間の余韻に浸りながら、ちょっとずつ日本の活動に意識を向けはじめてきた。

もうちょっと「間」を持ちたいね。

次のワークショップは兵庫県

前回、大阪でやったWSの後
勢いで「いいよ」って言ってしまった企画
スケジュール的にはかなり厳しいけど
OKをしたからには最高のWSをしたい

日本ファシリテーション協会の企画だけど
一般の参加者もウェルカム(ファシリテーターでない人も)

企画している人の熱が
タイトルから感じられる
誰かがTEDxTodaiのトークで感動してくれたのを
聞けて嬉しい
(かなりドラマチックなタイトルだよね)

SEE YOU IN HYOGO


以下、オフィシャルサイトより

TEDx Todaiの感動を再び!「ソーヤー海」FAJに来る!
〜二度とないこの瞬間に立ち会おう 


開催日&会場 
開催日2019年7月6日(土)
会場西宮市民会館 兵庫県西宮市六湛寺町10-11
○阪神西宮駅「市役所口」改札北へすぐ
○JR西宮駅から西へ徒歩約10分

当日スケジュール
10:00~11:50関西支部運営委員会(401号室)※見学可能です。どうぞご自由にお越しください。
12:00~12:45★1:ランチアワー(401号室)※現在企画中(^^♪
12:30~12:45★2:定例会初回参加者説明会(401号室)
12:50~13:00定例会 テーマ1~3受付開始(各テーマの会場は当日ご案内します。まずは401号室にお越しください。)

13:00~17:00定例会 テーマ1~3
17:15~18:00リフレクションアワー

18:30~20:30テーマ2
18:30~21:30テーマ4
18:30~20:30泡会(懇親会)会場: (会費 \3,700税込)
テーマ概要

あなたが、ファシリテーターをつとめている「場」において、参加者のひとりの発した意見や態度にネガティブな感情を抱いたとき、つい反応してしまい、冷静さにかけてしまった結果、場のホールドができなくなったことってありませんか?
そんなとき、NVC(非暴力コミュニケーション)を知っていたら、その発言の奥にあるものに気づけたかもしれません。ご自身の感情に流されず、うまく、「場」をホールドできたかもしれませんよ。

 NVCのアプローチは、「つながりの質」を高めます。
―「ジャッジ(評価)」ではなく「共感」と「本音」
― 焦点をあてるのは「正しさ」ではなく「その人や集団の生き生きさ」
― 自分のニーズ、他者のニーズ、そして全体のニーズをすべて同じくらい大切に
このアプローチが、ファシリテーターの自身とのつながりや自己共感を高め、また、参加者の発言の背後にあるニーズを捉える力を高めることに役立ちます。
 
 今回は、NVCの実践者である、ソーヤー海さんをメインファシリテーターとしてお迎えし、NVCとはなんぞや?を体験していただきます。
NVCの手法や考え方がどのように、ファシリテーションに活用できるのか?一緒に考えてみませんか?

ソーヤー海さんから、素敵なメッセージをいただきました!
「僕が非暴力コミュニケーション(NVC)と出会ったのは2003年、環境平和活動をしていた学生の頃でした。10年間失敗を続けてきてようやくNVC の実践の凄さを日々味わえるようになっています。崩壊し始めた家族を立て直したり、余裕のない組織内でのもめごとを解消したり、苦手な人と共感を通して良い関係性を育んだりと様々な難しい場面で僕はNVC に救われてきました。そんな素晴らしい技術と意識をより多くの人と分かち合う為にワークショップを開催しています。是非、共に平和な心と社会を育てていきましょう! 」

 どんな「場」でも感情に流されることが無く、冷静になれたらと思っていらっしゃる方
是非ご参加ください。お待ちしております(^^♪

▼非暴力コミュニケーションとは?
アメリカの心理学者マーシャル・ローゼンバーグ博士により提唱された、コンフリクトを乗り越えるためのコミュニケーション方法。家庭やビジネスといった日常のシーンから、国家間の紛争調停や、ルワンダやコソボで現在行われているような、紛争後の民族間の相互理解と和解のステージまで、その適用の範囲は限りなく広い。

▼メインファシリテーター
ソーヤー海(Kai Sawyer)

共生革命家。東京アーバンパーマカルチャー創立者。
カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校で心理学、社会変革、有機農法を実践的に学び、同大学で「持続可能な生活の教育法」オーガナイザー兼講師を務めながら、サステナビリティと平和活動に取組んだ後、コスタリカに移住しパーマカルチャーを実践。

