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NVC “Being” Program
- 自分・組織・世界が変容する“鍵”をもたらす7日間 -
“変化のために今をまるごと受け入れる”
あり方・器・リーダーシップ開発
2019. 7/10-16
@女神山ライフセンター (長野県)
“リーダーシップ”は、
長きに渡り探求されています。
力で従わせる。
権力で支配する。
強いカリスマ性で牽引する。
一人ひとりを大切に
みんなで進もうとする。
自分の内なる源から現れるものに導かれ
進んでいく。
リーダーシップは、
人の数・組織の数だけある
多様なものだと思いますし、
ひとりの人の中でも、
いくつものリーダーシップの形が
現れるのを見てきました。
そして誰しも、
自分の人生のリーダーです。
そうして、
「リーダーの役割」の人だけでなく、
状況によって誰しもがリーダーシップを発揮し、
日々の活動が営まれます。
“変化が激しい時代”と言われ、
それが指数関数的に加速していく“これから”に
一歩ずつ足を踏み入れている現在の中。
個人としては
「人生100年時代」、
AIに仕事を奪われると喧伝され、
7歳の少年がYoutuberとして
2200万ドルの収入を得るのを目にし、
成功則がわからない、
多様すぎる価値観を抱き。
組織としては、
数字とロジックと最適化を
機械のように正確に求められ、
現場では無理が生じると
本当は誰もが感じているのに、
組織の構造がそれを認めさせない。
大切な顧客も、
数字に見えてくる。
人や組織が“機能不全”を起こすのは、
ごく自然な結果なのかもしれません。
そうした、
「今のシステムが隆盛し、やがて衰退していく」
のを感じ取った一部の人たちを核に、
そして触媒にして、
新しいシステムが生まれていくという、
ある意味、
歴史の中で何度も繰り返されてきた
「古いシステムが新しいシステムに移り変わる」
ことのモデルがあり、
“ Two Loops Model ”と呼ばれています。
今の時代の中でいえば、
新しいシステムの鋭い兆しとして、
組織や社会の機能不全を超え、
一人ひとりがより満たされ、
かつ、
本来持っている力を
最大限“以上”に発揮する
“進化形組織「ティール組織」”が、
希望のまなざしの中で
大きな話題になっています。
“ Two Loops ”のふたつめ、
新しいシステムの象徴的存在と
感じられているのかもしれません。
ただ、
その特徴をおさえれば
どんな組織でも進化形になれるかというと
そうではなく、
「なろうとしてなれるものではないんだ」
というメッセージも発されています。
それでも、
世界にすでに存在している
“ティール組織”が実現している世界は
無性に心を惹きつける。
それだけ、
今の組織・今の社会に
閉塞感や嘆きがつのって
いるのではないかと思います。
“進化形”と呼ばれる組織は、
「その形を目指して完成させた」のではなく、
組織に機能不全の兆しを感じる中で、
「私たちは、一体、
なんのためにこの仕事をしているのだろう。
本当は、なにを大切にしたいのだろう。」
といった、
“自分の中の深い部分が発している声”
に向き合い続け、
それを仲間たちと語り合い探求し、
現れてきた
“私たちが心から大切にしたい目的”に、
最大効率で向かい続けるために
最適な運営方式を試み続け、
さらにそのプロセスを繰り返し、
「その組織の形に“なっていた”」
といいます。
私たちはティール組織について学ぶ機会を
つくろうとしているわけではないのですが、
なぜこうして言葉にしているかというと、
上に記したそのプロセスが、
私たちが主に
“社会変革 Social Change”の活動の中で
何年も大切にしてきたことと、
本当に同じように響くからです。
私たちは日本で最も早い時期に
NVC - 非暴力コミュニケーションに触れ、
それから15年近く、学びと実践を続けています。
その過程は、
“自分の中の深い部分が発している声”に
向き合い続ける道であり、
膨大な課題を抱える今の世界の中、
「私たちはどんな世界を創造し、
現実にし得るのか」
を仲間たちと語り合い探求し、
一人ひとりを大切にしながら
力を集め合える運営方式を試み続け、
それを繰り返して
織りなしてきたものです。
そのプロセスの中で、
“NVC”は、深い底流として、
そして交わされる言葉の中に、
存在していました。
ある1人のリーダーが
組織や社会を引っ張っていくのではなく、
それぞれが内なるリーダーシップを育み、
相互の信頼関係の中で手を取り合って進んでいく
組織や社会への変容が、
「生態系のように」、
ぐんぐん伸びて繁茂するもの、
既存の環境の中でついえていくものがあり、
そのすべてが直接的に、
