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Thursday, April 25, 2019

資本主義アフロ

去年、空港で見かけた衝撃的な本


近づいていくと
謎のアフロが現れた
(ともう一人の謎のアフロKAIが思った)


なんだ、このインチキ臭いアフロは!
貸し借り、銀行、景気、年金
資本主義教の回し者じゃないか!!
(と勝手に敵対するアフロKAI)


目次はこんな感じ
最後は「お金持ちになりたい」で終わる
(個人的には「貧乏になろう」って終わったら
めっちゃ興味がわいたんだけど。
なんて斬新な本。。。)



いきなり第一章は「お金がほしい」
子供にお金について教える本が
(しかも100万部も売られているらしい)
お金のほしさを促すのはショッキング
ま、この本というより
僕たちの社会全体がそういうメッセージを
子供達に送り続けているのが恐ろしい

しかも、右ページの人物関係図はなんだ!
まさに、ぼくに対する評価みたいやないか!!!
「あやしい〜」「ふしぎなひとだなあ」
「カッコイイ!」「イケてない」
髪型で評価されるのは大変だよね〜
(アフロ先生と共鳴するアフロKAI)



 このアフロ先生のプロフィールに
「32才」
「本人は仕事をしていない」
「アフロヘアーの中にいつも何かかくしている」
と微妙に似ているところが面白い!
(髪の毛の中になにかくしてんてん!)


資本主義教のなかで生活するうえでは
知っておくと「便利」な内容だと
数ページ読んで思った

でも、ぼくはそもそもこの仕組みについて
みんなと深く問いたい
今の社会問題や日々の生活の問題と
経済はどういう関係なのか?
なぜ、経済が成長し続けないといけないのか?
なぜ、大金持ちがいるのか?そして増えているのか?
この経済は果たして僕たちの
健康や幸せを大切にしているのか?
なんのための経済なのか?

人類の歴史上
お金や資本主義が登場したのは
ほんの最近のこととぼくは理解している
その間ずっと人間は成長して進化し続けてきた

お金、資本主義、工業革命とともに
環境破壊と大量虐殺の規模が
指数関数的に上がっているように見える

いまでは人類の長期的な生存も
危ないという警告が数十年も出続けているのに
その原因でありそうなグローバル経済の成長を
社会としてまともに問うことが禁じられている
(またはそう感じてしまうだけなのかも)

健康よりも、奇麗な環境よりも、
やさしい人間関係よりも、余裕のある暮らしよりも、
利益、株、会社、大手、経済成長、GDP、銀行、マーケットが
優先されてしまう

IS THIS REALLY THE WORLD WE WANT?

この世界観を維持する意味はある?
人が殺され続け
環境が破壊され続け
子供達の未来が暗くなり続け
物質的にゆたかな社会にも関わらず
生きることよりも死を選んでしまうほど
人を追い込んでしまう経済

NO WAY

インドで幸せの経済と教育活動をしている
マニッシュという人から聞いた言葉
「学校はこども達の想像力を殺している。
こども達も殺している」
(こどもの自殺がインドでは急上昇中)

こどもを殺すことは
もっとも反社会的な行為じゃないかな?
次世代が死んだら
終わりってこと

COME ON PEOPLE
ANOTHER WORLD IS POSSIBLE


こどもたちとともに


前提を問いはじめよう


権力と欲と依存の経済ではなく

いのちの経済を取り戻そう

やさしさの経済を育もう

愛の経済を生きよう


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