世界各地でパーマカルチャー、NVC、マインドフルネス(禅)、アクティビズム、ギフトエコノミーなどを教えている。

書籍「Urban Permacuclture Guide 都会からはじまる新しい生き方のデザイン」「みんなのちきゅうカタログ」監修。 2005年 大学時代のサステナビリティや非戦活動の中でNVCと出会う。

2010年 NVCのIIT(International Intensive Training:国際集中トレーニング合宿)に参加。
2010年 ワシントン州のパーマカルチャーデザインコースで「NVCコミュニティデザイン」を教え始める
2014年 日本で初めて開催されたIITにて通訳とアシスタントを務める。
2015年 NVCリーダーシッププログラム(アメリカで行われる1年プログラム)に参加。
2016年 同プログラムにアシスタントとして参加。
2017年 平和活動とNVCをテーマとした6日プログラムを年に2回ずつ主催し始める。
世界各地で市民団体、大学、企業研修などでワークショップを行っている

※IIT:国際集中トレーニング合宿


詳細と参加申し込みはここ

Monday, June 17, 2019

【UK, Totnes Talk & Workshop】June 25th Talk & June 28th Workshop

今週のシューマッハカレッジ体験の旅の後に
イギリスのトットネスで
トークとワークショップを行うよ



Peace & Permaculture in Japan
With Kai Sawyer

7pm Tuesday, June 25th
At the Barrel House
Sliding scale gift at the door

Please join us for this very special evening with one of Japan’s inspirational peace and permaculture movement leaders.

There’s so much happening in Japan. Kai will share his experience with post-Fukushima renewal and acts of compassion, miso-making in the House of Councillors to spread probiotics in our politics, the Peace and Permaculture Dojo, and impermaculture.

Kai is founder of Peace and Permaculture Dojo and Tokyo Urban Permaculture, is a practitioner of gift economy, and teacher of nonviolence, mindfulness and the Gift Ecology.

Organised by Totnes REconomy Project and Transition Town Totnes. 

For more info, email Jay Tompt - jay(a)transitiontowntotnes.org

EVENT PAGE LINK HERE




The Gandhian Iceberg and the Gift Ecology
a deep dive workshop for change makers,
with Kai Sawyer


Friday, June 28 9:30-4:30pm
REconomy Centre and Leachwell Garden

Booking is essential as space is limited.
Email
jay(a)transitiontowntotnes.org
 
Cost: Kai graciously accepts what you are happy to gift so that he can continue to share and facilitate for the benefit of humanity.
*One suggestion is a massage therapy session that evening. :-)

The Gandhian Iceberg is a model for those committed to "being peace" and co-creating a nonviolent culture where all-life can thrive. in this workshop we will explore this simple but profound model composed of three parts: satyagraha (courageous action inspired by love), constructive program (collective practice of living together), and self purification (deep inner work). We’ll also explore:

* adventures in the world of giftivism (the practice of gift economy and living in service)
* ‘Integral non violence’, permaculture and NVC
* how to be "moved by love" rather than fear and anger
* what all of you are moved by, what challenges you are facing in life, and explore how to be more empowered and joyful on this exciting journey.

Kai is founder of Peace and Permaculture Dojo and Tokyo Urban Permaculture, a practitioner of the gift economy, and teacher of permaculture, NVC, and holistic systems-level social change.

Organised by Totnes REconomy Project and Transition Town Totnes. 

For more info, email Jay Tompt - jay(a)transitiontowntotnes.org

EVENT PAGE LINK HERE

Sunday, June 16, 2019

【幸せの経済】戦後の方が幸せだった

6月2日に辻信一さんとトークをしたイベント「わたしも少し話をさせていただいてもいいですか?」と、やさしそうなおばあさんが声をあげてくれた
 
彼女の存在と言葉に心が動かされたから
みんなとシェアしたかった

終戦時、私は10歳で、渋谷の焼け野原の防空壕の上に建てた掘立小屋で、ウサギとニワトリを飼い、畑を耕し、2年間、自給自足の生活を送っていました。
その後、(惨めな)仮設住宅に移ったが、この時の方が今よりもずっと幸せだったような気がする。何もない焼け野原の中にも未来があったから。
それがどんどんどんどん悪くなっていった。
だから今、若い人達の(良い未来を創る為の)お手伝いがしたいと思っている。

