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Friday, June 30, 2017

【BAMPの記事】「すべての答えは生態系にある」地球を愛する男が目指す"美しき世界”

ただいま〜
世界を一周して、やっと家に到着。
夕日を見ながら
カエルの鳴き声に癒されている

イギリスのシューマッハ・カレッジでの一週間と
カリフォルニアのNVCリーダーシッププログラムから
多くの希望と非暴力の種を持ち帰って来たよ。
尊敬しているアクティビスト仲間にも数人会えて
新たなインスピレーションももらってきた。
魂はパワーアップしたけど
心身は疲労がかなり溜まっている。

 立て続けで緊急共感サポートを
2週間くらいやってて
心が満たされたものの
だいぶ共感コップが空になった。

そんな時に大きな課題がやってきて
これでもかって試されている。
体力もつかな〜

共感するのは得意なんだけど
共感をしてもらうのが
まだ上手くセッティングできてないんだよね。
一番必要な時に
信頼できる心のサポートが見つからなかったり。
どうしたらいいのか。。。。

そんな一人チェックインでした。
(業界用語)

さて、アメリカにいる間にBAMPから
新しい記事ができあがったよ。

とても素敵な記事!

この記事で伝わらないかもしれない
とても重要なポイントは
どれだけ仲間が大切か。
僕が関わっている活動は
多くの仲間がいて成り立っているし
そこに意味と面白さ(と大変さ)がある。
僕はその生態系のPR担当かな

ソーヤー海が凄いんじゃなくって
地球や地球と平和を愛する人たちが凄い。
僕はそのほんの一員
役割を果たしているだけ

一緒に動こう!

以下はBAMPのHPより
全文はここ

https://bamp.is/interview/negishi02.html

「すべての答えは生態系にある」地球を愛する男・ソーヤー海が目指す“美しき世界”

消費の世界を超えていく「共生革命家」の新たな挑戦

道場で撮った写真。プラムビレッジの「smile」シャツがポイント!


私たちは今、あらゆるものごとに値札のついた消費社会を生きている。特に3.11以降、多くの人がこれまでの社会のあり方に疑問を抱き、移住で暮らし方を変えたり、あるいは社会活動を始めるなどして、それぞれの新しい生き方を模索し始めた。

3.11をきっかけに東京で持続可能な暮らしをデザインする「東京アーバンパーマカルチャー(TUP)」を創設したソーヤー海さんもその一人。「共生革命家」を名乗る彼は、現代の消費社会へのカウンターとして、海外生活で学んだ「パーマカルチャー」「非暴力コミュニケーション」「禅」の思想を組み合わせ、生まれ故郷でもある日本で生態系の一員として生きる世界を提唱。

家庭ゴミを堆肥化する「コンポストづくり」のワークショップに始まり、渋谷のスクランブル交差点での「ゲリラ瞑想」、都会の循環型生活「アーバンパーマカルチャー」の思想を詰め込んだガイド本『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』(エムエム・ブックス)の出版に至るまで、現代社会を生きるすべての人にその声を届けようとしてきた。

そんな彼が、活動の舞台を都心から電車で約2時間の千葉県いすみ市に移したのが昨年末のこと。クラウドファンディングで支援を募り、「パーマカルチャーと平和道場」と名付けた新たなプロジェクトをスタートさせたのだ。

まさに平和を探求することが「修行」ともいえるような困難な時代で、ソーヤー海という思想家が新天地の「道場」で成し遂げたいと考えていることは何か。この星を愛する男の小さな声に耳を傾けた。

*****だいぶ省略*****


根岸
では、最後に聞かせてください。海さんにとってこの世界の「希望」は何ですか?
 
今、僕らが立っているこの地球があることだよ。僕らがどんなにコンクリートで道を固めても、放っておけばひびが入って、そこから必ず雑草が出てくる。さらに放っておけば茂みができて、木がでてきて、根っこがバリバリとコンクリートをはがして、森に戻ろうとするよ。これだけ徹底的に塗りつぶしたのに、その下には命が待っているんだ。塗りつぶしをやめた瞬間から都市は森に変わっていく。それが僕にとっては深い希望なんだ。

 それともうひとつの希望は、どんな時代にもかならず人類の方向性を変えようとする人たちがでてくること。どんなに叩かれても、這い上がろうとする勇気を持った人たちがいること。より美しい世界を目指す種は、かならずみんなの心のなかにある。
 

上の記事全文はここ

Friday, June 23, 2017

パーマカルチャーデザイン合宿(PDC修了者向け)