あるいはより大きなシステムの中で
有機的につながりながら、
止めることのできない進化のように、
人や組織や社会の中で
起こり始めている今。
私たちの経験と、
これまでに受け取った膨大な叡智をもとに、
「自分の内なるリーダーシップ」を育み、
それと同時に
“関係性を育む”手応えと
そのための資質を高める機会をつくることは、
「今よりも前に」を常に志向し、
絶えずそれを試み続けるリーダーたちへの
大きな貢献になるのではないかと思い、
このプログラムをリリースすることにしました。
ただ、
それだけ、
“進化形”と呼ばれる組織は、
それを仲間たちと語り合い探求し、
最大効率で向かい続けるために
さらにそのプロセスを繰り返し、
私たちはティール組織について学ぶ機会を
私たちが主に
本当に同じように響くからです。
その過程は、
膨大な課題を抱える今の世界の中、
一人ひとりを大切にしながら
ある1人のリーダーが
私たちの経験と、
「今よりも前に」を常に志向し、
現在のシステムが隆盛し、
そして衰退からシステム的死に向かう中で、
なにかがおかしい、
本当はもっとできることがある、
本当はもっとこうありたい、
という想いを持った名もなき人たちが
新しいシステムをつくりはじめる。
そのエネルギーが高まっていく中、
前のシステムから新しいシステムへ
共に移行できる橋を架けようとする。
そのために役立つ
あり方、世界観、方法の中の一つであり、
私たちが深い信頼と共に実践しているのが
“ NVC ”です。
そのNVCの
知識を得、
体感し、
体現を試みることで資質を高め、
それぞれの日常の中でも
そのあり方、世界観、方法を
扱い始めるための、
NVC “Being” Program
長い、旅路へのお誘いです。
なにかがおかしい、
そのエネルギーが高まっていく中、
そのために役立つ
そのNVCの
NVC
Nonviolent Communication
非暴力コミュニケーション
NVCは、互いを大切にし合う関係性を創り出すための対話法です。
アメリカの心理学者、M・ローゼンバーグ博士によって考案されました。
善と悪、正しい、間違っている、というパラダイムを超えて、
批判や攻撃の代わりに、
私たちが語る言葉の奥にある、本当に大切なものを聴き取り、
心の奥底で感じていることを伝えることで、
お互いの人間らしさを大切にするための、コミュニケーション法です。
そして、その深いつながりの中から、
かかわる全てのいのちを大切にする解決策を見つけてゆく、
シンプルで、ダイナミックなプロセスでもあります。
“ Being ”
「人と人が共にいる」ということも含めた “生きたシステム” の強みとして、
創発(Emergence)という性質があります。
“部分”が集まって“全体”になったとき、その全体は部分が持っていない性質を持ちます。
人が集まって集団となったとき、
そこで各々の個性が活かされ相乗効果が生まれるのか、
お互いの強みを活かさずに終わってしまうのか。
私たちがNVCを実践する過程の中で、
お互いの間にある“関係性の質”が、「その集団が生み出すもの」に大きな影響を及ぼすことを
何度も体験してきました。
そして、その関係性の質には、関わる人たちひとりひとりのあり方が大きな影響を与えていました。
“今、ここ”に居られること。
人を大切にし続けられること。
相手を受け取れること。
自分自身とつながっていられること。
人の集団が“生きたシステム”としての強みを発揮するために、
NVCの学びと実践を通して「あり方」を掘り下げる機会です。
Program
そのNVCの知識を得、体感し、体現を試みることで資質を高め、
それぞれの日常の中でもそのあり方、世界観、方法を扱い始めるために、
日本人CNVC認定トレーナーがホールドする1週間の合宿と、前後のオンラインクラス、そしてアシスタントチームのサポートを含んだ全体のプログラムをデザインしています。
- 概念のインプットや体験的なワークショップ。その中では、「脳科学」など科学的なアプローチも通して、感覚と理論、右脳と左脳の両面から理解を深めていく時間を十分にとっていきます。
- 寝食を共にする中で起こる“リアルな実践”を通して、頭・心・腹で深くNVCを学び、自分自身や仲間との関係性を育んでいきます。
- NVCの学びを確かなものにするサポートとして、合宿前のzoom個別コールと、合宿後の3回のzoomクラスを行います。期間中のケアを大切にし、NVCに触れるのが初めての方も体系的に学んでいただけるように考えています。
- 参加者のみなさん、ひとり、ひとりの学びと変容をサポートし、NVC の実践の容れ物を作るために、この合宿には5人のアシスタントチームが存在します。 共感や、質問など、パーソナルなサポートを受けることができます。