こういう「記憶」が消えていく今の時代
彼女の短いシェアのなかに
大切な「なにか」がある感じがした

辻さんも彼女の話をもっと聞きたいと言っていて
7月2日夜にナマケモノ倶楽部でイベントを企画した

とっても貴重なお話を聞く機会になると思うから
いける人はGO〜

イベントの詳細はここ


《母里啓子さんプロフィール》
(もり・ひろこ)医学博士。1934年東京都生まれ。元・国立公衆衛生院(現・国立保健医療科学院)疫学部感染症室長。千葉大学医学部卒業後、 伝染病研究所(現・東京大学医科学研究所)でウイルス学を修め、 愛知県がんセンター研究所に勤務。 在職中に、カナダのトロント大学オンタリオがん研究所に2年間留学。帰国後、東京都がん検診センター検査課長、 横浜市衛生研究所細菌課長を経て、国立公衆衛生院(現・国立保健医療科学院)疫学部感染症室長を務める。その後、横浜市の瀬谷、戸塚、旭の保健所所長、介護老人保健施設「やよい台仁」の施設長を務め退職。著書に『インフルエンザワクチンは打たないで! 』『改訂版 もうワクチンはやめなさい 予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実』他多数。



彼女とちょくせつ話す時間はなかったけれど
彼女が書いた本をいただいた


子供が1才半だから
ワクチンのことはけっこう悩まされている
その話はまたこんど

Friday, June 14, 2019

6.19.2019 パーマカルチャーランチ@Commune 2nd

数年前に始めたコミューンの屋上ガーデン


一緒に始めてくれた石田のりかさんが
月一でコミュニティーランチをやっている 
ゆかいな仲間達がいるよ 
 
東京でパーマカルチャーつながりを
探している人はGO GO GO
東京アーバンパーマカルチャーの
活動拠点(東京支部)
 
以下、仲間ののりかさんより

今週の水曜日もパーマカルチャーランチをします。
6月19日水曜日 12時ごろから2時くらいまで 
 
今回はビワソースとマダケノコのカレーです。
まどかちゃんのおじさん作のお米が登場。
 屋上のハーブをたっぷり使うよ。

東京産のハーブや果物をふんだんにつかいます。
800円
 
月に一度のパーマカルチャーランチをみなさんと。 
ランチのあとは屋上にいって、街の緑の夢をともにしましょ。  
紀佳 
 
ふらっと行ける感じなので、もし行けそうならGO!
のりかさんはとても素敵な人で
都会でパーマカルチャー、手仕事、自然、ナチュラルな料理に関心ががある人にはぜひ会って欲しい〜。苔オタクでもある

彼女の発信先

Thursday, June 13, 2019

【ソーヤー海の経済学】数字を失った

数字を失った

先週金曜日に
僕は多くの数字を失ってしまって
ものすごく苦しんでいた
しかも、「Y」という文字を忘れただけに

「Y」のために130000数

イギリスに飛び立つ3日前に
フライトの予約の名前が間違っていることを
パートナーから知らされた

聞いたときはあまり事態の深刻さに
気づいていなく
ミーティングを終わらせてから
その状況に対応しはじめた

航空会社に連絡をしたら
チケットを買った責任者が
連絡くれればすぐに直せると
言ってくれたものの
僕ではなくオンライン代理店が
手続きを始めないと
なにもできないという現状が発覚

ここからだんだん焦りといらだちが増してきた
大した問題じゃないのに
いろいろなルールとかで
前に進められないことで
どこか無力感を感じはじめる
コールセンターの窓口では
人と接しているようで
実はシステムとやりとりしていて
どこか非人間的な感触がある

オンライン代理店は
名前を間違えた場合の
キャンセル料は全額と明確に書いている

それでも手放しきれず
なんとかできないかともがいてみた
代理店に電話すると
自動音声でも返金や名前の訂正はできないと
棺に釘を打たれる
やっとコールセンターとつながると
機械的なやりとりが始まる
「お客様の受付番号をAXから。。。。」
もうその時点で違和感がある
二人でワクワクしない台本を読んでいる感じ

結論からいうと
会社の方針でキャンセルしかオプションがない
なんとか彼女の人間性に訴えてみるけど
システムにかき消されてしまった
彼女が航空会社に電話を10分してくれたら
解決する状況なのに
システム(会社)の一部であるから
その行動を彼女はとれなかった
うぉ〜もどかしい〜