『パーマカルチャーと平和道場 コミュニティー・デザイン・プラクティス』
*パーマカルチャーデザインのリアル実践練習*

PDC(パーマカルチャー・デザインコース)修了生の皆さんへ

パーマカルチャーと平和道場からお知らせです。

昨年末からスタートした、パーマカルチャーと平和道場のプロジェクトも、母屋の基礎や床が張られたり、一つずつ、ゆっくりと進んでいます。

これから、パーマカルチャーの理論を踏まえて、場所を作る上で、多くの人のヘッド(知識)ハート(心)ハンズ(手・技術)をとりいれて、場づくりをしたいと考えています。

また、PDC修了生のデザインを行う実践の場、学びあいの場としてほしいとの思いから、

今回、道場の敷地のデザインを皆んなで行うということで、企画してみました。ベースマップからマスタープランまでを行う予定です

プロジェクト発起人の1人、ソーヤー海くんや参加メンバーで、毎月1回、一泊二日で道場に泊まりながら、お話をしたり、観察をしながら、半年をかけて、道場をデザインしていこうと考えています

多くのメンバーと学びあい、創り上げれる場づくりが一緒に築きたいと思っています。

宜しくお願いします。


【目的】
  • PDC卒業生のコミュニティー作り
  • パーマカルチャーデザイナー(実践者)育成
  • コミュニティーとしてデザインをするプロセスの実験
  • パーマカルチャーと平和道場のデザインと創造
  • パーマカルチャームーブメントのビジョニング
  • みんなでDIY生活をしながら楽しく過ごす!

第一回

日時:2017年7月22日の午前(土)〜23日(日)の昼後

会場:
パーマカルチャーと平和道
(いすみ市岬町井沢1026
JR長者町駅より徒歩7分)※駐車場に限りがありますので、車の方はお知らせ下さいね

ごはん:
初日お昼ごはんは、ポットラック(持ち寄りごはん)。
夜、朝、23日の昼は、皆んなで作りしましょう。


参加費:ドネーション ← 道場はギフトエコノミーの実験中。追ってこの説明も書こうと思っ
ていますが、それまではソーヤー海の費用の理念をよんでください


その他の詳細はまた追って送ります。


参加者の最高人数:15人

参加条件:PDCの修了者、理想は継続的に関われる人


申し込みはここ


問い合わせは、磯部翔太 hokuoukun(a)gmail.com

Monday, June 19, 2017

いい先生と出会う

いい先生と出会う

僕は素晴らしい先生に恵まれた人生をおくってきた。不思議なくらい、パワフルな人とよく出会う。まず、そのことに感謝を告げたい。ありがとう。そんな認識もあって、これまで頂いた恵み(学び)を多くのひとに分かち合いたいと思い、ブログやワークショップ、本や記事作りなどをやってきた。これらは全部、僕の感謝の表現。ギフトの恩送り。


*Picture by nonco(ツアーの参加者で一緒に本を作っている仲間)
サティシュと芝生の上で問答
僕は通訳として隣に座っている

今週、サティシュ・クマールと一週間過ごして改めてそう感じた。生き方の師匠と数多く出会ってきて、視野がどんどん広がり、意識が年々深まっている感覚がある(思い込みかもしれないけど)。絶望と悲劇をより心地よく受けとめられるようになったし、思いやりと希望を育てることも意識的にできる様になってきた。最高の学び!

サティシュとは大学生の時(2005年頃)に出会った。変わったインド人って感じでしか思ってなかったけど、彼が蒔いた種は確実に僕の中で発芽して今にいたる。彼の人生経験(お金を持たない二年半の巡礼の冒険とか)や美しく深い言葉も凄いけど、なにより彼の「隣のやさしいおじさん」的な存在に惹かれる。とても親しみやすく、友達と呼べる気楽な存在。でも、敬愛している大切な先生の一人。彼はいつもニコニコしながら「地球ってなんて最高なんだ!地球を大事にしながら楽しく生きようよ!」って言っているような気がする。でも、エネルギーのやりとりだから、文字では伝えきれないけど。会えば分かるはず。因に、11月に来日して、善良寺と京都のどこかで講演会があるみたい(すぐ満席にかも)。



ティクナットハンと共に鐘を招く子供

いままで、もっとも深い学びのきっかけをくれたのは、禅僧のティクナットハン。出会った人の中では格別に次元の違う存在。彼の教え・言葉・在り方のおかげで、より本質的な「現実」の中で生きる時間が増えて、幻想の中で生きている時間が減った。幸福をいつでも感じられる方法もしっかり受け取ったし、恐れや苦しみの変容も身に付いてきた。彼はいつも一番大事な学びを子供でも分かるかたちで教えてくれる。最高の先生で、出会えたことに何より感謝したい。しかも、20代に出会うことができたから、何度も会う機会を頂けた(でも、よく彼のお話の途中でぼーっとしたり、他のことを考えたりしてたことも多々!)。彼はサティシュのように友達になれる感じではなく、ちょっと畏れ多い感じになってしまう。とても優しく思いやりがにじみ出る存在なんだけど、禅に一生を捧げた人だけに、一目で見抜かれていた感じがした。中途半端な実践者ですんません(中途半端な土下座)!