※CNVC認定トレーナーのプログラムであるため、CNVC認定トレーナーを目指す方には、認定プロセスに必要な学びの時間としての積算ができます。
<今回扱う予定の事柄>
- NVCの基礎的な概念と体系全体
- マインドフルネスとNVC
- セルフコンパッションとNVC
- 身体感覚を開いて対話する
- 自尊心を失わずに過ちから学ぶ方法
- モチベーションを上げるための“お祝い”
- “罰する”以外の間違いやミスの扱い方
この他、参加する方々の特性・状況・状態・その場のダイナミクスから、最も効果的と感じられる内容を、膨大な引き出しの中から分かち合っていきたいと思います。
期待できる収穫
- NVCの基礎から体系全体までを理解できる(教材としての資料を配布)
- 4人のトレーナーとアシスタントがつくる器の中、“共感のある場関係性”がどういうものかを体感することができる
- 自分にとって大切なものに立ち返る資質を高め、どんな立場にいても自分をエンパワーして行動を取るベースができる
- NVCをプラクティスする人たちのコミュニティーに参加することができる
- 海外トレーナーとも情報交換をすることで「世界に今、何が起きているのか?」の情報量を多く持つトレーナーたちと接する中で、自分や組織のいる場所の地図を見つける
- 視野を広げ、視座を高め、人生あるいは自分の属する組織の目的がクリアになる助けになる
- 感情の扱いに慣れ親しむ、ネガティブな感情の使い道を知る
- 扱える感情の大きさのキャパシティビルド(ポジティブもネガティブも)
- 関係性における“無防備さ” の価値への理解を深め、自分と周りから力を引き出す
- 共感に基づく、建設的なフィードバック
- 喜びから生きる秘訣
- 喜びから行動する組織づくりのエッセンス
- “個人の癒し”がレジリエンスを育むことを体感する
- 対立を、新しい協力関係の源泉にする対話
NVCの概念領域
- 陥りがちな関係性とその時の人の状態
- 関係性の質:不平等、不透明、不信、孤独、タスク(doing)重視、温度差、分断、対立、教条的・官僚的、膠着、固定化、一方通行
- 人の状態・心の状態:モヤモヤ、やらされ感、孤立感、閉塞感、疑心暗鬼、不公平感、恐怖、あきらめ、当事者意識の希薄化(抜けようかな〜 or 適当にやって切りぬけよう)、裏切られた感、ハシゴを外された感、切迫感、Fight, Flight, Freeze
- NVCが目指す関係性の質
- 自然な与え合いと受け取り合いが起きる質の関係性
キーワード:対等(power with)、透明(情報の共有)、明確、共有(資源の分かち合い)、相互理解(知的理解と深い響き合いとしての理解)、人間性重視、感情の位置付け&意味の共有、興味、相互依存、安全(信頼、帰属、大切にする/される) - その時の人の状態、心の状態:自分の存在&価値への信頼、のびのび、生き生き、自発性、創造性、探究心、成長、未知のものに開かれる、あらゆるものが興味の対象、満ち足りた、落ち着いた、安心、柔軟、協調性、つながりへの志向、自分自身の力につながった状態
- 自然な与え合いと受け取り合いが起きる質の関係性
- 関係性の変容に役に立つこと
- NVCの世界観・人間観(前提)
- NVCの意図(目指しているのであって、NVCが答えではない)
- ニーズにつながる体験
- 価値の転換
- ネガティブな感情は悪いもの→貴重なセンサー
- 不安やモヤモヤの奥には大切なニーズがある
- 自分のニーズを大切にするのは自己中心で調和を乱す→全体への貢献になる
- ニーズとしての嘆きの重要性
- NVCの精神性
- ニーズの美しさ:私のニーズvsあなたのニーズからニーズの普遍性へ
- 生命のエネルギーにつながる=世界・宇宙のワンネス、自分が世界の一部であり全てであることへの直感(Call me by my true name)
- 帰属と信頼
自分への信頼、個々への信頼、あなたへの信頼、つながりへの信頼
*信頼とは、それぞれの存在はそこにあるべくしてあるもので、その姿がそのままで完全で美しく、望む姿に変化する力を備えていると考えること
- 非暴力
- 未来も相手も自分も、自分は知らない者であるという謙虚さ Openness
- 自分の延長としての相手、組織、クライアントへの許し・和解・Compassion
- Negative Capability:不確かさ未知なる状態に耐える力
- Resilience(レジリエンス)
- 全ての笑いを笑いきり、全ての涙を泣ききる
- 生命のElasticity(弾性、柔軟性)
- Inner child、傷、トラウマ、絶望、欠け、弱さと共に生きる
- お祝い、遊び、喜び
- 生きる意味=全体性 Wholeness
and more ...
