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Tuesday, March 5, 2019

【2019年6月】サティシュ・クマールと学ぶシューマッハ・カレッジ体験


AN INVITATION TO A MAGICAL WORLD

ソイル(大地)、ソウル(精神)、ソサエティ(社会)をキーワードに、これからの生き方と人類の方向性を考える冒険へのお誘い。非日常の深い学びの時間を共に過ごす贅沢な8日間。生きることを祝福しながら、希望のタネを育てて、日本に植えていこう!



御陰さまで、三年間進化し続けているサティシュとシューマッハ・カレッジで過ごすたび。今年も、よりシューマッハ・カレッジが開拓してきたホリスティック・エデゥケーション(全体性を大切にした教育)を味わうために、多様な講師や体験を組み合わせ中。3つのH、ヘッド(頭)ハート(心)ハンズ(手)を通して、美しい地球の上で一緒に学ぼう!



シューマッハ・カレッジは『Small is Beautiful(スモール・イズ・ビューティフル)』(1973刊行)という本で、経済拡大指向の世界に対してヒューマンスケールでの成長を訴えた経済学者E.F シューマッハ(Ernst Friedrich Schumacher)の名前からシューマッハ・カレッジと命名されました。大学院ですが学部を持たない、いわゆる大学院大学です。主な特徴は下に並べたような感じです。
  • 「持続可能な暮らしの為の変容を促す学び」の場として、1991年から始まった国際的な教育機関。The Dartington Hall Trust(ダーティントン・ホール財団)が母体となり、その一組織として設立。同財団は、かねてよりホリスティックな世界観を基本にした教育・研究・文 化支援活動を行っている。
  • 1コース15名の少人数全寮制(全コース合せても50名程度)で、生徒・先生・スタッフ・ボランティアなど全員が、料理・片づけ・掃除・ガーデニングなど暮らしを共にしながら学ぶというユニークなスタイル。
  • 開発・発展、食、経済、組織運営、精神的成長、持続可能性、平和、平等などについて統合的に学ぶ点に特徴があり、上記の少人数制とも併せて、このような教育を行っている世界で唯一の教育機関。

シューマッハカレッジの正式ウェブサイト Schumacher College



サティシュ・クマールは

『イギリスの思想家。インド西部ラージャスターン州の町シュリー・ドゥンガルガルで生まれ、9歳で出家しジャイナ教の修行僧となる。18歳のとき還俗。マハトマ・ガンディーの非暴力と自立の思想に共鳴し、2年半かけて、核大国の首脳に核兵器の放棄を説く1万4000キロの平和巡礼を行う。1973年から英国に定住。E.F.シューマッハー(イギリスの経済学者、『スモール・イズ・ビューティフル』の著者)とガンジーの思想を引き継ぎ、イギリス南西部にスモール・スクールとシューマッハー・カレッジを創設。エコロジー&スピリチュアル雑誌「リサージェンス(再生)」編集長。』wikipediaより



サティシュの言葉

「人生とは巡礼です。私たちはみな巡礼者です。自らの一歩一歩を意識し、丁寧に足を運びます。その一刻一刻が今ここにある自分です。その一刻一刻が奇跡です。人類に奉仕し、地球のために仕えることができるという特権に、私たちは恵まれいています。地球が危機にあるからといって、思い悩むことはありません。ただただ、世界に仕える自分の一刻一刻に集中すれば良いのです。その奉仕は自らの変革です。何かを達成しようとする必要はありません。結果として何かが達成されたとしたら、それはおまけのようなもの。何かの利益が生じたならそれも単なる副産物にすぎません。重要なことは、自分が巡礼者として、旅をしているということ。そしてそのことに大いなる感謝を抱くことです。だらら私のように、重荷を背負わず、軽々と行こうではありませんか。今ここを生きることが、そして、奉仕することが、自由であり、解放なのです。成功を求めてはいけません。ただ、今、ここにおける充実を求めましょう。私たち一人ひとりが宇宙なのです。一体、それ以上何を背負う必要があるでしょうか」


【サティシュ・クマールのゆっくり問答 with 辻信一】より



【オススメ】サティシュの記事
1。【しあわせの経済 世界フォーラム2017】サティシュの言葉
2。【記事】いつも真ん中には、畑とキッチンと愛がある「サティシュ・クマールのシューマッハ・カレッジとスモール・スクール」






僕がワクワクしている理由

1)サティシュとの特別セッション(これだけでも満足!)



2)シューマッハカレッジの美味しい食事(地産地消&オーガニック)



3)地球の誕生から現在までの命の歴史を辿るDeep Time Walk(ディープエコロジーの旅)


4)シューマッハカレッジ専属のオーガニックガーデンで作業(食事もここから)



Photo from Economics for the Anthropocene

5)有名な英国式庭園ダーティントンガーデン(樹齢1500~2000の木もある)



6)遊びと学びと気づきの毎日!