本当は、一年弟子入り(仮出家?)しようと思ったくらいだったんだけど、もの凄く残念ながら出遅れてしまい、彼はその翌年、脳出血で倒れてしまった。一年も彼と共に過ごしたらどれだけ人生が変わったか。

*Picture from realityisagame.com


非暴力コミュニケーション(NVC)の創始者マーシャル・ローゼンバーグも数年前に亡くなってしまった。彼も、僕の大学で講義をしてくれた人の一人なんだけど、その時のことをなにも覚えてないし、再会することもなかった。まだ、受け皿が僕にはなかったんだと思う。でも、今はマインドフルネスやパーマカルチャーの様に、NVCが僕の生き方の根っこになっていて、彼の蒔いた種が発芽したのかもしれない。実は、今からNVCのリーダーシッププログラム合宿に向っているところ。



笑いの天才、畑の魔女ゆりこ・ブロックス
歯が抜けた顔にたいして自分で何度もウケていた

ここで、みんなに伝えたいのは、いい先生と出会ったら、学べるだけその人から学ぶこと。移住するくらいの勢いで。かけがえのない時間になるはず。僕は、ティクナットハンの禅寺で二ヶ月住んだことがある(今思うと短かったな〜)。パーマカルチャーと生き方の先生、ブロックス三兄弟や第二の母ゆりこさんとは14ヶ月共に暮らした。いい先生と出会ったら、できるだけその人と時間を過ごすことを強くおススメしたい。いつそういう人から学べなくなるかは分からないから。




僕が興味をもって学んだできたことは、だいたいいい先生によって誘導されてきた。心理学、有機農業とアグロエコロジー、サステナビリティー、非暴力コミュニケーション、パーマカルチャー、マインドフルネス(禅)。その「いい先生」はみな実践者。理論や言葉だけではなく、その世界観を在り方で体現してくれた。

僕は在り方に惹かれる

いいことを言う人は沢山いるけど、my life is my messageを生きている人、在り方で人の心を動かしてしまう人は少ない。

ティクナットハンの佇まいに衝撃を受けたのを覚えている。彼が一歩一歩、到着しながら歩いて、ゆっくり腰を下ろして、皆の前でいまここにしっかり在り続けながらお茶を飲んでいることに感動したことがある。「僕が平和活動家として探していたものはこれだった」って。僕にとってのいい先生は、僕の心を動かす人。存在から教えてもらえる人。

みんなもそういう人と出会ったことある?

おおくの無名の先生方にも自分の成長を支えてきてもらった。小中高の先生、バッタリあった他人、旅人、旅先で出会った人(中米の貧しい農家とか)、赤ちゃん、植物、動物、菌類、山、川、石、風、木、森、太陽。。。とくに自然は僕にとっては欠かせない大先生。

*Picture by Eri Suzuki
(ジャイアントセコイヤに腰をかけて瞑想)

レッドウッド(赤杉)、ジャイアントセコイヤ、木の子、海(自分の名前だけに)はとくに僕の先生として敬愛している。彼らとは時間が過ごせるチャンスがあれば、静かに一緒にいる時間をとる様にしている。誰よりも長く存在してきた先生たち。

そして、親もぼくにとっては貴重な先生。
彼らの一部である僕は
数えきれないことを学ばせてもらった。
彼らが育ててきた土壌に
おおくの美しい芽が発芽して
実っている。
ありがとう

導く存在たちに感謝

Saturday, June 17, 2017

【GREENZの記事】パーマカルチャー x ヒップホップ x 若者

以下はGREENZ.JPより


ヒップホップといえば、セックスや暴力を表現するもの。
そしてラッパーの人って、ちょっとコワモテ。
そんなイメージを持っている方は多いかもしれません。

しかし、それは本来の姿ではないようです。生みの親であるAfrika Bambaataaがヒップホップのモットーとしたのは、「平和、愛、団結、楽しむこと」。ドナルド・トランプ政権が誕生して以降は、マイノリティの声を代弁したり、平和を願う政治的メッセージを発信するツールとしてヒップホップが注目を浴びているのです。

その一方、アメリカ西海岸を中心に広がっているのがパーマカルチャー。人生の傍観者にならず、これからの暮らしを自らの手でつくりだしたい。そのためのスキルを身につけ、実践し続けたい。そんな人びとのニーズが可視化され、世界中にパーマカルチャーを体験できるスポットが誕生しています。

このヒップホップとパーマカルチャー。似ているようで似ていない(?)、両者をミックスした若者向けの学びの場が誕生しました。それが今回紹介する「May Project Garden」です。

「May Project Garden」は、、Ian Solomon-Kawall(以下、イアンさん)がロンドン南部のMordenというまちにあるイアンさんの自宅の庭で始めたプロジェクト。

2009年から開始し、毎週「Natural City Living」というワークショップを行い、これまで自然化粧品やジュースづくりといった身近なところから、コンポストやアースオーブンなど、より実践的な持続可能な暮らし方を、幅広い世代の異なるバックグラウンドの人たちに共有してきました。