ショックと困惑と焦りとむなしさと怒りの
餌食になってしまい
コールセンターの女性に
怒りをぶつけたくなりはじめた
「電話してくれればすむ問題なのに、
なんでしてくれねーんだよ?!!」

でも、彼女に怒っても意味がないのは分かっている
むしろ、彼女はきっと
毎日こういう対応をしているに違いない
僕のような客と「会社の方針」の間に挟まれて
会社の盾となっている女性に
怒鳴る男性というパターンもものすごく嫌だ

そんなことを考えはじめて
自分の態度に罪悪感を感じはじめる
なんとか彼女に矢を飛ばさないようにしたけど
こっちはまだ感情の洪水に流されてて
お金を失ったショックを消化できないんだよ〜(独り言)

次に、1才半の娘が登場
パソコンと電話越しで必死に
解決策を探している僕のそばに来て
パソコンのボタンを押しはじめる
「おめ〜こっちは大変なんだよ!近寄るな!!!」と
頭の中で悲鳴を上げながら
怖い顔を向けて彼女の手をはらう

僕の心境を全然把握していないことに対するむかつきと
「大人の世界」に染まってない美しい無邪気さに
心が動かされて
複雑な気分が続き
「俺はなんでこんな美しい娘に怒りを向けているんだろう?」
ってまた罪悪感を感じる

でも、まだショックに激しく動揺している
次の標的は晩ご飯の準備をしてくれているパートナー
「あいつはこういうめんどくさい仕事を
全部俺に任せやがって!
なんでもっと協力して
名前のチェックしてくれなかったんだよ!
もっと責任とれよ!」
と思ったのか、実際言ったのか記憶は定かではない
そこでまた罪悪感

そんな悲劇を一人で演じていた

おそらくかなりダメージのある自己評価が
その間、自分の中でループしていた
「ちゃんと名前チェックしろよ」
「自業自得じゃん」
「航空券って高いんだよ!もったいない」
「なんで名前間違えるの?」
「しかもイギリス行きの航空券って一番高いやつじゃん」
「名前の訂正はしないってはっきり書いてあるじゃん」
「もっと早く対応してたら変わったかもしれないのに」
「この状況どうするの?!!!」
「しっかりしろよ!!!」
「あいえない」

そういう感じで自分を数時間落とし込めていた
辛かった〜

3日後には家族でイギリスに行く予定だったから
嘆いている間もなく
チケットを買い直すことに
無理矢理いしきを切り替えた

その額が13万円
ガーン!!!

人生で一番高額なミス
(東大の大学院を含めると二番目かも)

姓から「Y」とい文字が抜けてたために
13万円払うことになってしまった
ショックすぎる

「Yを忘れたがために13万円」
と頭の中で唱えはじめた
どんどん惨めな感じになって
パートナーもどうしたらいいか困っていた

ここで不思議なことに
僕の心に明確な選択肢が現れた
「13万円失った」ということに執着し続けて
苦しみの道を歩み続けるか
違う道を歩ことを選ぶか
どれを選ぶかは自分次第

そこから、いかにぼくが「数字」に囚われていたかが
だんだんおかしく感じられるようになった
130000って一体何?
僕の目の前の現実はなにも変わってない
パートナーが晩ご飯を準備してくれて
娘は無邪気に遊んでいる
僕は最高な生活環境にいて
自分が生きたい生き方をかなり実現できている
じゃ、今なんでこんなに
13万円を失ったことにこだわるのか?

代理店がカード会社にこの数字を請求する
それが僕の銀行口座から引かれる
ぼくは数字以外ではその13万を見ることはない
ただ数字が動いているだけ

幸い、13万円なくなっても
家から追い出されたり
飢えたりする状況ではないぼくは
いったいなにをこんなに内部で騒いでいるのか?