TRAINERS
7日間・プログラム全体をホールドする
4人のトレーナー
日本で最初期からNVCの学びと実践を続ける4人
ソーヤー 海
Kai Sawyer
共生革命家。東京アーバンパーマカルチャー創立者。
カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校で心理学、社会変革、有機農法を実践的に学び、同大学で「持続可能な生活の教育法」オーガナイザー兼講師を務めながら、サステナビリティと平和活動に取組んだ後、コスタリカに移住しパーマカルチャーを実践。
世界各地でパーマカルチャー、NVC、マインドフルネス(禅)、アクティビズム、ギフトエコノミーなどを教えている。
- NVCとの関わり -
2005年大学時代のサステナビリティーや非戦活動の中でNVCと出会う。
2010年NVCのIIT(International Intensive Training:国際集中トレーニング合宿)に参加。
2010年ワシントン州のパーマカルチャーデザインコースで「NVCコミュニティデザイン」を教え始める
2014年日本で初めて開催されたIITにて通訳とアシスタントを務める。
2015年NVCリーダーシッププログラム(アメリカで行われる1年プログラム)に参加。
2016年同プログラムにアシスタントとして参加。
2017年平和活動とNVCをテーマとした6日プログラムを年に2回ずつ主催し始める。
世界各地で市民団体、大学、企業研修などでワークショップを行っている
2010年NVCのIIT(International Intensive Training:国際集中トレーニング合宿)に参加。
2010年ワシントン州のパーマカルチャーデザインコースで「NVCコミュニティデザイン」を教え始める
2014年日本で初めて開催されたIITにて通訳とアシスタントを務める。
2015年NVCリーダーシッププログラム(アメリカで行われる1年プログラム)に参加。
2016年同プログラムにアシスタントとして参加。
2017年平和活動とNVCをテーマとした6日プログラムを年に2回ずつ主催し始める。
世界各地で市民団体、大学、企業研修などでワークショップを行っている
※IIT:国際集中トレーニング合宿
NVCの世界にどっぷり浸かって学ぶ、経験豊かなCNVC認定トレーナー・チームがリードする9泊10日・合宿型ワークショップ
小笠原 春野
Haruno Ogasawara
CNVC認定トレーナー
富坂キリスト教センター「人間関係とコミュニケーション研究会」研究員、パーマカルチャー・デザイナー
国際基督教大学卒業後、ベトナム、スリランカ、ベリーズ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スイスと13年間の在外生活の中で、多様性の素晴らしさ、平和の大切さを痛感し2002年に帰国。以後、都立高校教員として帰国生や不登校経験者などさまざまな境遇の生徒たちと過ごす中、2006年に一冊の本でNVCと出会う。キリスト教界、教育や場づくり関連のNPO、いのちを大切にする社会変革の現場などとつながりを持ち、NVCをベースに活動中。2018年夏より拠点を沖縄に移している。「カミングアウト・レターズ」(RYOJI・砂川秀樹編集、太郎次郎社エディタス刊)に教員として参加。
- NVCとの関わり -
2006年 一冊の本でNVCと出会い、スイスのワークショップで初めて創始者マーシャルの在り方に触れる。
2007年 安納献、鈴木重子とつながる。以後NVCの本の翻訳や海外の認定トレーナー招聘などに協力し、日本にNVCコミュニティが育っていく。
2008年 スイスIITに参加(マーシャル、キャサリン、マリアンヌ)
2010年Living Energy of Needs合宿に参加(ロバート・ゴンザレス他)
2012年鈴木重子、安納献とともに穂高養生園にて「やさしいコミュニケーション」合宿をリード、以後毎年開催。
2014年NVCリーダーシッププログラム(カリフォルニアの年間プログラム)参加
Play! in the Wild(青少年向け野外NVCプログラム)アニメーター養成コースに参加
日本で初めてのIITをオーガナイザーとして清里の清泉寮で開催
2017年日本2度目のIITを熱海で開催。トレーナー&オーガナイザーチームの共同リーダーシップによる、参加者の自主組織を促進する進化型運営方法を試す。
2018年CNVC(The Center for Nonviolent Communication)トレーナーに認定される
鈴木 重子
Shigeko Suzuki
CNVC認定トレーナー
ヴォーカリスト
アレクサンダー・テクニーク教師
文筆家