そんな「May Project Garden」が2015年から行っているのが、主に18歳から25歳といった若い世代を対象とした「HipHop, Food and the Green Economy」という学びの場。パーマカルチャー体験にヒップホップのエネルギーが加わることで、他にはないプログラムになっているようです。

まず「May Project Garden」で学ぶのが、「食と栄養」や「食の育て方」「パーマカルチャー」について。若い参加者たちに、食がどのように私たちの心と体に影響しているか、また新鮮なものを食べることの大切さを伝えます。参加者の中にはピザにのっているトマトしか見たことがなく、スライスされていないトマトを初めて見る生徒もいるのだというから驚きです。

イアンさんの庭での体験を通して、便利に手に入るものを食べる「消費者」としてだけではなく、どのようにしたら私たちの食を、私たちがコントロールできるか、それぞれが自由に考えていきます。

次に行うのは、自分の住むまちに出かけ、どのようにしたら自分のまちの経済を持続的に発展させられるかを考えるフィールドワーク。そして、実際にまちを歩いて気づいたことを、なんとラップで表現していくんです! もちろん参加者は、ラップ未経験の人ばかり。ビートボクサーのMarv RadioやアコースティックギタリストのChild of Chiefなどが、参加者たちの強力なサポートにつくそう。

そして最後に、自分の住むまちで「Come We Grow」という音楽イベントを実施。参加者たちは、音楽を通じて、どのように持続可能な暮らしを広めていけるのか、イベントで実践・表現します。

続きと写真はGREENZ.JPで!

Thursday, June 15, 2017

【GREENZの記事】「頑張れ!」は時に人を追い込む?

知り合いのGREENZ.JP 副編集長スズキコウタが書いた記事。

僕もずっと「頑張って」とか「頑張ります」って聞くたびに違和感を感じる。もう十分に頑張っているし、頑張ることで余裕や喜びが生まれる気がしない。それより、「ありがとう」とか、「御陰さま」とかの方がずっとエネルギー的にはいいな。

頑張ること、努力することは悪いことじゃないと思うんだけど、なんか日本社会では乱用されているんじゃないかな?もっともっと、足りない足りないって聞こえてしまう。ありのままじゃだめなんだって。ただでさえ自信がない人が多い社会なのに、そこで頑張れ頑張れって言ってしまうと、破壊的な副作用があるんじゃないかな?

掛け声は大事だと思う。文化作りに大事なもの。掛け声はそこに集団意識を集める役割があるから。

僕だったら何がいいかな?冨田君だったら「養生!」とかかな。三宅洋平君は「ヤーマン」だね。ボブマーレーは「one love」とか「リスペクト!」。

ティクナットハンと愉快な僧侶達は「Breath and Smile」。最高!

日本人にはとくにこれ以上、頑張ってほしくない。 頑張りカルトに追い込まれている気がする。just relax. be happy. be alive! とりあえず、みんなに休んで欲しい。休む間もなく忙しいから、大事なものを見落して、自分も周りも苦しめてしまっているんじゃないかな?

なんのために頑張っているの?

頑張ったら幸せになるの?

平和になるの?

言葉を深く見つめて
言葉の選び方から社会を変えていこう

「be the change」とか
「愛に動かされて」って言葉が
電車のなかで普通に飛び交う様になったら
社会の方向性は大きく変わっていると思う。

海の電車妄想
サラリーマン田中「今日は愛に動かされて、社長に一日中共感してみちゃったよ。社長も人間なんだって思い出せた。みんな自分なりに最善を尽くして生きているんだな〜」

OL中田「田中さん素敵ですね。私も、実は、会社に向う途中にホームレスと出会ってしまって、心が動いちゃって、会社にいかずそのまま炊き出しすることにしちゃった。明日辞表を出して、ホームレス支援を今後やっていこうと思っているの。なんか、そんな自分がいるのが嬉しい。」

サラリーマン田中「いいね中田さん!ホームレスの炊き出しか〜。僕もずっと気になって痛んだよね。なにかワクワクしてきたぞ〜。一緒にやろう!」

後ろに立っていた学生田辺「すみません、僕も二人の話聞いていて心が動かされました。ホームレスがいるのに学校なんかに行っている場合じゃないですよね。僕もやりたいです。」

 電車の中の興奮がどんどん飛び火して、車内で「ビーザーチェンジ!ビーザーチェンジ!」とチャンティングが始まった。めでたしめでたし


以下がインスピレーションになったGREENZ.JPの記事


日本語で誰かを力づけるときに「頑張れ」と言うけど、この言葉を解体すると”頑(かたくな)に張れ”。

背筋を心をピンと張りなさい、と。

なんか命令形ぽいし、好きになれない言葉かもしれない。

僕はかつてアメリカに住んでいたことがあるけれど、「がんばれ」を英訳すると「Do the best」とか「Work hard」となる。あまり言われたことがないし、このふたつの言葉を発せられたら、ちょっとプレッシャーを感じそうだ。