ITS JUST NUMBERS
って考えはじめたらだんだん落ち着きはじめた

そもそも僕の口座にあるお金は
僕の「所有物」って感じもしない
執着がないわけではないけど
落ち着いて考えられるときは
全部ぼくのもとに集まってくれた
ギフトとして授かっている
それを世の中をより美しくするために
使っていくのが僕の仕事

「いやいやいや13万円だよ!
そんな達観している場合じゃねーよ」
って声もまだある
その13万円がどれだけのロスかを
強調しようとしている自分もいる
ワークショップ何回分とか
家賃何回払えるとか

でもやっぱり数字になんで
こんなに苦しまされているのかが不思議
僕たちの社会は数字を崇拝してるように思える
偏差値、年収、年齢、フォロワー、データ、ランキング。。。
なんでも数字化して比べる
世界は計れるものだと信じて
資本主義という数字のゲームを
命がけでやっている感じがする

かなり小さい頃から
100点を目指すことを洗脳された
60点とかとったときはすっごく辛かった
でも60点っていったいなに?
僕ができることや僕の存在は数字で表せない。
みんなもそう思わない?
なぜ僕たちは人を死まで追い込んでしまう
数字の世界を創造して
未だに維持しているのだろうか?

サピエンス全史でお金の歴史と人類への作用や
数字の歴史と人類への作用を読んでから
数字について深く考えるようになった
ぜひ、その部分をみんなも読んでほしい

飛行機のなかで辻信一さんにすすめられた
「万引き家族」って映画を見終わったところ
「生きるためにお金を稼ぐ」という社会の構造や
貧困についていろいろ考えさせられた
「盗む」ってどういうことなのか?
なぜ人が死ぬとお金がかかるのか?
なぜ世の中には生きるために十分な資源があるのに
それにアクセスできない人が大勢いるのか?
お金が僕たちにかけているプレッシャーの影響は
どんなものなのか?

数字ってなんだろうね
僕たちはなんでここまで数字にパワーを
与えているのだろう?
それによって人類は幸せになっているのだろうか?

そんな13万円を失ったストーリーでした

13万を失ったことを公開すること自体
無防備になった感じがするけど
(どう評価されるのかが怖いのかも)
もしかしたら誰かの役に立つかと思って書いてみた

自分の無防備さへのチャレンジでもある

何かを失うときって
とても大事な人生の学びがあると信じている

今回は、数字のパワーと
それにたいする違和感が学びだった
「Y」のおかげさまです

Wednesday, June 12, 2019

【BOOK】パーマカルチャーのDIY本

明日はサティシュ・クマールと妻のジューンさんに会いに行く。

今日は、フライトから回復するために
家族で一日ゆったりとロンドンで過ごした
養生DAY

家族で散歩していたら
たまたま図書館に入ろうとパートナーを誘って
三人でパディントン図書館に入った

 そうするとすぐにEco Friendlyという本棚が目に入った



一番下の段には一冊だけ本がフィーチャーされていた
THE PERMACULTURE BOOK OF DIY
パーマカルチャーのDIY本

本の中にはわりかし簡単にできる
パーマカルチャー実践者がやりそうな
DIYプロジェクトが幾つもある

一つ目のプロジェクトはPALLET BENCH
パレットでつくるベンチ

パレットは世の中に大量に有り余っていて
うまくいくとタダでもらえるもの



次はSOLAR FOOD DRYER
ソーラーフードドライヤー
オシャレ〜


 

各章に細かくパーツの説明や
右ページのように機能の図解がある
(ここでは空気、太陽光、熱の動き)

 

次はWICKING RAISED BED
ウィッキングレイズドベッド ←って訳してもなにも伝わらないよね
ウィッキング現象で水が下から上へと
自然に上っていく性質を利用して
散水をあまり考えなくていい
コンテナガーデン。

これはずっと表参道にある屋上ガーデンで
つくりたいと思っているもの。
屋上だと散水が大変だから。



 


違う章では似たようなプロジェクト
SELF-WATERNG PLANTERというのがある
自己散水型プランター(非電化)
 

 仕組みの一部



電力自給のためのソーラーシステムプロジェクト

 

ジオドーム温室


コンポスト(堆肥)温水器

コンポストは微生物達がバイオマスを
分解する時に高熱が発生する
その高熱を有効利用するために
水が通る黒パイプを中に入れておけば
冬でもなにもせず温水が作れる


ROCKET STOVE HOT TUB
ロケットストーブ露天風呂

パーマカルチャーは
自然と調和した豊かな暮らしをするデザイン
やっぱり露天風呂は大事でしょう〜
贅沢すぎ?


この右下の写真が最高
贅沢ファンキー


生活排水浄化プール

生活排水には多くの養分が含まれているから
その養分で植物(蓮とか)を育てて
環境再生、景観、動植物の多様性、食糧生産に
貢献ができる
stacking functions!(パーマカルチャー用語)


NATURAL SWIMMING POOL
自然プール

かなり大掛かりなプロジェクト!
自然な池や川が近くになくって
どうしても自然プールが欲しい人向け?