東京大学法学部在学中に本格的に歌を学び、卒業後も司法試験への挑戦と、ジャズクラブでの活動を続けながら、自身の歩む道を模索。「本当に愛する、生きがいを感じることをして、限りある人生を生きよう」とヴォーカリストの道を選択。1995年メジャーデビュー。ニューヨーク「ブルーノート」にて、日本ヴォーカリストとして初のライブ公演。以後、多くの作品を発表。
自らの真実を伝えるうたを、客席に届け続けるうち、その深くつながりのある関係性を、劇場を超えて世界に広げるためにどうすればいいのか、世界では何が起こっているのかに目を向ける。世界中の戦争の地で生まれた平和の歌を集め紹介する「Breath
for Peace(平和への息遣い)」プロジェクトを発起、歌い手の枠を超えて活動を始める。
2006年、アレクサンダー・テクニークの学びを通して、NVCに出会い、学びと紹介を始める。新聞、雑誌への寄稿も多数。2014年には、東京新聞一面のコラムを毎週担当、環境や平和、気づきについてのメッセージを送る。
すべての生命に響き合う機会を求め分野を越えて活動し、コンサートをはじめ、NVC、ヴォイスや表現のワークショップ、研修、講演なども行っている。
- NVCとの関わり -
2006年より、NVCを日本に紹介する活動を始めた、最も初期からの人の1人。創始者マーシャル・ローゼンバーグの翻訳に関わる。
仲間とともに、トレーナーを招き、ワークショップをオーガナイズ。通訳を担当して自ら学び、日本の人々が学ぶコミュニティを創るために活動を続ける。
2009年より、アメリカ西海岸のNVC組織、BayNVCが開いているリーダーシッププログラムに、アシスタントとして7年間参加。社会の中でのリーダーのあり方を学ぶとともに、多くの参加者をサポート。
2014、2017年に、CNVCの提供するIITをオーガナイズ、通訳を務めた1人。
2018年に、日本在住として初のCNVCのトレーナーの認定を受ける。
ヴォーカリスト、アレクサンダー・テクニーク教師として培った、身体性と声を大切にしつつ、生きたNVCをクリエイティブに分かち合う機会を創っている。
*日々の想いを綴っています。鈴木重子 公式facebookページ
安納 献
Ken Anno
CNVC認定トレーナー
アレクサンダー・テクニーク教師
通訳
国際基督教大学卒業。
2004年にアレクサンダー・テクニークを学ぶ過程で知り合ったNVCトレーナーとの出会いに大きな感銘を受け、2006年よりアメリカをはじめ各国からトレーナーを招聘して日本各地でワークショップを開催。自らもCNVC、世界各地のワークショップ、リーダーシップ・プログラムに参加する。
2018年にCNVCからNVCトレーナーの認定を受ける。海外のトレーナーとのネットワークを活かし、日本にNVCを紹介する活動を続ける。
- NVCとの関わり -
2004年 CNVC認定トレーナーのリタ・ハーツォグ来日時にNVCと出会う。
2008年 米国カリフォルニア州のBayNVC主催のLP(リーダーシッププログラム)に参加者として参加。2009年以降2018年までアシスタントとして関わる。
2011年 マーシャル・ローゼンバーグがファシリテートするIITに鈴木重子とともに日本から参加をする。彼が公にファシリテートした最後のワークショップになった。
2014年と2017年に日本で開催されたCNVCのIITにて通訳とアシスタントを務める。
2016年 以降ソーヤー海、小笠原春野、鈴木重子とともに平和活動とNVCをテーマとしたプログラムを年2回のペースで開催。
2018年に、小笠原春野、鈴木重子とともに日本在住として初のCNVCのトレーナーの認定を受ける。
“ CNVC認定トレーナー ”
創始者の故マーシャル・ローゼンバーグが創った、世界規模の組織。
そのCNVCが、 NVCを世界中に広め、実践するため、そして、NVCが大切にしている価値を保ち、継続していけるように行っているのが、“認定制度”です。
“アセッサー”と呼ばれるトレーナーとのやりとりと、仲間との学び合いの中で、何年もの時間をかけて行われる認定プロセスは、その候補者が「知識を持つだけでなく、NVCの精神を体現して生きること」を応援するものです。
現在、日本人のトレーナーは5名。
当初、トレーナーから学ぶ機会は、海外の人から、外国語と外国の文化を通して受け取るしかありませんでしたが、このことによって、日本人トレーナーによる日本語の学びが可能になりました。
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詳細の続きはオフィシャルページで
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