では、僕は当時、どんな言葉に力をもらってきたかというと、「Good luck(幸運を祈る)」だとか「Best wishes(成功を祈る)」、「Take it easy(気軽にね)」あたりだろう。「頑張れ」とは、ちょっと違う。

僕が「頑張れ」という言葉を好きになれない理由は、そんなアメリカ生活での体験もあるけれど、時にこの言葉が人を追い込んでしまうと感じることにもある。というのは、すでに頑張っている人に対して「頑張れ」って言っても、何のエンパワメントにもならない。むしろ「私は、もっとがんばらなきゃいけないの・・・?」と追い込んでしまいかねないのである。

実際に、東日本大震災を経て、被災者に「頑張れ」とエールを送ることは無配慮ではないかという指摘もあったようだ。

その点「Good luck」や「Take it easy」は、すでに頑張っている人にも有効で、かつあまりプレッシャーを与えずに人びとを勇気づけることができるのではないか?「頑張れ」というのは実に便利な言葉だ。それゆえ、つい口から出てしまうけど、僕は極力注意して使うようにしたい。

このように、ふと使ってしまう日本語に対して疑問を持つのは、実に意義深いし、かつ言葉を紡ぐことを生業にする人間として面白く感じる。

僕らの心やカラダが満たされる、奮い立たされる言葉ってなんだろう? それを追求するのは、greenz.jpという「ほしい未来は自分の手でつくろう」と挑戦する人びとを勇気づけるメディアの副編集長として大事な仕事かもしれない。そう、真剣に思う。

このコラムを読んでいるみなさんは、今までどんな言葉に勇気づけられてきたのだろう? ぜひSNSやコメント欄で教えてくれるとうれしい。

原文はここ

Thursday, June 8, 2017

【仲間】6月16日「発酵的な自由な生き方」小倉ヒラクくんがTUP道場へ!



6月16日(金)@道場

こんにちは、小倉ヒラクです。 千葉県いすみでトークイベントを開催できることなりました。 場所は、パーマカルチャーの拠点として新しくオープンした平和道場。一緒に話すのは、greenz.jpの編集長の鈴木菜央さん、ブラウンズフィールドの中島デコさん、そして最近『小商いで自由に暮らす』というナイスな本を出版した磯木淳寛さんという、僕の大事な友人たちと、地域を代表するチーズ工房「チーズ工房【千】sen」の柴田千代さん。 どう考えてもサイコーなメンバーなのであんまり事前に内容を固めたくはないのですが、「自由に生きる」という大きなテーマを掲げて、発酵のこと、仕事のこと、食のこと、コミュニティのこと、自然と人間の関係のことなどを参加者のみんなと一緒に考えてみたいと思っています。少人数のスモールサークルで、「自由とは何か」について愉快に考えてみたいと思っています。

*トーク登壇者:小倉ヒラク、磯木淳寛(小商いで自由に暮らす)、鈴木菜央(greenz.jp)、柴田千代(チーズ工房【千】sen)、中島デコ(Brown’s Field)
*当日は、ブラウンズフィールド特製の発酵×玄米菜食プレートとヒラクさんが持ってきてくれる美味しいワインをお出しします。
*「発酵文化人類学(小倉ヒラク著)」、「小商いで自由に暮らす(磯木淳寛著)」、チーズ工房【千】senの美味しいチーズの販売もあります。


〇日時: 6/16(金) 18:00~20:30(17:00会場)
〇場所: パーマカルチャー平和道場(千葉県いすみ市岬町井沢1026)
     ※長者町駅より徒歩7分
〇参加費: ドネーション(☆以下の、ドネーションの考えかたをご覧ください
〇定員: 25名

詳細と応募は

発酵的自由な生きかた ~発酵文化人類学×小商いで自由に暮らす 出版記念ツアー~



*****


6月17日(土)@Browns Field


6月16日のトークイベント「発酵的自由な生きかた ~発酵文化人類学×小商いで自由に暮らす 出版記念ツアー~」と合わせて、ヒラクさんのこうじづくり講座も開催します!

全国で大好評なあまり「すぐ満員になって参加できない!とクレームがくる(らしい)ほどの大人気のヒラクさんのこうじづくり講座を、ここブラウンズフィールドにある築250年のコミンカスペースで、開催できることになりました。
興味ある方、ぜひお早めに!お申込みくださいね。

また、当日はブラウンズフィールドのライステラスカフェも開いていますので、ランチをご希望の方は合わせてご予約をお願いいたします。


日時: 6月17日(土) 9:00~12:00
場所: ブラウンズフィールドのコミンカスペース
    (千葉県いすみ市岬町桑田1501-1)
参加費:6000円(こうじづくりキット+「おうちでかんたん こうじづくり」絵本付き)
定員: 12名



発酵しに夷隅へcome on!!!