 





生きた屋根の丸い建物
作ってみたーい!!!

実用的なのかな?

こどもが喜びそう


地球を消費尽くすんじゃなくって
楽しく創造的に生きていこう〜
って本を見て思う

仲間のカイルと10月2〜8日までやる
パーマカルチャー実践コースが
こういうのを毎日つくっていく講座のイメージ

*パーマカルチャーは要素より
全体性を大事にしているデザイン作法
面白いパーツがいっぱいあっても
活かし合うつながりがないと
あまりパーマカルチャーとは言えない

Sunday, June 9, 2019

7月のNVC Being Program プログラムの内容




7月10〜16日
新企画の【NVC Being リトリート】@女神山ライフセンターの
プログラムができてきた。

この企画は、非暴力(平和)の世界観を
真剣に向き合いながら体現しようとしている仲間と
創造しているもの

数年前から6日の
ジャムセッションをともにしている
安納ケン、鈴木重子、小笠原春野。

彼らのBEING(在り方)から多くの学びを得ている

やり方(HOW)も豊富な技がある人たちなんだけど
在り方(BE)に僕は一番ひかれる

完璧ではなく、
不完璧を受け入れながら
善悪、正しい/間違っている、
評価や批判ではない領域で生きようとしている
尊敬する仲間達

彼らと一緒なら
どんなカオスや深い意識の領域に入っても
どこか安心していられる

そんな仲間達と
次の深い意識の冒険
自分たちのエッジに挑戦する実験が
【NVC Being リトリート】



打ち合わせする時間がなかなか見つからないけど
お互いへの絶大な信頼
そして何年も本音と共感で育んできた
在り方レベルの関係性があるから
ぶっつけ本番でもあまり心配がない

これがBeingの世界なのかも

Beingがテーマだから
Beingを実践することが一番大事
本音と共感の世界
無防備さへのチャレンジ
ねばならぬではなく
心の動きを素直に表現する挑戦

言葉では表現できない
濃厚なつながりの質が感じられる世界

そして、
なにより一人一人の生き生きさを
感じ合える不思議な空間

書いているだけでワクワクしてしまう

そうだ、プログラムの話だった
以下がプログラムの 叩き台

NVCに新しい人とベテランがくるから
同時並行で複数のセッションを行う予定

ライブ(Being)が大事だから
セッション中になにかが起こったら
(なんらかのドラマ)
その事態がセッションとなる
それがまた美しいんだな
感情の波でサーフィンする感じ
収拾がつかなくっても ITS ALL OK

人生でなにがあっても
なんか大丈夫な感じがしてくる
少なくとも僕はそうなってきた

では、プログラム〜(の叩き台)



DAY 1
オープニング
マインドフルネスと自分とつながる(セルフコネクション)by 海
ケンさんのNVCイントロ(目指している世界とか、大事にしていることとか)


DAY 2
共感と共感ではない反応(在り方)by 海
共感のデモンストレーション
共感サークル
ニーズ散歩

OFNR(観察、感情、ニーズ、リクエスト)をNVCダンスフロアーで実践 by 春野

セルフコンパッション(自分への思いやり)とNVC
ランクの自覚とお祝い


DAY 3
Two Loops ← 最近、流行っているみたい
システム思考とOFN(グループや組織の中で起きる関係性の構造)by 海

ボディNVC(体で感じるNVCの感覚) by 重子


DAY 4
NVCの感謝(OFNRを使って、心とつながる感謝のやりかた)
自己感謝(自分の心を養う実践)


DAY 5
Scary Honesty(思いきった本音、言うのが怖い本音)
つながりを深めるフィードバックをやりかた

リクエストの実践と"no"の受けとめ方

4つの耳
プラクティスグループのヒント


DAY 6
非暴力と組織や社会への働きかけ(本質的に平和な社会をつくるためのモデル)

お楽しみセッション

NO TALENT SHOW ←このためにやっているくらい、大事な最後のお祝いセッション(人生で一度は絶対経験したほうがいいよ!!!)


