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Wednesday, July 29, 2015

an an 【第20話】50年間サンフランシスコのど真ん中で、無料で食べ物を配り続けるツリーさん。

マガジンハウスの編集をしていた、
ギフトエコロジーツアーに参加した
あやちゃんのギフトの冒険。

第20話は僕の一押し革命家、
パンチョの一押し愛の革命家
Treeさん。初対面の時は、
気付かずに素通りしてしまった。
センサーが故障しているのかな?
普通に見えて凄い人はいっぱいいる。
僕は日々、気付かずに生きてしまっている。
みなさんも気を付けて!

会いに行ける人は彼も超おすすめ!!!
カリフォルニアのサンフランシスコにいるよ。
日曜日のFree Farm StandでもFree Farmででも。
またまた溢れる愛の持ち主。
この人は生き方の達人でもある。

ツアーの第一話は【第18話】ついにヒッピーになる?!

ツアー第二話は【第19話】ギャングの巣窟で家を開放するヒーローたち。

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【第20話】50年間サンフランシスコのど真ん中で、無料で食べ物を配り続けるツリーさん。

カリフォルニア州・オークランドにあるギャングの巣窟で家を開放するパンチョとサム。彼らの自宅滞在中に今の自分が出来る、“ワタシサイズ”のギフト生活から始めてみようと思った私です。そして彼らのヒーローだというひとりの男性に会いにいくことになりました。

向かった先は、サンフランシスコ・ミッション地区。ここはもともとヒスパニック系移民が生活の場としてきたエリアですが、近年はGoogle、Twitterなどのテック系住民が移住して地価が大高騰、トレンドスポットとしても話題の場所です。人気ベーカリー「タルティーヌ・ベーカリー」には大行列が、そして昔なじみのメキシカン商店なども立ち並ぶ賑やかな街です。通りを何ブロックか歩くと、ワイルドに成長した木々が垣根を越えて顔を覗かす、都会のエアポケットが。ここは“The Free Farm(フリーファーム)”と呼ばれる、誰でも入ってアクセスできるガーデンファーム。「都会のど真ん中にこんな立派な庭があったのか!」。半年間サンフランシスコで生活していましたが、全く知りませんでした。私が借りている部屋のオーナーもまた、40年以上サンフランシスコで生活しているけれど初耳だったと言います。

フリーファームに一歩足を踏み入れると、まず鬱蒼と生い茂った竹林に圧倒されます。さらさらという竹の音に耳をすませば「ここって本当にサンフランシスコのミッション地区?」と、とても穏やかな気持ちに。静かなときが流れる庭にはアーティチョーク、栗、アボカド、プラムにナッツと、食べられる植物もたくさん植えられています。世界で3本の指に入るほど地価が高いと言われるサンフランシスコのミッション地区。そんな場所でこれほど広大な庭を開放している人とは一体どんな人なのでしょう? 収穫した作物や肥料などもすべて無料で人に提供し、野菜や果物の栽培法も無償で教えているといいます。さらには毎週日曜日にこちらでの収穫物に加えて、近くの庭やさまざまなファーマーズマーケットなどから余った食べ物を集め、公園で無料配布しているとか。シリコンバレーが近いサンフランシスコだから、スティーブ・ジョブズのようなテック長者が一山当てた後、ギフトの世界へと転向したのでしょうか? 

リアルドワーフ登場?

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