めっちゃ面白そうなんだけど、
僕はイギリスだ〜
面白そうなことがいっぱいありすぎて
大変じゃ〜

共生革命家

パーマカルチャー研修生募集@ストーンブリッジ(千葉の鴨川)

*上と以下の写真はカイルのブログより

この前メーリングリストに流した素敵な機会

ハロー
今日も作業パーティーいい感じだった
かなり道場がすっきりした
みんなも一緒に作業しにきてね
(もうちょっと早い告知を心がけてみる)

さて、千葉の鴨川にある知り合いのストーンブリッジから
大胆なお誘いがあるよ。

パーマカルチャー実践の研修プログラムが
8月からスタート!
ストーンブリッジはけっこう立派なフォレストガーデンが
あるパーマカルチャー実践場。
里山系のパーマカルチャーでは
かなりいい事例になる大きなプロジェクト。
仲間パーマカルチャー実践者のディオン、フィル、カイルなどが
関わって来た豊かな現場。

詳細は下なのでcheck it out.
興味がありそうな人にも転送しよう。
(なるべく30歳以下だって)、
でも興味があれば応募しちゃえ!

道場も来年からこれくらい正式な
プログラムをスタートする予定。
今年は、実験的に住み込みの人を入れようと
思っているから
もし道場の住み込みボランティアをしてみたかたら
道場にたびたび関わるのがいいかも
一緒に活動を通して関係性を深めていくのが
いい感じの流れになると思う。
僕は7月まではいないけど、
ちょくちょく翔太君とかがいるはず。

パーマカルチャーの波がどんどん来るよ!
おかげさまで
共生革命家


以下、ストーンブリッジのお誘

上はフィル(多分?)が書いたコンセプトマップ

スト ー ン ブ リッ ジ は 、千 葉 県 鴨 川 市 の 山 の 麓 に あ る パ ー マ カ ル チ ャ ー 理 論 に 沿 っ て デ ザ イン さ れ た 居 住 地 兼フォレストガーデンです。ストーンブリッジではインターンプログラムをプロジェクト全 体の礎のひとつにする ことを考えています。自分のパーマカルチャー・プロジェクトを始める意 志をもつ若 者たちを作 業 体 験を通して教 育し、サポートすることに力を注ぎたいと願っています。フォレストガーデンの中で暮らし、フォレストガー デンから生 活に必 要な物を得る実 体 験の機 会を提 供します。そのため、インターンとしての主な作 業は食 べ 物 の 生 産 と 準 備 、食 べ 物 の 生 産 シ ス テ ム と 設 備 の 維 持 管 理 を チ ー ム の 一 員 と し て 行 う こ と に な り ま す 。 ま た 、可 能 な 限 り 各 自 が 興 味 を も つ プ ロ ジ ェ ク ト を 経 験 す る 機 会 を 設 け た い と 考 え て い ま す 。



【詳細】
• 若者を募集(なるべく30歳以下) 
• 4名まで受け入れ可
• 8月28日からの3ヶ月間
• 3ヶ月間はフルに従事すること

• 応相談で本採用前にトライアル期間を設けることが可能
• 自分のパーマカルチャープロジェクトを始める意志を持つ若者たちを募集
• インターンシップ・プログラム終了後は1名に対し給与付きでの見習い、あるいはスポンサーシップ(さらなる教育、など)のオファーを検討 • 宿泊設備はこちらで提供
• ストーンブリッジで収穫できる食材で朝食と夕食は自炊。昼食の準備も頻繁に手伝うこと
• 交通費と必要に応じて小遣いを支給、それ以外の報酬はなし
• 週5日間の作業、ローテーションで週末に基本的な家事・雑用
• プロジェクトベースの作業に加え、日常的な家事・雑用、維持管理
• 肉体労働あり
• 必要に応じてストーンブリッジのシステム、フォレストガーデンやパーマカルチャーを説明するセッションを提供
• ローテーションで近隣の姉妹パーマカルチャープロジェクト、「宮山」や「仲吉」での作業機会あり
• パーマカルチャーへの興味以外は経験不問


【応募方法】
6月末日までに info@stonebridge.jp までメールにてご連絡ください(応募は、なるべく早目をお勧めします) 氏名、連絡先、経歴、パーマカルチャーに関する将来の夢とストーンブリッジでのインターンシップを希望する理由を書いて送ってください。 応募メールの内容は、日本語でも英語でも問題ありません。
さ ら な る 詳 細 は 、 ヘ イ ミ ッ シ ュ ・ マ ー フ ィ ー ( ヘ イ ): 0 9 0 - 4 7 5 9 - 3 2 8 8 ま で お 電 話 く だ さ い ( 日 本 語 可 )



フォレストガーデンとキッチンガーデンはこんな感じ


Monday, June 5, 2017

【明日】6日作業パーティー@道場(いすみ)

先ほどMLに流したもの
告知おそ!

