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Wednesday, September 24, 2014

気候変動危機と最近のニュース



私たちの生存に一番恐ろしい環境問題は
気候変動だと僕は信じている。

これは地球で生活できなるという危険がある問題。
原発とかテロとは規模が違う(それらも恐ろしいけど)。
難しいのが、今の経済システムと私たちの生き方が、
石油ベースである事。
気候変動を推進するのが私たちの日常。

そして、政治や軍(特にアメリカ、中国、ロシア、サウジアラビア)が
石油産業と結託している現状も難題。
原子力村を遥かに超える石油帝国。

まじめに取組まないと未来がない。

そういう理由で僕はパワーシフトジャパンとThe Future Japanという
活動を立ち上げ若者を巻き込みながら活動している。
気候変動も原子力もないみんなが大事にされる世界に住みたい。

異常気象が日常になってきたことに気づこう。
気づいたら、次はアクション。
今、地球上のみんなの協力が必要。

一緒に動こう!




1。過去最大の「気候マーチ」67万人以上  -  AVAAZより

今から数ヶ月前、私たちAvaazコミュニティは凄まじい目標を立てました – 気候変動を阻止するための史上最大規模の運動を巻き起こすことで。そして昨日、世界中で行われた私たちの気候マーチは当初の期待を大きく上回り、過去の運動と比べ6倍もの規模に膨れ上がったのです!!ニューヨークのマーチは、市内を80ブロックにわたり埋め尽くしました。 


そして、こちらがロンドン、ベルリン、カトマンズ、パリ、デリー、そしてメルボルンの様子です:



世界各国各地域で、67万以上もの人々が「気候マーチ」に参加しました。それはまさに、気候変動が脅かすすべての存在への愛を、そして私たちは世界を救い100%クリーンエネルギーで社会を動かすことができるのだという希望を表す美しいひとときでした。クリックして、ぜひこの日の写真をもっとご覧ください: 

https://secure.avaaz.org/jp/climate_march_reportback/?bEPthab&v=46396 

そう、わしたちは歴史を創ったのです。ですが、これはまだ始まりに過ぎません。今から15ヶ月後、パリ気候サミットが開催されます -- そのときこそ大胆な気候対策が生み出されなければなりません。各国政府は来年3月までに、それぞれの気候対策の目標を設定すると公約しました。つまり私たちの運動も、今後はまず国レベルの目標達成に集中するため分散しますが、同時にパリのサミットまでに繰り返し、そしてさらに大きく、指導者たちが従わざるを得なくなるほど、100%クリーンへの変化を求めていくのです。私たち皆が待ち望んだ大規模なムーヴメントは今、始まったばかりです。 

感謝の気持ちを込めて、 

リッケン、エマ、アリス、イアン、ナタリア、パトリ、オリー、ディエゴ、リワン、そしてAvaazチーム 


PS – 私たちは非営利組織350をはじめとする多数の団体と協力し、この日を実現できました。ですが、私たちコミュニティは昨日踏み出した大きな一歩を誇りに思い祝うべきです。Avaazチームとコミュニティは、開催されたマーチやイベントの大半で中心的な役割を果たしました。英国紙「ガーディアン」は気候マーチをAvaazの「組織的勝利」と呼び、英国放送協会BBCは「今回世界各国で行われた気候マーチは、SNSサイト・Avaazの組織としての力があったからこそ、過去最多の市民が気候対策を求め街頭に繰り出した」と報道しました。私たちは数百人のオーガナイザーや何千人ものボランティアを動員し、また、コミュニティのみなさんの寄付から多額の資金をこの取り組みに提供しました。現代が抱える課題は、より良い社会を築くよう皆に呼びかけているのであり、私たちはこの運動を新しく効率的なムーヴメントへと変化させ発展させることで、それを成し遂げました。そして、「オンライン」として存在していたそのムーヴメントが、今後同時に「オフライン」で活躍するようになったのです。協力してくれたみなさんにただただ、大きな感謝の気持ちを送りたいと思います。 


2。ロックフェラー兄弟財団、化石燃料投資から撤退宣言

これはビッグニュース!多分、日本では殆ど知られていないけど。
ExxonMobilは積極的に気候変動懐疑論のPRを
してきた世界最大の民間石油会社。
日本ではエッソ、モービル、ゼネラル。
2000〜2003年だけでも800万ドル(8億円近く)を
気候変動懐疑論を推進する団体に出資していた。(参考文献

