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Saturday, July 5, 2014

お金がすべてではない / ソーヤー海くんと話して

*MLにながしたもの

9日の沖縄革命パーティーの準備会議が朝1時頃に行われた。
3時過ぎまでポールダンス用のポールがあるバーで打ち合わせ。
今までにない体験。
企業研修の後はこれ。
でも、目的は一緒。
共生革命の実践。

さて、その夜にveganシェフをやっているさよこちゃんと
意識、【現実】、瞑想やお金の事について真剣に話してた。
それを素敵な感じで表現してくれているので、
みんなとシェアします。

オリジナルは

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お金に行き詰まるという状況は、これまで何度も経験した。
支払わなければならない費用はたくさんあるのに、収入がないという状況。。。
一番ひどいといえる時期は、お店をやっていたとき。

立ち上げてすぐに売上が当初の見込みを大きく下回り、
営業内容そのものを大幅に見直しながら、
なんとか一人でも多くのお客様に来ていただけるように、
そしてなんとか100円でも多くの売上が上がるように、
そればかりを考える毎日だった。

なぜ売上が低かったのか。。。
それはいろんな原因が考えられる。
でもある時、ふと気がついた。。。それを考えることに意味があるのだろうかと。
とにかくリアルなのは、生活が成り立っていない現状なわけで、
その原因を特定したところでどうしようもないのだ。

まずは動け!
答えが分からないままの私はそう考えて
突き動かされるように、ぼろ雑巾さながら働く日々が始まった。
朝早くから深夜まで。。。一日中、厨房に立ち調理する毎日に売上は3倍になったものの、
決して幸せでも満足でもなかった。。。

「お金を手にするためには、必死になって頭と身体を酷使しなければならない!」
そんな観念が自分の中にあることを、つくづく感じる日々。
それは、私の育った家庭環境が大きく影響を与えている。

しかし。。。その観念は現実でもなければ真理でもない。
お金がなければ生活できないというのは、実は刷り込まれた情報なのだ。
目の前にあるお札は紙切れだし、
銀行に預金しているお金は通帳に刻まれる数字にしか過ぎない。
けれど私たちは、この紙切れや数字の大きさでいろんなものの価値を判断している。

お金の循環に左右されない生き方を目指したい。。。
そんな風に数年前から、何となく考えていた。
でもそんな私の新たな理想に対して、強固に立ちはだかる壁の存在がある。
それは、私自身の強い思い込みの観念である
「お金がなければ生活できない。」という壁だ。

確かにお金がなければ生活できない。
でも実は、それだけでもない。
お金がなくても生きていけるはずなんだ。。。

理想に踏み出したい自分と、思い込みの観念に屈する自分という揺らぎの中で、
一向に光を感じられずに過ごしてきた。
ところが昨夜、唐突に光を見せてくれる人に出会ったのだ!
ソーヤー 海 という、パーマカルチャーの活動家がその人。
TOKYO URBAN PERMACULTURE HP / TUP 創作者 Kai

彼はドネーションというスタイルで活動しているという。
その彼と話すことになったのは、友人がオーガナイズするイベントに、
フードを頼まれたことから。
TAKE A DAY OFF

昨夜はこのイベントのミーティングで、私はそこに参加していて、
その席でガッツリ海くんと話すことができたのだった。
いろんな話ができて、たくさんの刺激を頂けたのだけど、
一番印象に残ってるのが本日のブログのテーマでもある、
お金に関する思い込みを手放すことについて。。。
これができれば、今よりももっと自由に生きることができるはずで、
彼はその道をすでに歩いている人だ。
海くんの録音インタビュー

その彼に聞いてみた。
不安はないのかと。。。
すると彼は屈託のない笑顔でニッコリ答えた。
「もちろん不安はたくさん感じるよ。でも、その不安を感じてる自分を判断せずに
受け入れるんだ。その感情も含めて丸ごと、承認する。」
そうそう、彼の印象的な言葉のもうひとつが共感。
善悪、正邪。。。そのような判断をせずに、とにかく目の前にいる人にただただ共感する。
その人の行為や思想などの根底にある、魂の光とでも言うべき、
その人の根幹を見ようとすることだ。。。
これも、私がアタマだけで知っていて、全然実践出来てないことのひとつ。

そこでまた聞いてみた。
ある瞬間にはそのように共感出来るんだけど、
多くの瞬間にはやはり判断している自分がいて、共感出来ないことも多い。
どうすれば共感し続けることが出来るの??と。
そこでも彼はその笑顔で答えてくれた。
「それはもうその瞬間瞬間、とにかく意識して共感を選択するということしかないよ。
アタマで分かったから、気づきを得たから、それでこれまでの習慣が変わることなんてない。
僕でも日々、判断している自分を認めてるよ。
ただ、その判断している自分も判断せずに受け入れるんだ。
するとね、思いやりがどんどん溢れてくるよ。」

ここでもやはり出た!
瞬間瞬間の意識こそが大切なんだ。
何を知ってるのか、何に気づいてるのか、何を理解してるのか。。。ではなく、
どんな行動を選択しているのかが大切なんだ。
その瞬間に生きるということについても質問してみた。
海くんはヴィッパサナー瞑想を勧めてくれた。
ヴィッパサナー瞑想 / Wikipedia

彼はこの瞑想により、しっかりとした自分の答えを見つけることができたという。
だからこそ、理想の生活に踏み出せたのだと。
確かに私も、明け方の瞑想を日課にしていた2年半で、
自分とリアルにコミュニケーションできたという経験がある。
瞑想というのは自分との対話。
取り巻くすべての要素を排除して自分に向き合う。
普段生活していて実は、ずいぶん私たちは自分自身をお座なりにしているもんなんだよね。
5分なら5分。。。じっとするだけ。
そこで聞こえてくるもの、見えてくるものが偽らざる自分。
それはある意味とても過酷な現実でもある。
でも、現実なんだ。
そこを見るのか、見ないですませるのか。。。
それは人それぞれだし、正解も不正解もない。

ただ、私は見たい!
自分自身を!
世界の本質を!
宇宙の真理を!
人間の魂の持つ光を!
奇跡の瞬間を!

そういえば。。。こんな風に強く思っていた時期というのはまさに、
冒頭で書いたお金に行き詰まってた日々だった。
もがいてもがいて。。。手当たり次第にとにかく、この現実の意味を理解しようとした。

そんな中で掴んだのが瞑想であり、タロットであり、数
秘術、占星術であり、シュタイナーだった。
そう、すべて目に見えない世界のものばかりだ。
目に見える世界は虚像で、その裏側にある本質が目に見えない世界。。。
このことを理解したのは、お金に行き詰まる状況の経験を通してなんだ。

そしていま、まさに、その状況が再現されている。
私を取り巻く経済状況は破綻している状態だ。
そのいま、迷いと不安を抱える私に光を見せてくれたのが昨夜の海くんだ。
私の行きたい先を歩いている海くんが見せた光は、確かにリアルに私の目に届いた。
そしてこれから、その光をみた私がすべきことは、
毎日の瞬間に自分でその光を見つけ続けること。
その連続でしかないとハッキリ理解できた。
費用の理念
TOKYO URBAN PERMACULTURE HP

認めたい自分も認めたくない自分も、丸ごと判断せずに受け入れて、自分に共感しながら。

そんな光を私だけにではなく、今回の沖縄滞在でたくさんの人にワークショップを通じて
海くんは見せてくれます!
先にリンクしましたイベント、「TAKE A DAY OFF」で海くんの光を見てください!
私は最終日のパーティでフードを出します!
そこでもお会いできることを楽しみにしています!