ーーーーーーーーー

ハロー
今日は、田植えをしたよ〜
小学生ぶりかも。。。その時は新潟県の南魚沼に住んでいた。
森のようちえんの子供たちとワイワイ・ギャーギャー植えてた。

その直後、秋ごろに出版する予定のパーマカルチャーの絵本の打ち合わせもした。いやーめっちゃいいよ、これ。Urban Permaculture Guideに引き続きとてもいい作品になりそう。イラストもテキスト最高!!!お楽しみに!

いまさっき、夕日の中でパッションフルーツのパーゴラを作っていたところ。人生最高!!!

さて、明日の告知を今更だけど、来れる人はぜひ!
明日のイベント後は7月まで僕はイベントストップ!
UKとUSに行ってきまーす。

作業パーティーにlets go!

みんなありがとう
共生革命家

イベントの詳細はFBで


6月6日 道場作業パーティー

道場作業パーティーは、道場文化づくりの大事な取り組み。簡単なパーマカルチャーの世界観を学びながら、道場に必要な作業を行います。資源をどう集めて生かすか?一瞬一瞬で必要になってくる判断をどうするか?現場でのリアルな実践を楽しく体験するチャンス。道具の指導とシステムの全体像の説明などもします。自分の手を使って、目の前で変化していく道場の姿を体験しよう。


スケジュール
10時 集合(チェックインとツアー)
11時 作業開始
13時 持ち寄りランチ
14:30頃 作業復活
17時頃 終わり


作業内容は
  • 草刈り
  • 薪運びと割り
  • 竹切りと整理
  • (できる人がいれば竹炭作り)
  • 掃除

必要な道具(集まりそうになければ、買うかも)

  • 草刈り機
  • カマ
  • 竹用のノコギリ
  • チェーンソー
  • 軽トラ

  • →上の道具がある人は貸してくださ〜い


    申し込み・問い合わせは
    磯日翔太くんまで

    ランチは持ち寄りご飯をします
    一品ご飯を持ち寄ってください
    余裕がある方は是非作って来てください
    (ない人は買ったものでもオッケー!)
    みんなで楽しくご飯をシェアし合おう!!!

    参加費
    道場はギフトエコノミーで実現しているので、
    恩を送りたい方はどんな形でもウェルカム。
    お金でも、ものでも、技術でも、時間でも、なんでも。
    みんなのギフトで素敵な拠り所を育んでいます。

    ギフトエコノミーについてはソーヤー海の
    費用の理念】を読んでください。

    see you there!
    道場チーム

    Saturday, June 3, 2017

    【記事】女子が語るアーバンパーマカルチャーのムーブメント

    仲間のじゅんじゅん(順子ちゃん)から送ってもらった記事。佳奈ちゃんはベイエリアのアクティビスト仲間。記事に出てくるAlemany Farmは色んな意味で面白いよ。エディブルシティーって映画にも出てくる、アーバンファームのパワフルな事例。




    *テキストは一部省略してます

    環境と身体に優しい食。そして、安全な食

    いま、日本や西欧諸国でオーガニック(有機栽培)が注目を集め、最近ではベジタリアン(菜食主義)やヴィーガン(乳製品も食べない完全菜食主義)も増えている。このような食への関心は、SNS世界のおとぎ話ではない。農業界からもパーマカルチャー(※1)やアグロエコロジー(※2)といった新しい農業のあり方が提案され、現代は様々な角度から「食」が捉え直されている時代なのだ。
    アーバンファーミングもその運動の一つ。都市の真ん中にガーデンやファームをつくり農業を営む“都市農業”だ。地域と連携を深めながら人々の交流を促すコミュニティファームやコミュニティガーデンも「食を通じて社会を考える場」として機能している。