以下の記事はAFPよりhttp://www.afpbb.com/articles/-/3026745

【9月23日 AFP】世界最大の石油財閥であるロックフェラー一家(Rockefellers)が22日、化石燃料に対する投資を止めると発表し、米ニューヨーク(New York)で23日に開かれる国連(UNの気候変動サミットにとって大きな後押しとなりそうだ。
 サミットを翌日に控え、民間機関や個人、地方自治体などによる連合はこの日ニューヨークで、化石燃料に対する計500億ドル(約5兆4000億円)以上の投資撤退を宣言した。この連合には資産規模8億4000万ドル(約900億円)のロックフェラー兄弟財団(Rockefeller Brothers Fund)も含まれており今後、化石燃料との関わりを可能な限り減らし、また環境に最も有害なエネルギー源とされる石炭灰と油砂(オイルサンド)へのすべての投資を止めると発表した。
 ロックフェラー兄弟財団は、ジョン・D・ロックフェラー(John D. Rockefeller)の子孫たちによる財団。石油王ロックフェラーが創始したスタンダード・オイル(Standard Oil)の後身である世界最大級の石油大手、米エクソンモービル(ExxonMobil)は、気候変動に関する取り組みの敵となることが多い。
 化石燃料産業全体の規模に比べれば投資撤退の規模は小さいが、気候変動問題に取り組む人々からは歓迎の声が上がっている。南アフリカのデズモンド・ツツ(Desmond Tutu)元大主教は、この宣言を歓迎するビデオ・メッセージを発表し「私たちはこれ以上、化石燃料への依存を支えるわけにはいかない」と述べた。(c)AFP/Shaun TANDON


3。(堅いけど)大事な仕事をしてくれている気候ネットの声明文

明日9月23日、潘基文国連事務総長の主宰で気候変動サミットが開催される。
気候サミットは、来年2015年の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で
採択が目指されている温室効果ガスの大幅な削減を含む国際合意に向け、各国首脳が
政治的な意思を表明する場である。120カ国を超える首脳の参加が予定されており、
各国首脳たちによる政治的コミットメントによって、人類が直面する気候変動問題の
解決のために、気候変動交渉が加速し、着実な合意形成へつながることが求められて
いる。

 もはや気候変動問題は私たちにとって遠い将来の影響ではなく、すでに集中豪雨や
干ばつ、夏の高温化などとともに現実の被害があらわれ始めている。温室効果ガスの
大幅削減や適応に向けた取組みはこれ以上遅らせることはできない。サミット開催を
前にした21日には史上最大とも言われる大規模なマーチが、ニューヨークを始め世界
中で開催された。世界中の市民が行動を求めている。

 この気候サミットでは、各国の首脳が覚悟を持って各国が野心的な目標を掲げ、積
極的に取組みを進める決意を確かにすることが求められる。

 日本においては、気候変動交渉に向けた中期の削減目標の議論すらはじまっておら
ず、削減目標や具体的行動を提示する準備ができないまま、気候サミットの開催とな
ってしまった。今年4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」では原発や石炭火力
発電をベースロード電源と位置づけ、福島第一原発発電所の事故の反省もなく、また
気候変動への取組みに全く意欲が見られない。このような日本の現状は、世界の気候
変動への取り組みの潮流から大きく逸脱し、逆行さえしている。

 サミット開催にあたり、日本から出席する安倍首相には、日本の気候変動対策への
強い覚悟と決意を示し、これまでの開発重視路線から大きくシフトすることを求
めたい。そして、気候サミット後には次の政策にとりかかるよう求める。

1.中期目標の議論を速やかに開始し、国内政策の検討を開始すること。目標は
2030年に少なくとも40~50%削減(1990年比)とすること
2.石炭火力発電の利用を速やかに見直し、国外への融資・支援を停止すること
3.気候変動対策としての原発を位置づけず、再生可能エネルギーや省エネを大
幅に進める政策へと舵をきること
4.以上の議論を、民主的で透明性のある開かれたプロセスで実施すること

以上

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