DAY 7
日常に戻るための準備(社会復帰)
実践と学びを続けるためのポイント
心身のチェックアウト

ーーーーーー

他にもやりたいセッションが沢山あるから
どこかに盛り込むかも

さらに、初めての試みとして
アシスタントがいるプログラムにしてみた

プログラム全体を支えるアシスタント

参加者のみなさん、一人ひとりの学びと変容をサポートし、NVCを実践する“器”をつくるために、このプログラムには「アシスタントチーム」が存在します。共感や、質問など、パーソナルなサポートを受けることができます。
このアシスタントチームのメンバーも
とても大事な仲間達で
各々ワークショップやプラクティスセッションを
自分で開催している実践者達
(彼らの詳細はオフィシャルHPで)
 
9人のチームで創造する
思いやりと本音の世界

ワクワクしたら、ともにこの冒険をしよう
THE WORLD OF BEING


申し込みと詳細はここ


この前書いた、僕の思いの記事は下

7月のNVC Being Program 僕のおもいとサポートのお願い

Friday, June 7, 2019

【パーマカルチャーと平和道場】第一期生のMio(自然界ラッパーOMG)

パーマカルチャーと平和道場ネタもういっちょう!

去年の「道場暮らしのプログラム(トレーニングプログラム)」第一期生で、自然界ラッパーのOMGという者がいた。彼女をフィーチャーしたいい感じの映像があったから、みんなに紹介したかった(プロは違うね〜)。

道場での暮らしの様子がちょっと伝わると思う

戦後?!!

こういう世界にいるとテレビがいらなくなる
毎日がリアルドラマ!
今年もなかなかドラマチックでございます

みんなの日常メディア「IDEA イデア」MIOさん篇 from はじめプロジェクト株式会社 on Vimeo.

こういう若者*がいるのが僕の希望
自分が感じている違和感やハートの動きを大切にして
自然の一部として生きようとする
勇気あるユース

彼女のような若者をふやして
破壊的な社会の流れから守って
一緒に命を大切にする時代を創造していきたい
THAT'S ACTIVE HOPE FOR ME

みんなも若者をどんどん応援しよう!!!



Spiral Clubっていう若い人中心の環境メディアに
OMGの記事(ライフストーリー)があるから
それもcheck it out!

ごきげんよう!

自然界ラッパーOMG(オーエムジー)こと、スパイラル 二人目のみおです。OMG、ミオマイ、玄米、名前は自由に呼んでください。「みお」以外で!
最近ハマっているのは、ラッフィング(ランニングっぽく言ってるけど、ようは笑うこと)
生まれは北海道、育ちは色々なところ。
親の仕事の関係で、幼少期から国内外を飛び回りながらの生活を送っていた。

小さい頃から自然や動物が大好きで、でも別に環境のことを深く考えていたわけではなく。
歌うことも踊ることもふざけることも大好きで、毎日ドリルと漢字の勉強は大嫌いだった!初恋はアメリカ人のJimmy♡(あ、別に聞いてない?)

<私を動かす原点>

親の仕事の関係で、初めて住んだ海外はタイのバンコク。
そこで、道端で物乞いをしている手足のない人や、子供たちがたくさんいて、怖さと同時に「どうして同じように生きているのに、こんなにも違う暮らしなの…?」と衝撃を受ける。
どうにかしたいと思い、子供ながらに思いついたのは、お医者さんになってみんなを助けるということだった。この体験が、今でも私の中に大きくある。
「みんなが幸せな世界に生きる」という願い。
そのために私には何ができるのか。何がしたいのか。
わからなくなる時期もあったけど、これがきっと私を動かす原点。

でも大きくなるにつれ、お医者さんになることが現実的ではないことに氣がつく。
いくつかのボランティア活動をしながら、苦しんでいる人を助けたい氣持ちは変わらず持ち続けてはいたけど、結局どうしたいのか、どうすればいいのかわからず、大学卒業後も違和感はありながらも、玩具メーカーに就職する。

しかし社会人としての生活は
「私はここで何をしているんだろう?」
という問いを繰り返す日々だった。

社会人4年目、やっぱりこのままではダメだと思い、ついに会社を辞める。
(働いたことは全く後悔してないよ)
おそらくこの決断が、人生で初めて自分で下した大きな決断だったと思う。
今までは、ずっと敷かれたレールの上を歩いていたけど、ついに、自分で進行方向を決めることに。

 続き(写真付き)はSpiral Clubで!