    都市農業でコミュニティづくり

    伶奈 佳奈さん、順子さん、よろしくお願いします。最近「健康であれ、かつ地球に優しくあれ」という風潮をどことなく感じていて。でも日本だと、例えばオーガニック食品はとても高価だし、そういった関心がある人は、道徳的に偉いというよりも意識高い系だというイメージがある。もちろん“安全”はよいことだし、食は人間が避けられないテーマだから、もっと身近に考えることができたらいいなと思って取材させていただきます。
    順子 ではまず私から、佳奈さんの現在の活動とそれに至るまでの経緯をざっくり聞きたいと思います。
    佳奈 大学院の在学中に、モザンビークの農民の活動について研究をしてたの。外国資本や現地政府が推し進める工業的な農業生産と、現地の人が支持する環境や社会に負荷の少ない農業手法の対立関係が当時のテーマ。オランダで研究をしていたときに、現在のパートナー、アントニオに出会って、いまカリフォルニア州ベイエリア在住です。アントニオは2005年にサンフランシスコの中心部でAlemany Farmというコミュニティファームをゲリラ的に開始したの。今は一緒に、Alemany Farmをはじめ、都市農業を広める活動や食料システムを変えていくための制度作りをしてる。
    順子 活動を始めたきっかけは?
    佳奈 アメリカでもオーガニックの食べ物はとても高くて、例えば低所得層の人は安全な食べ物にアクセスできない。そういう人たちに安全な食べ物を無料で提供する場をつくりたい、というのがこの活動の動機。
    順子 Alemany Farmの特徴はどんなところ?
    佳奈 Alemany Farmの理念は主に4つ。
    1.   安全で美味しいオーガニックの食料を無料で提供:格差や人種の違いに関わらず誰でも安全な食料にアクセスできるようにする
    2.  食育の場づくり:世代を超え、食べ物や環境に関する知識を深める教育の場にする
    3.  技術訓練の場づくり:持続可能な社会の実現のために自分で食べ物を育てる技術を学ぶ
    4.  コミュニティづくり:初心者向けガーデニング講座などを開催。多様な仲間から成り立つコミュニティ、コミュニティのリーダーを育てる
    Alemany Farmでは、働いてくれたボランティア全員に栽培した食べ物を分け与えているの。ここでの労働は教育の役割も担っていて、多様な人たちと食べ物の作り方を学ぶことを通じて「食べ物はスーパーで買うもの」ではなく「育まれた命をいただくもの」という意識変革の場にもなっている。田舎ではなく都会で農業をしているのは、それを押し進める上で一番効果的だから。
    今後、誰でも食べ物を作れるようになる技術と知識が大事になってくると思うんだ。未来を見据えた時に現在の社会のあり方じゃどう考えても持続可能ではないと思っているから。だから技術訓練の場としても畑を提供している。実際に、訓練を受けた人が別の場所でコミュニティファームを開くなど、少しずつ拡大はしてると思う。いまでは、Alemany Farmはアーバン・ファーミング運動としてサンフランシスコで一番大きいファームに成長したの。
    記事の続きはここ


    Friday, June 2, 2017

    【ギフト】本質的な豊かさ「得る人から与える人へ」

    今日のアウェイキンサークルでパートナーがシェアした言葉

    Shifting my mindset from

    what can I gain?

    to

    what can I give?


    ギフトの仲間たちから
    よく聞くメッセージ

    「何が得られるか?」という考え方から

    「何を与えられるか(ギフトできるか)」にシフトしたら

    あなたの心どう変わるだろうか?

    ちょっとずつこう考える人が増えたら

    社会はどう変わるだろうか?



    より多く得る、勝ち取る、儲かるから

    より多く与える、思いやる、手放すことに

    本質的な豊かさがあるんじゃないかな?



    損得じゃなくって

    愛に動かされよう

    Thursday, June 1, 2017

    【仲間】テンダーがビッグイッシューの特集に



    仲間のテンダーが『ホームレスが売る雑誌「ビッグイッシュー日本版」』で特集されたよ。1冊350円で180円が販売者の収入になるらしい。僕も、本当はもっとホームレスという人類の課題に取り組みたいんだけど、まだ全然踏み込めてない。僕は家があって心地よい暮らしをしているのに、ホームレスや難民がなんとかサバイバルしているのは、やっぱ心が痛むな。

    ホームレスをテーマとした僕が好きな取り組みは、ポートランドのディグニティービレッジ(参考記事1。鈴木なおブログ2。Be Inspired!3。Cocorone)や僕も参加していたカリフォルニアのサンタクルーズにあるホームレスガーデンプロジェクト(1。MYLOHAS 2。Happier in California)。仲間のレミちゃんが教えてくれたwotopiの「野菜と人を育てるホームレス農園」も興味深い。

    大事な脱線をしてしまったけど、なんの話だっけ。。。。そうだ、テンダー!Check him out! テンダーの願いは、彼に興味を持つだけではなく、共に実践する仲間を増やすこと。僕もそう。だから、一緒に実践していこう!そして、そのタネを周りにどんどん撒いていこう。
    特集 「わが家電力」、自立電源生活レシピ

    鹿児島県の山奥で、電気・水道・ガスを契約しないという"フルオフグリッド"の生活を送る、テンダーさん。年間家賃1万円の家「てー庵」に住み、電気は自作の太陽光発電システム、調理と暖房の熱源は薪から、風呂のお湯は太陽熱、水は裏山の水源から引く。
    でも、電気の自給はできるの? 暮らしに必要な電気の強さは12ボルト以下でいい。テンダーさんは、太陽光発電に必要な道具も仕組みも簡単で、お金もかからない、小学生にもできる「わがや電力」を考えた。

    ストイックな暮らし? ニコニコとテンダーさんは言う。「一般的な家電はひと通り使えています。暖房は薪ストーブだし、冬でも蛇口をひねれば、太陽熱温水器を通った温かいお湯が出てきます……。この暮らしを始めて3年。個人として低負荷な暮らしはやっぱり簡単でした!」

    テンダーさんを訪ね、"フルオフグリッド"の生活を取材、あなたもしたくなる「わがや電力」のレシピを大公開します。

    bigissueより