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Thursday, November 23, 2017

【エネルギー】東電解約!自然電力へシフト!!!


 今年、やっと東電に献金するのをやめれた!
いや〜だいぶ遅くなってすみません!
すんません、すんません
(って誰に謝っているんだろう。。。)

三宅商店のトップページに
SPEND SHIFTって書いてあるのを思い出した
スペンド(消費)がシフト(移動)するとの意味で、お金や時間の消費の仕方が変化していくことをいいます。

従来の考え方では、消費をする際には「より多くのものをより安く」買うことが重要でしたが、今ではその考えから変化して「価格は高くても価値あるものを手に入れる」ことが重視されてきています。

このスペンドシフトは、物の価値での比較にとどまらず、「地域のため」の消費や「信頼できる会社から」の消費、「人との絆を深める」ための消費など、消費に付随した価値に基づくものもあると言われています。
(トーサポブログ~願えば、夢は必ず叶う~より)
アメリカでVote with your moneyっていう表現を
学生時代から聞いていた
お金の使い方で投票するということ
自分の価値観に合うもの
応援したいものにお金というエネルギーを投資する

ずっと変えたいと思いながら
どの電力会社を選んだらいいか
中々決められず(引っ越しとかもあって)
ここまで伸びてしまった
すんません

でも、GREENZの鈴木なおさんに
自然電力】がいいよって今年教えてもらって
やっと変えることができた!
お祝い!!!


「自然電力のでんき」の特徴


  1. 「自然エネルギー100%のでんき」をお届けします
  2. 自然電力グループがつくった発電所から電気を供給します
  3. 料金の内訳をわかりやすくします
申し込みページはここ

僕の理想はテンダーの様に消費者から創造者になって
自分で使うエネルギーを直接自然から頂くことなんだけど
ひとまず今はスペンドシフトで!
 one step at a time

他のエネルギーの取り組みとしては

今はパッシブソーラーハウス*に住んでいるから
ほとんど暖を作る必要がなく
太陽で足りない場合は薪で暖める様にしている
*PASSIVEHOUSEJAPANが参考になるかも

バックアップとして灯油、電気、プロパンがある
→パーマカルチャー原則「重要機能のバックアップ」

ソーラーオーブン*もアメリカから買って
ちょっとずつそれで料理を始めている
3日に一回は太陽焼き芋をつくっている
*太陽光を「燃料」としたオーブン

ソーラーオーブンについては後ほど

移動もほとんど足と自転車
そして、食糧の大半が自分の住んでいる市から
ジャングル生活の時ほど徹底してないけど
現代の日本人生活をしながら実践を深めている

とりあえず、やっと東電から身をひけたから
(税金や送電線の料金とかで献金してしまっているけど)
お祝いをしたい!

次は創電じゃ〜

いきなりクイズ
1。エネルギーと電気の違いはなに?

2。あなたの使っている電気は何からできている?

3。太陽だけでなぜ焼き芋ができるのか?


自然電力についての素敵なGREENZの記事を見つけた。
Check it out!


【みんなのアイデアとアクションを集めて自然エネルギー100%の世界を目指す自然電力が、NPOグリーンズと一緒にやる理由】の一部引用

*前置き省略*

未来への責任感が自然電力につながった。


磯野さん そもそも自然エネルギーに興味を持ったのは、就職前の半年をかけて世界のあちこちを旅して回っていたときのことでした。アジアやアフリカや南米の国にもたくさん行き、知らなかった世界に触れて楽しかったんですが、同時に自分の知らなかった問題がたくさんあることにも気づきました。

自分にとっていちばん思うところが大きかったのは、ベネズエラの離島の美しい自然が、石油資源などの乱開発によって破壊されていってしまっていたことでした。僕は長野やカリフォルニアという自然が身近にある環境で育ったので、そうやって自分が美しいとか楽しいと思っている場所がなくなっていってしまうのは嫌だなと。

そこから、より多くの人がこの地球上で豊かに暮らしつつ、一方で雄大な自然を守るにはどうしたらいいんだろうという問題意識が生まれ、その結果、一人ひとりの環境負荷を小さくする方法について考えるようになりました。

その方法はいろいろあると思うんですが、たまたま学生時代の後輩が風力発電のベンチャー企業でアルバイトをしていて、環境に優しいだけでなく、売り上げを上げれば上げるほど社会的価値を生むなんてこれはすごいビジネスだなと思い、風力発電の会社に入ることにしたんです。

