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Saturday, March 10, 2018

【NVC】責任を回避する

平和な心と平和な社会のためには
自分の感情や在り方の責任をとることが大事

おかしいことに従順であれば
恐ろしいことが可能になってしまう

独裁者や破壊的な事業(戦争とか石油産業とか)は
みんなが従うからパワーがある

ガンジーの非暴力非服従は
おかしいこと、破壊、暴力、搾取、不条理に
自分は手を貸さないという実践と
パワーを取り返す行為だったんだと思う

自分の感じていること
自分の在り方
明日からとる全ての言動の責任をしっかりとろう
そうすれば成長するし、
もっと真剣に自分の進む方向性を考えるし
自分らしく生きられるようになる

NVC人と人との関係にいのちを吹き込む法
マーシャル・B・ローゼンバーグ著からの引用 p45-46

自分の責任を回避しようとすることもまた、心の底からの訴えを遠ざけてしまうコミニュケーションの特徴のひとつだ。こういうコミュニケーションは、自分の思考や感情、行動に責任があるという自覚を鈍らせる。「〜しなくてはならない」という表現はよく使われる。「あなたの意図にかかわらず、やらなくてはならないことがある」という言い方をすると、その行動の責任は誰にあるのかがあいまいになる。「〜のせいで」という言回しは、「あなたのせいで罪悪感を覚える」などと使われるが、自分の感情と思考に責任を負うことを回避するよう促す言葉である。

ハンナ・アーレントは、ナチス将校アドルフ・アイヒマンの戦争犯罪を裁く裁判を伝える著書『イェルサレムのアイヒマン』(みすず書店)のなかで、アイヒマンの言葉を引用して、彼も同僚の将校たちも、彼らが使っていた責任回避の言葉を独自の名前で呼んでいたと書いている。それは「Amtssprache」つまり「官庁用語」あるいは「お役所言葉」とでもいうようなものだった。たとえば、ある行動をとった理由を問い正されると、彼らは「わたしはそうしなくてはならなかったから」と答えるのだった。なぜそうしなくてはならなかったのかと問われれば、「上官の命令だった」あるいは「組織の方針だから」「そう決まっているから」と答えるにちがいない。
STEP UP!

超越しよう

RADICAL SELF-RESPONSIBILITY

パワフルに生きよう!