今年も座学を減らして
ヘッド・ハート・ハンズを使った創造的な授業や
自然の中で楽しむ機会を増やしてみた
これからの教育のモデルになる
シューマッハ流ホリスティック・エデュケーション
科学と精神性の融合



7)コミュニティー




【冒険の詳細】

今年は1日プラスしてトータル8日間のプログラムになった!YAY!!!
日本語通訳と案内人: ソーヤー海、寺社下茜


参加費:それぞれの状況に合わせて選んでください

1)
NORMAL ( 基本の値段 ):24万円 
2)SUPPORT ( 金銭的には厳しいけど、どうしても行きたい! ):22万円

3)FUTURE ( 今後の活動を応援したい ):27万円 

*その他、提案や相談があれば連絡してください

去年に続けて新たな実験として、値段を赤字にならない範囲で自分で決められる仕組みにしてみた。 僕の理想は、誰でも参加したい人が参加できること、参加費が参加を諦める要因になって欲しくない。それとともに、自分の気楽さと余裕も大事にしたい、じゃないと続かないから。余裕のある人からの経済的な支援の御陰でここまでやってこれた BIG THANKS! パーマカルチャーの倫理の一つは、Share The Abundance 豊かさのシェア。一人ひとりが自分の持っている豊かさ(お金だけでなく)をシェアすれば、みんな豊かになっていく。そんな世界を創造していきたい。 ギフトツアー以来、新たな実験としてスライディングスケール方式を導入してみた。利益は、赤ちゃんを育てるためと、若者支援や、TUPの活動資金にします!

***若者サポート***
 

含まれるもの: 宿泊、企画中の交通費、食費、シューマッハ・カレッジの8日間プログラム(サティシュとの時間)、通訳、案内

含まれないもの: 航空費、保険

定員: 18人
*毎年満員になるので、申し込みはお早めに 

スケジュール詳細: 

6月15日(土)昼 〜 6月22日(土)昼

6月15日 12時 トットネス(Totnes)駅集合、自己紹介と夕ご飯 

6月15日〜22日 シューマッハ・カレッジの特別プログラム 

6月22日  昼食後 シューマッハ・カレッジで解散

*ボーナス企画Transition Town Totnes tour
トランジションタウンの発祥地でもあるトットネス(シューマッハカレッジがある町)にせっかくいるので、本編の前後でトランジションタウントットネスツアーを企画中。まだ日程は教えてもらっていないけど、14日か23日、または去年のように初日の午前中に行う可能性があります。詳細が分かり次第ML、ブログにアップするよ。


申し込み:
以下のリンクからお申し込みフォームに記入してください。

申し込みフォーム


ツアー事務局・連絡先: 寺社下茜 tup.tour(a)gmail.com (a)を@に変えてね




一回目の告知でこういう事を書いていた

サティシュ・クマールと出会ったのは2004年、僕がUCサンタクルーズの学生だったとき。学生が自主的にコーディネートする授業で招かれた。彼を招聘した天才的な学生に感謝! 
印象に残っているのが、200人以上の学生の前で、講義のはじめからサティシュがひたすら大声で笑っていたこと。いつの間にか多くの学生が彼と一緒にわけもわからないまま笑っていた。 
笑って、希望を育てて、大事なことを思い出させてくれるのが、サティシュの教育。 
そんな、サティシュと再会したのは去年のサティシュ来日「Tender Loving Careツアー」に辻信一さんたちと同行したとき。 
彼の「問答」のオープニング役(?)として、共感ワークショップやマインドフルネス瞑想の誘導をさせてもらった。 
おまけに、温泉で個人「問答」もさせてもらったり!謝謝。 
改めてサティシュのお話を聞いたら、自分の歩んできた道が彼の教えに大きく影響されていることにきづいた。やっと彼の話の意味が理解できるように成長したのかも。 
とくに共鳴しているサティシュのメッセージは、 
1。われわれ Human-being (ヒューマン・ビーイング)であるはずの人間が、
human-doing (ヒューマン・ドゥーイング)になってしまった。 
2。Soil, Soul, Society (土、心、社会) これからの時代のキーワード 
3。不正をただすのは怒りではなく、慈悲とユーモア。
「ユーモアがあるというのは、柔軟で、しなやかで、流れに応じて臨機応変に動いていける、ということ。。。。。ユーモアは幸せを運んでくる力を持っているのです。」 
4。『アートの中でも最高のアート、それは「生きるアート」です』 
5。「人間は、与えるため、愛するため、祝福するために生きている。」
僕はサティシュのような 「仙人」(ティクナットハン氏や川口由一さんなど)と出会う機会に恵まれてきて、人生を大きく変える教えを受けてきた。
その中で、サティシュの魅力、彼のギフトとは、エネルギッシュで親しみやすく身近な存在であること。偉大な仙人でありながら、隣のやさしいおじさんのような感覚で話し合える人であるということ。

そんな彼のスケジュールに一週間だけ空きがあるということで、サティシュと過ごす一週間の旅を企画したよ。再会させてくれた辻信一さん、上野宗則さん、そしていつも微笑んでいるサティシュに大感謝!


意識の冒険が始まる