菜央 そこから独立して会社をつくったのはどういう経緯があったんですか。

磯野さん 自然エネルギーの業界に入ったのが2006年だったんですが、その頃はまだ、自然エネルギーの重要性は日本ではあまり認められておらず、風力発電についても反対運動があったりもしました。

そういったこともあり、日本国内で自然エネルギーは広まらないのではないかと思い始めていました。一方でヨーロッパを中心に、世界では既に自然エネルギーが普及し始めていたので、海外で事業を始めようかと考えていたのが、ちょうど2011年の3月くらいでした。

菜央 3月11日は、なにしてました?

磯野さん その日は東京にいましたね。すごく揺れましたけど、自転車だったので困ることはなかったです。翌日か2日後くらいから原発事故の話が出てきて、その大きな問題に対して自分は何もできないという無力さを感じました。

ただ、原発事故のニュースを見ていく中で、誰が未来に対して責任を持つのかが不明確だと思い始めたんです。事故があって、誰がそれにどう対応するのかを決めて、誰がその次のソリューションをつくるのか、それがはっきりしていなかった。その先を描くのは誰なのかというのを一番疑問に思いました。

それで、自分たちの未来には自分たちで責任を持たないといけない、誰かのせいにしていても仕方がないと本当に強く思うようになり、3ヶ月後には同じ会社で働いていた2人(同じく自然電力代表取締役を務める川戸健司と長谷川雅也)と会社をつくっていました。

菜央 誰が責任を持つかというのは、具体的にどういうことですか。

磯野さん たとえば、責任をとるというと、辞める、ということがひとつの形としてあると思うのですが、何か問題が起きても、自分たちでやりつづける覚悟を持つことが大事ではないかと考えています。

だから僕たちは、決めた期間は自分たちが責任を持ってやりつづけると決めました。それで、志を共にしてくださる投資家を集めたり、地域を大事にするなど、長期的な目線を持って事業をやろうというところに行き着いたんです。

菜央 たしかに、あらゆる局面で大きなシステムに対して誰も責任を取らない状況が日本の隅々まで浸透していると感じますね。構造があまりに巨大なために、自分が無力に思えることで生まれる「他人ごと社会」。そこでは、「向こう側」に状況をコントロールする力が生まれて、そこにいる少数の人たちが好き勝手なことができてしまう。それが問題じゃないかと思うんです。

磯野さん 規模の大きな問題や組織となると、自分に何ができるのか分かりづらくなってしまうというのはあると思います。でも、実際は国も会社も個人の集合体で、政治家を選ぶのも一人ひとりの国民ですし、会社に属するのも一人ひとりの意思決定の結果です。集団になると自分ごとではなくなり無責任になってしまいがちですが、本来は一人ひとりが自分の選択を自覚すべきだと思います。

そういう意味では、一人ひとりが自分にできることをやる、ということが、未来に対する責任の取り方なのかなという気がしていますね。その中で自分にできることは、風力発電事業のノウハウを活かして、自然エネルギーを増やすことだと思い、そうしたタイミングが重なって起業に至りました。

自然エネルギー100%の世界とは?

菜央 自然エネルギー100%の社会を目指すために、小売事業を始めたということですが、電気をつくる部分ではなく、売る部分に進出したのはなぜですか。

磯野さん 電力業界には、発電、送配電、卸売・小売という3つの事業があり、僕らがこれまでやってきたのは発電事業です。ただ、自然エネルギーの発電所を今後さらに増やしていくためには、最終的にユーザー側の自然エネルギーへのニーズが不可欠です。

どんなものも、「ほしい」人が増えないと、総量は増えないですよね。だから、発電所をつくると同時に、電気をつかう人と接点をもち、エネルギーのことを一緒に考えたり、自然エネルギーについて知ってもらったり、その結果として、自然エネルギーを選択してもらうことができるよう、小売事業を始めました。

菜央 それはつまり、どんなに頑張っても、自然エネルギー100%の世界は発電事業だけでは実現しないってことですよね。


続きはGREENZ.JP
面白いよ !