最後に、いすみでデビュー?したOMGのPV

この前、仲間の結婚式でコンポストトイレの曲を披露していた
結婚式でうんこの歌をのりのりで歌うのは、まさにエッジだね。



*「若者とは?」ということなんだけど、「単純に自分より若い人」って考えたらいいんじゃない。

Wednesday, June 5, 2019

【パーマカルチャーと平和道場】二期生(2019)紹介映像

2018年の道場第一期生に続き(9人とヤギ二頭)、2019年に4人の若者達が道場で暮らしの実験(修業?)を4月から始めた。

自己紹介がてら、彼らがなぜ道場に来たのかを聞いてみた。

簡単な道場の進展アップデート付き!

4人の二期生のうち3人が登場(ひろ、まさふみ、げん)と、一期生から道場の運営やTUPツアーを共にしている寺社下あかねちゃんのインタビュー。


*撮影は自動フォーカスするときにガサガサ音を出すカメラを使ったので、映像のなかでよくガサガサ音が聞こえちゃう。終わってから気づいた。 ちょっとショック


*アースオーブンは道場の所有物ではなく、移動式のアースオーブン作りワークショップをするために場所を提供している状況。いろんな人たちが、道場を各々の活動のために活用するようになってきた。


*映像をアップするのにずいぶん時間がたってしまったので、撮影したときと二期生の状況が変わってきた。なにしろ、すべては無常だからね。


Saturday, June 1, 2019

【システム思考】成功者はさらに成功する



システム思考には、「成功者はさらに成功する」とよばれる悪循環の構造の考え方があります。

<省略>

「持てる者は与えられる」と言います。例えば、電力の大口ユーザーは小口ユーザーよりも電気料金が安いです。郵便料金も、一般の人より、大口の利用者のほうが割安ですし、税金にしても、所得税よりも資産家のキャピタルゲイン(株などの資産売買による収入)にかかる税金の方が低くなっています。
 ごみ焼却場や集積場、環境汚染を引き起こすような工場は、どう見ても低所得者の居住地に偏って建てられていますし、貧しい家庭の子供は、最低レベルの医療や最低レベルの教育を受けることになります。
 「成功者はさらに成功する」は、公平ではないのです。もっとも、成功した人たちは、「世の中が自分に与えてくれる多くのご褒美は、自分の努力のおかげだ」と信じて、懸命に働いているのですが。。。。

<省略>

 証券市場でも、大手業者はより有利な情報にアクセスでき、内部情報も手に入れやすく、さらに大儲けできます。大きな企業になれば、広告予算や投資金額はさらに増え、会社が抱える研究者や会計士、弁護士の数も多くなり、販売店やサプライヤーに対する影響力も強くなり、物流や通信回線を独占したり、政治家をお金で動かしたりすることがやりやすくなります。金持ちは政治家になり、金持ちであるか金持ちのご機嫌をよるような人間以外は立候補できないような政治システムを作ります。
 「成功者はさらに成功する」では、お金や人材などの資源が、最も力のある人たちに振り向けられます。必ずしも最善の、あるいは最も効率のよい人たちに向けられるわけではないのです。放っておくと、「成功者はさらに成功する」は、市場の競争も民主主義もだめにしてしまう可能性があります。

 問題はシステムの構造にあります。
 システムの中にいる人達のモラルのせいではありません。「成功者がさらに成功する」は、競争の勝者に、さらに勝つための手段を与えます。同時に、敗者を不利に追い込むものであると、とりわけ歪みをもたらします。
 このような非効率で不公正なシステムを生み出すのに、何も悪人は必要ありません。このゲームでは利他主義が命取りになることを見抜けるだけの賢さを持った合理的な人がいればよいのです。自分の子供が最上のものを得るためには、他人の子供は一生モノポリー*の敗者の地位から抜け出せず、決して家賃を受け取る側になることなく家賃を払い続け、チャンスに恵まれなくてもいいと考える親がいればよいのです。


*モノポリー(英語:Monopoly)は20世紀初頭にアメリカ合衆国で生まれたボードゲームの一つである。プレイヤーは双六の要領で盤上を周回しながら他プレイヤーと盤上の不動産を取引することにより同一グループを揃え、家やホテルを建設することで他のプレイヤーから高額なレンタル料を徴収して自らの資産を増やし、最終的に他のプレイヤーを全て破産させることを目的とする。モノポリーとは英語で「独占」を意味する。


「システム思考をはじめてみよう」 by ドネラ・H・メドウズ 枝廣淳子訳