以下は、僕が面白いと思った後半部分の引用(自分のノート)


菜央 もともと日本には地域ごとにたくさんの小さな電力会社があったそうです。それが関東大震災をきっかけに5つに集約され、さらに1939年、戦争に勝つという名目で、たったひとつのほぼ国営企業「日本発送電」に統合した。それが戦後長く続いた9電力体制につながっていきます。

 *****

磯野さん もう少しさかのぼると、約200年前の産業革命の時に石炭でエネルギー革命が起きました。これによって工場の生産性が上がったのはもちろんですが、蒸気機関車が生まれてロジスティックスが変化し、蒸気印刷機の登場によって新しいメディアが生まれました。

それが20世紀になると石油に変わって電化が進み、電気で動かす工場が大量生産をし、自動車によってまたロジスティックスが変化して、電話、ラジオ、テレビによってコミュニケーションも変化しました。

限界費用ゼロ社会(ジェレミー・リフキン著)』という面白い本があります。そこで言われているのは、エネルギー・コミュニケーション・ロジスティックスの3つが変わると産業構造の全てが変わるということで、今まさに自然エネルギーとインターネットと自動化によって、20世紀型のモデルから産業構造全体が変わろうとしていると言えると思います。
20世紀型のモデルの何が問題かというと、電力はグローバル価格なんです。石油や石炭は世界中で同じ価格なので、所得にかかわらずエネルギーの料金は同じ。そうすると、生活費に対するエネルギーコストは所得が少ない人ほど大きくなります。それが貧困を生み出す1つの要因です。

でも、自然エネルギーの場合、大きいのは初期コストだけなので技術革新が進んで値段が安くなっていくと、所得が少ないところでもエネルギーコストの割合を小さくできるはずです。そうすると、今まで石油産出国に流れていたお金を自分たちのために使えるようになる。

インターネットではすでにそのようなことが起きていて、それがこれからエネルギーにも起きると考えています。

菜央 たしかにインターネットで考えるとわかりやすいかもしれないですね。インターネット以前と以後では情報の流れのみならず、社会構造そのものが変わりましたよね。グリーンズもその恩恵に預かっていると思うけど、起業のハードルも下がったし、小さな存在がお客さんを見つけやすくなった。関心でつながるコミュニティをつくることも簡単になりました。インターネットの普及で新しい職業、産業も生まれた。

自然エネルギー化も、一部の業界で閉じていた利益を市民に開くという意味でインターネットに近い気がしますね。インターネットが日本で始まって25年くらいですけど、同じような変化がこれからエネルギーでも起きるはずだし、エネルギーを職業にする人もどんどん増えてくるんだと思います。

さらに言えば、インターネットが情報を分散化したように、電力もインターネットの回線に乗せて分散型でやり取りしようという取り組みも始まっていて、エネルギーが本当にインターネットのようにありとあらゆるところでピアツーピア、つまり対等な立場でやり取りされる未来がやってくるかもしれない。

菜央 たしかにインターネットは広く普及しましたが、それによって僕らをとりまくメディア空間は、ある意味で混乱状態にあると思います。個人がメディアになれる可能性が広がったと同時に、マスメディアがまだまだ力をもっている。

結果として、中くらいのサイズのメディアが極端に少なく、多様性が少ない。そういう状態を生態系として捉えると、健康的な対話や議論が起きにくく、社会的合意が形成されにくいと思います。

そういう意味で、個人と社会の橋渡しをして、つなげる存在が必要で、グリーンズはそれを目指しています。もしかして自然電力も、エネルギー分野で同じように橋渡し役になろうとしているのでしょうか? と感じました。


磯野さん それはその通りで、太陽光の買取制度でも、すでに発電所の品質の問題が起きていますよね。だから僕らは最初から電力をちゃんと供給する責任を重要視して、ドイツの会社と合弁会社をつくり、既に実証されているシステムを日本に導入したりしています。

変革期というのは新たな問題が発生する時期でもあるので、自然エネルギー業界という新しい産業と個人とをつなぐ役割というのは非常に重要で、僕らがそうした存在になりたいというのはあります。

菜央 日本の各地で大きな太陽光発電所が地元との軋轢を生んでいる問題は、自然エネルギーだから良い、というわけではなく、その成立までのプロセスがとても大事だということを表してますよね。地元の人たちと共につくっているか、とか、地元の未来に資することができるか、とか。

*****

磯野さん まずは電力会社を選ぶことでしょうね。今は、この電気はどこから来るんだろうとか、どんな人がつくってるんだろうということを考えて選べるようになりました。だから、やはり自分はどういう電気を買いたい、つかいたいのかを考えることが第一歩だと思います。